MLBの歴史で多くのスーパー・スターが排出されました。今回の記事では誕生年をグループとし、その年の最高の野球選手を統計値から紹介するものです。その指標としてここではWARを使用します。WAR を使用するのは、完全な指標とは言えないものの、ポジション、時代を超えて選手を比較するのに最適な数値であると判断しました。では、2001年生まれから1847年(殿堂入り選手が初めて輩出された年) までさかのぼります。
まずは1960年代~2000年代をご紹介します。日本人選手は赤字で表示しています。皆様と同期の選手は誰ですか?
2000年代
2001年:ワンダー・フランコ (6.1 WAR)
注目の同期::マイケル・ハリス II、ガンナー・ヘンダーソン、ヴォーン・グリソム、フランシスコ・アルバレス、エゼキエル・トバー
2000年:フリオ・ロドリゲス (6.2 WAR)
2022 年アメリカン・リーグの新人賞を受賞。
注目の同期::ボビー・ウィット・ジュニア、コービン・キャロル、ライリー・グリーン、ノーラン・ゴーマン、ガブリエル・モレノ
1990年代
1999年:フェルナンド・タティス・Jr. (13.6 WAR)
注目の同期: ウラジミール・ゲレロ・Jr.、ハンター・グリーン、オズワルド・カブレラ、リード・デトマース、アンドレス・ムニョス
1998年:フアン・ソト (23.2 WAR)
注目の同期: ボー・ビシェット、アンドレス・ヒメネス、アドリー・ルッチマン、アレック・マノア、スペンサー・ストライダー
1997年: ロナルド・アクーニャ・Jr. (17.6 WAR)
注目の同期: オジー・アルビーズ、ヨルダン・アルバレス、オースティン・ライリー、カイル・タッカー、ルイス・アラエス
1996年::ラファエル・デバース (15.2 WAR)
注目の同期: フリオ・ウリアス、ローガン・ウェッブ、グレイバー・トーレス、ジョナサン・インディア、エロイ・ヒメネス
1995年:コーディ・ベリンジャー(17.8 WAR)
ナショナル・リーグ新人王、MVP アワード、ゴールド・グラブ賞
注目の同期: サンディ・アルカンタラ、ディラン・シーズ、シェーン・ビーバー、ザック・ガレン、ゲルマン・マルケス
1994年:カルロス コレア (39.5 WAR)
2015 年アメリカン・リーグ新人王
注目の同期:大谷翔平、アレックス・ブレグマン、コーリー・シーガー、コービン・バーンズ、ウォーカー・ビューラー
1993年:フランシスコ・リンドー(36.6 WAR)
注目の同期:トレア・ターナー、アーロン・ノラ、マット・チャップマン、バイロン・バクストン、ティム・アンダーソン
1992年:ムーキー・ベッツ(56.4 WAR)
2018 年アメリカン・リーグMVP、6 回のゴールド・グラブ賞
注目の同期:アーロン・ジャッジ、ブライス・ハーパー、マニー・マチャド、ホセ・ラミレス、ザンダー・ボガーツ
1991年:マイク・トラウト (82.4 WAR)
注目の同期:ノーラン・アレナド、クリスチャン・イエリッチ、J.T. リアルミュート、ロビー・レイ、ケビン・ガウスマン
1990年:ホセ・アルチューベ (46.5 WAR)
2017年アメリカン・リーグMVP
注目の同期:ゲリット・コール、ザック・ウィーラー、マーカス・セミエン、アンソニー・レンドン、サルバドール・ペレス
1980年代
1989年:フレディ・フリーマン (49.0 WAR)
注目の同期:ジャンカルロ・スタントン、アンソニー・リッツォ、ジョージ・スプリンガー、クリス・セール、マディソン・バムガーナー
1988年:クレイトン・カーショー(75.9 WAR)
サイ・ヤング賞を3 回受賞
注目の同期:ジェイコブ・デグロム、スティーブン・ストラスバーグ、クレイグ・キンブレル、スターリング・マルテ、エルヴィス・アンドラス
1987年:ポール・ゴールドシュミット (58.5 WAR)
2022年ナショナル・リーグMVP
注目の同期:バスター・ポージー、ホセ・アブレウ、J.D. マルティネス、マイケル・ブラントリー、ジャスティン・アプトン
1986年:フェリックス・ヘルナンデス (49.7 WAR)
2010年アメリカン・リーグサイヤング賞
注目の同期: アンドリュー・マカッチェン、ロレンゾ・ケイン、ジョニー・クエト、コーリー・クルーバー、ダルビッシュ・有
1985年:エバン・ロンゴリア (58.1 WAR)
2008年アメリカン・リーグ新人王
注目の同期:ジョシュ・ドナルドソン、デビッド・プライス、アダム・ジョーンズ、カルロス・ゴンザレス、ヨエニス・セスペデス
1984年:マックス・シャーザー (71.7 WAR)
サイ ヤング賞を 3 回受賞
注目の同期:ジョン・レスター、ライアン・ジマーマン、ジャスティン・ターナー、トロイ・トゥロウィツキー、プリンス・フィールダー
1983年:ジャスティン・バーランダー (77.7 WAR)
サイ・ヤング賞3 回受賞
注目の同期:ミゲル・カブレラ、ザック・グレインキー、ジョー・マウアー、ジョーイ・ボット、コール・ハメルズ
1982年:ロビンソン・カノー (68.1 WAR)
注目の同期:エイドリアン・ゴンザレス、イアン・キンズラー、ヤディアー・モリーナ、デビッド・ライト、フランシスコ・ロドリゲス
1981年:カーティス・グランダーソン (47.2 WAR)
注目の同期:アダム・ウェインライト、ベン・ゾブリスト、カール・クロフォード、ジャスティン・モーノー、ジェイク・ピーヴィ
1980年:アルバート・プホルズ(101.6 WAR)
注目の同期:マーク・テシェイラ、マット・ホリデイ、ネルソン・クルーズ、CC サバシア、ホセ・バティスタ
1970年代
1979年:エイドリアン・ベルトレー(93.5 WAR)
注目の同期:マーク・バーリー、ヨハン・サンタナ、ブランドン・ウェッブ、ライアン・ハワード、ジェイソン・ワース
1978年:チェイス・アットリー (64.5 WAR)
注目の同期: クリフ・リー、ジミー・ローリンズ、アラミス・ラミレス、ビクター・マルティネス、バリー・ジトー
1977年:カルロス・ベルトラン (70.1 WAR)
注目の同期:エリック・チャベス、ロイ・ハラデイ、アンドリュー・ジョーンズ、ロイ・オズワルト、ケリー・ウッド
1976:年:ランス・バークマン (51.9 WAR)
注目の同期:トロイ・グラウス、ポール・コネルコ、エドガー・レンテリア、アルフォンソ・ソリアーノ、マイケル・ヤング
1975年:アレックス・ロドリゲス (117.6 WAR)
アメリカン・リーグMVP 3回受賞
注目の同期:デビッド・オルティス、ウラジミール・ゲレロ、スコット・ローレン、トリイ・ハンター、ティム・ハドソン
1974年:デレク・ジーター (71.3 WAR)
注目の同期:ボビー・アブレイユ、ミゲル・テハダ、松井秀喜、ジョー・ネイサン、R.A. ディッキー
1973年:トッド・ヘルトン (61.8 WAR)
注目の同期:イチロー、バートロ・コロン、マイク・キャメロン、ノマール・ガルシアパラ、ジョニー・デイモン
1972年:チッパー・ジョーンズ (85.3 WAR)
注目の同期:マニー・ラミレス、カルロス・デルガード、ショーン・グリーン、アンディ・ペティット、ブラッド・ラドケ
1971年:ペドロ・マルティネス (83.9 WAR)
サイ・ヤング賞3 回受賞
注目の同期:イヴァン・ロドリゲス、ビリー・ワグナー、ブライアン・ジャイルズ、ジェイソン・ジアンビ、レイ・ダーラム
1970年:ジム・トーミ (73.1 WAR)
注目の同期:ジム・エドモンズ、ホルヘ・ポサダ、ハビー・ロペス、クレイグ・カウンセル、マーク・グルジエラネク
1960年代
1969年:ケン・グリフィー・ジュニア (83.8 WAR)
ゴールド・グラブ賞10 回、シルバー・スラッガー賞7 回、1997年アメリカン・リーグMVP
注目の同期:マリアノ・リベラ、フアン・ゴンザレス、トロイ・パーシバル、ロブ・ネン、ブレット・ブーン
1968年:マイク・ムッシーナ (82.8 WAR)
注目の同期:ジェフ・バグウェル、フランク・トーマス、ロベルト・アロマー、マイク・ピアッツァ、ゲイリー・シェフィールド
1967年:ジョン・スモルツ (69.0 WAR)
注目の同期:トレバー・ホフマン、ケニー・ロフトン、ルイス・ゴンザレス、ロビン・ベンチュラ、オマール・ビスケル
1966年:グレッグ・マダックス (106.6 WAR)
サイヤング賞4回受賞
注目の同期:トム・グラヴィン、カート・シリング、ラリー・ウォーカー、モイセス・アルー、ティム・ウェイクフィールド
1965年:ケビン・ブラウン (67.8 WAR)
注目の同期:クレイグ・ビジオ、マット・ウィリアムズ、アル・ライター、スティーブ・フィンリー、オーランド・ヘルナンデス
1964年:バリー・ボンズ (162.8 WAR)
通算ホームラン762 本、1 シーズンのホームラン 73 本はMLB1位
注目の同期:ラファエル・パルメイロ、バリー・ラーキン、ウィル・クラーク、ドワイト・グッデン、ブレット・セイバーハーゲン
1963年:ランディ ジョンソン (101.1 WAR)
サイ ヤング賞 5 回、奪三振数4,875個の両方で歴代 2 位
注目の同期:デビッド・コーン、エドガー・マルティネス、フレッド・マクグリフ、マーク・マグワイア、デビッド・ウェルズ
1962年:ロジャー クレメンス (139.2 WAR)
サイ ヤング賞 7 回、奪三振数4,672 回)は歴代3 位
注目の同期:エリック・デイビス、ジェイミー・モイヤー、ダリル・ストロベリー、トニー・フェルナンデス、チャック・フィンリー
1961年:ジミー・キー (48.9 WAR)
注目の同期:ドン・マッティングリー、アンドレス・ガララーガ、ジョン・クルック、ヴィンス・コールマン、ティム・ベルチャー
1960年:カル・リプケン・Jr. (95.9 WAR)
2,632連続試合出場
注目の同期:トニー・グウィン、カービー・パケット、ジョー・カーター、フェルナンド・バレンズエラ、ジョン・フランコ
(※このデータはこちらの記事を参考にしました。