エンゼルス観戦記2018

7月11日(水)パドレス対ドジャース

2日目、朝「エアーズホテル」のレストランで無料サービスの朝食をとる。

そして、急いで支度し、今日はこれから拠点をLAに移し、ハリウッドなど市内観光を楽しむ友人の奥さんと息子さんとアナハイムの駅で別れ、友人と2人で反対側のサンディエゴに向かう。

実は本来ならば、今日もエンゼルス戦を観る予定で、チケットも手配していた。
今度は1塁側に陣取り、イチローのサインをあわよくばゲットしようと目論み、さらにトラウト、プホルス、アップトンら右打者を正面から撮影するつもりだった。

ところが、渡米近くになり、「11日、サンディエゴでどうやらマエケンが先発する」と予測した。友人も初ペトコパーク+サンディエゴまでの列車の旅を楽しみにしており、あっさり予定変更。

9時頃アナハイムを出発し、列車はサンディエゴへ。
しばらくは平坦な台地を走っていたが、そのうち「オーシャンサイド」駅あたりから視界がグッと開け、広大な太平洋が顔を出す。青い海に青い空、白い砂浜。
多くの人たちがサーフィンに興じ、浜ではビーチバレーも。いかにもカリフォルニアらしい風景だ。

2時間後、サンディエゴの「サンタ・フェ」駅に到着する。
ここから隣のホームに停車する赤い路面電車「サンディエゴトロリー」に乗車して、約10分で、パドレスのホーム「ペトコパーク」付近の駅に着くのだが、まだお昼前。先に「ミッドウェイ博物館」「映画トップガンのロケ地カフェ」「オールドタウン」などを徒歩やこのトロリーを使って巡った。
この街はメキシコ国境に近く、メキシカンも大勢いるが、LAに比べて人口は少なく、さらに穏やかな印象を受けた。

球場についたのは開門前の17時前。勿論大きな建物ではあるが、さすがに街の中心地に位置するので、ごく近くまで行かなければ、球場と気が付かない。恐らく反対方向からの方が全様が明確だったかもしれません。

この球場は2004年にオープンで、日本人にとっては、「第1回WBC決勝ラウンド」が行われ、韓国との死闘やキューバとの決勝戦」を思い出す方が多いと思う。
かつての郊外にあった球場と違って都心部に作っただけあって、センター後方はビル群が迫り、レフト後方はレトロ調のレンガ造りのビルがせり出し、そこにも観客席がある。
一方ではバックスクリーンよりライト側の外野席はゆったりと芝生に寝そべりながら観戦出来るスペースもあり、都会の中のオアシス、公園の様相を呈している。

どうしてもエンゼルスと比べてしまうが、何もない広大な土地にポツンとあるエンゼルスタジアムと違って、なんとなくザワザワとした雰囲気でその後試合が進んでも、ちょっと集中しづらかった。
このあたりはヤンキースタジアムにも似ていると思った。

このチームは現在牧田投手が所属しているが、大谷選手も移籍先の候補であった。
パドレスだったらどんなユニフォーム姿でどんなプレーを見せたであろうか。
しかし、最近のチームはエンゼルスよりさらに低迷しており、勉強不足な自分には今のレギュラーの名前すら知らない。
かつては、ウィンフィールド、グゥイン、ホフマンなど多くの名選手も輩出しているが、今や私が知っているのは、監督のグリーンだけだ。

そこへ、今年もWSを狙うドジャースが乗り込んできた。
しかも先発は「マエケン」である。
MLB日本人プレーヤーを現地で生観戦するのは、2015年の岩隈投手に続き18人目となった。
ただ、SD自体がLAに比較的近く、ドジャースの方が名門かつ勢いがあり、スター選手も多くを抱えているとあって、この日はドジャースファンが勝っていた。
地元ファンもこの現状には「まあ、しゃーないわな・・・」という感じだ。

ゲーム開始。さて、お目当ての前田であるが、いきなり先制点を与え、苦しい立ち上がり。実は本日は「日帰り」。19時の試合開始で我々は20:52発の列車に乗らなければならず、ここを遅くとも20:20には後にしまければならない。「3回裏」までは観たいと思ったが・・・。

それでも、前田は何とか立ち直り、2回は変化球で連続三振。
一方攻撃陣もエンジンがかかり、ほどなく逆転した(3対1)。
普段、エンゼルス中心に観戦をするために、ドジャースは遠征出かけている日が多く、攻撃そのもより、ケンプ、ベリンジャー、ターナーを観たかった。
(プイグは残念ながら、故障で、欠場だったが)
前田も打席に立ったが、残念ながらヒットにはならなかった。

初回の1「失点と2回の3得点により、3回裏途中で無念のタイムアップ。
正直ここで1泊したら、試合だけでなく、SD観光をもう少し楽しめただろう。

トロリーに乗車し、サンディエゴの駅に到着した時、まだまだ余裕があったが、
それでもトロリーはやはり夜になると本数が少なくなり、アムトラックのLA行きはこれが最終列車となるので、早めに越したことはない。

帰りは殆ど真っ暗で、景色など見えず。よって車中で爆睡。
あっという間にアナハイム駅に23時頃到着した。
それでも、「エアーズホテル」は歩いてすぐなので、とても便利だ。

部屋に戻り「ESPN」を視聴する。
するとその後お互いに1点ずつ追加したが、結局4-1でドジャース快勝。
前田は6回途中まで1失点で見事6勝目。なんと9奪三振で、初回以外調子が良かったのだろう。

もう1つ気になっていたのが、本来観戦するはずのエンゼルス対マリナーズ。
結果は3-0でエンゼルス完敗。マリナーズの先発が左腕で、大谷はベンチスタート。
最後に代打で出場するものの、あえなく三振だった模様。
試合前にイチローがサインを始めたらしいのだが、日本人観客中心にどっと押し掛けたので、即座に中止されたとか。1塁側マリナーズベンチ後方に当初チケットを確保していたが、果たしてサインは貰えただろうか???

今回この3連戦を観る目的で日本から訪れた観光客は多いはずだが、まあ我々のように途中SDまでマエケンを観に行くなどというアイデアはなかなか無いだろう。
しかし、メジャーファンならば、色んな球場を訪れたいはずである。
さすがに「ナイトゲーム日帰り」というのは無謀だが、1泊したり、時には「デーゲーム」なら、1日掛けて可能である(当方もかつて昼SD夜アナハイム観戦を敢行した経験がある)。

1シーズンに1回程度、LADとLAA、LADとSD、LAAとSDが同じ日にホームで試合する日があり、場合によっては、デーゲーム後ナイトゲームというWヘッダー観戦も可能なので、物好きな方は是非チャレンジして下さい。
ご紹介したとおり、LAやANAからアムトラック(鉄道)を使ってSDまで行くと、球場へはとてもスムーズに行けますよ!


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