日本からマイアミへはどう行くか 乗り継ぎ便について

WBCの決勝ラウンドの開催の地であるマイアミは、日本から直行便はなく、東海岸の南の都市ですので、日本からは最も遠い都市の1つとも言えます。
マイアミへ行く場合、航空会社により経由地は異なりますが、ダラス、シカゴ、ニューヨーク、ワシントンDC、アトランタなどが代表的な経由地となります。
特に近年は、インターネットで気軽で航空券を買えるようになったため、注意が必要なのは、乗り継ぎの際の時間です。
ネットの航空券は、最低乗り継ぎ時間で案内されることがあり、この最低乗り継ぎ時間というのは、相当スムーズにいかないと乗り継ぎが間に合わないぐらいの時間になります。
(乗り継ぎ時間が2時間未満の場合は注意してください)

では、乗り継ぎの場合、どのような流れになるかご案内をいたします。

基本的には、どの米国内空港も、国際線からアメリカ国内線の乗り継ぎには、下記の様な手順は必要になります。

(1)空港到着・降機
(2)入国審査
(3)バゲッジクレームで預けた荷物を受け取る
(4)税関
(5)Connecting Flights (乗り継ぎ)の方へ行き、乗り継ぎカウンターに荷物を預ける
(6)外に出ることになるので、再度、乗り継ぎ便のターミナルのセキュリティーチェックを通る
(7)乗り継ぎ便の搭乗ゲートへ

まず、時間が読めないのが、(2)の入国審査です。
到着時間に他の航空会社などから多くの旅行客が入国することもあります。そのような場合は、まず入国審査でかなりの時間がかかります。
最低でもここは1時間ぐらいほしいところです。

この入国審査は、多少時間がかかるということは、ある程度の方は想定されると思いますが、乗り継ぎで最も注意しないといけないのは、(6)の「改めてセキュリティチェックを受ける」です。
国内線に乗る前に再度、セキュリティチェックがあり、アメリカのこのセキュリティチェックは、本当にストレスになります。
ほぼどの時間に行っても長蛇の列になり、少なくとも日本から到着する便の時間は、どの空港でもかなり長い列が予想されます。
ここは30分から1時間は見ておいたほうがよいポイントです。

これだけでも2時間はかかる計算です。
実際、飛行機が早く到着すると、結果的に最低乗り継ぎ時間でも乗れることもあるのですが、これに関しては、不確定要素が多すぎます。
できれば、乗り継ぎ時間は3時間ぐらいは欲しいところです。

往路は、基本的に日本からの国際線で米国に到着された場合は、一度、お預けになった荷物を受け取ります。
復路は、預けた荷物は、そのままスルーで最終目的地まで運ばれます。*荷物タグ(バッゲージタグ)の確認要。

日本からカナダで乗り継ぎをして米国に入国する場合

最安値の航空券がエアカナダなどだと、乗り継ぎ地がトロントということもあります。
その場合、カナダとアメリカの2つの国に入国することになるので、こちらはこちらで少し面倒です。
アメリカに入国する場合は、ESTAが必要ですが、カナダは、eTAというものがあり、「乗り継ぎだけ」の場合でもeTAの申請が不可欠になります。
ですので、もしカナダ経由でアメリカに入国する場合は、ESTAとeTAの2つの申請が大前提になります。

日本を出発し、カナダの空港に到着後すると、『アメリカ合衆国乗継ぎ US connections』の看板がありますので、そこに進みます。
手荷物のセキュリティー検査、預けた荷物のチェックをし、アメリカ入国審査は、カナダで行います。
よって、カナダ空港でアメリカ入国した事になります。

従いまして、実際の出入国検査は1回になります。
その後、アメリカ行きの飛行機の搭乗ゲートへ向かいます。
既にカナダでアメリカに入国していることになっているため、アメリカに到着した後は、入国審査はなく、そのまま荷物を受け取り、ホテルへ移動という流れになります。


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