STUBHUB(スタブハブ)の経営に変化が出ています

MLBの公式の再販チケットを取り扱っているのがアメリカの大手リセールチケット会社の1つであるSTUBHUB(スタブハブ)になります。
STUBHUBは、買収により国際的なチケット販売を展開してきました。
STUBHUBジャパンもそのうちの1つでした。
2019シーズンまでは、STUBHUBジャパンでも「公式のリセールチケット」が買うことができたので、日本のファンには、安心して購入ができるサイトの1つではありました。
しかし、2020年1月にアメリカのチケット業界を揺るがすような大きなニュースが入ってきました。

「スイスに拠点を置くViagogo社は、eBay社からStubHub社を約40億ドルで買収」

Viagogoは、STUBHUB同様、大手リセールチケット会社の1つになります。
しかしながら、イギリスの市場庁の様な規制当局から、チケット再販のマーケットリーダーである2社が同じ会社になることへの懸念から、この取引が保留になっていました。

Viagogoは、2021年初めに北米以外のStubHubの事業体”Stubhub International"を切り離して、他会社に所有させることで規制当局から買収の承認を得ました。
そして、今回、マサチューセッツ州のDigital Fuel Capital LLC という投資会社が"Stubhub International"を買収することになりました。

これにより、Viagogoは今まで通りの販売スタイルを維持することができ、北米のStubHubはViagogoの子会社として所有・運営されます。

英国、ドイツ、フランス、スペイン、その他の国際市場で運営されている”Stubhub International”の事業は、Digital Fuelの傘下で運営されるという事になりました。

もともとアメリカのSTUBHUBを使っていた方は、ほとんど影響がないと思われます。
しかし、大きなポイントとなりそうなのは、STUBHUBジャパンのユーザーです。発表があった2021年9月以降、STUBHUBジャパンのサイトからMLBチケットが買えない状況になっています。
プレスリリースを見る限り、北米イベントとインターナショナルを切り離すということですので、おそらく2022シーズン以降は、STUBHUBジャパンではMLBのチケットは買えないのではないかと思われます。
その点を考慮しながら、チケットを探すようにしてください。

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