テキサス・レンジャーズの本拠地であるグローブライフ・フィールドの座席についてのご紹介になります。
グローブライフ・フィールドの座席表
フィールドレベルの内野席:座席セクション 1 ~ 26
グローブライフ・フィールドの大きな特徴の一つは、フィールドレベルの内野席の構造と、スイート、プレミアムクラブシートが多い事ではないでしょうか。
大体の球場では、フィールドレベルの座席の最前列はフィールドとほぼ同じ高さの座席もあり、手を伸ばせば、フィールドを触れてしまう様な感じのお席ですが、グローブライフ・フィールドはレフトポールからライトポールまで、両チームのダグアウトとカメラマンブースを除くと、ほぼスイートやプレミアムラウンジに囲まれている造りになっています。(写真の黄色線)
そのため、フィールドレベルの内野席とされる座席セクション1~26のお席は、最前列でも約1.5m~2m程、フィールドから高く造られており、選手やフィールドと同じ高さに近い座席はありません。
ですが、その分、座席セクション1~26は、全セクションが、「クラブシート」、「プレミアムシート」とも言えるようなフィールドレベル内野席の構造になっています。列の数も1列~8列、通路を挟んで9列~16列と列が極端に少なく、最後列がスイートになっています。また「レクサスクラブ」や「バルコンズ・スピークイージー」へのプレミアムアクセスがある座席は背もたれ、座る部分が柔らかいクッションの座席、また一般座席とされるセクションの椅子も座る部分は柔らかい材質になっているので、とても快適です。
また座席セクション1~26は、試合中はチケットを持った人しか入ることが出来ない「地下階」になっており、コンセッションスタンドも「ザ・TX ディストリクト」という屋内型のフードコートストリートの様な雰囲気になっており、基本的には座席セクション1~26のお客様しか利用できないため、混雑でごった返す事もありませんので、まさに他の球場では2階などに多い「クラブシート」とフィールドレベルにある「プレミアムシート」が合わさったような特徴のあるフィールドレベルの内野席になっています。
グローブライフ・フィールドのプレミアムシート
レクサスクラブ
レクサス・クラブシートは、セクション8から19の1列目から8列目までの座席になります。この座席はアルコールを含む飲食込みの座席になっており、レクサスクラブというラウンジで飲食も楽しむことができます。
このレクサスクラブラウンジは、このスタジアムの中で最もランクの高いラウンジとなり、座席セクションの通路12番と15番にレクサスクラブ専用の入口があります。
できるだけフィールドに近く特別な体験をしたいという場合は、この球場の座席の中でもベストシートの1つになります。
バルコネズ・スピークイージー
バルコネズ・スピークイージーシートは、セクション13と14の9列目から16列目の座席になります。
この座席もアルコールを含む(一部のハードリカーは有料)、飲食込みの座席になっており、チケットホルダーは、「バルコネズ・スピークイージー」という専用ラウンジで飲食を楽しむことができます。
お料理の品目としては、レクサスクラブの方が格上になりますが、基本的にはレクサスクラブより値段が安くなる座席なので、少し離れた位置からプレーを楽しむことを目的にして、飲食も楽しみたいというのであればぴったりの選択肢になります。バルコネズ・スピークイージクラブは「ザ・TXディストリクト」内にあります。
ユニークな座席
ワイルドラグデッキ
座席セクション134 & 135にある「ワイルドラグデッキ」。丁度、センターフィールドの中心からフィールドを見下ろしながら、ゆったりと観戦することができ、TVカメラの真後ろ又は真横にあるというユニークなお座席の1つです。テーブルサービスもあります。
カーバックブリューイング スカイポーチ ロッキングチェア
座席セクション 201~204
テキサスと言えば、カウボーイやステーキ、BBQなどの印象もありますが、このセクションには本物の木製のロッキングチェアがあります(もちろん指定席)。カーバックブリューイングはビールとBBQ料理を味わうことが出来ます。
ロッキングチェアに揺られて『テキサス』らしさを感じながら観戦できるユニークなお座席ではないでしょうか。