エンゼルス観戦記2018

あとがき

私が観戦旅行したのは、7月。
実はこれを今、記しているのは既に10月初旬である。

MLBはいよいよ「ポストシーズン」に突入した。エンゼルスは勿論9月末をもって全日程終了。
大谷は翌日早々と「トミージョン手術」へ。

台風24号の影響で私のいる浜松市とその周辺地域は前例の無い「大停電」に襲われ、結局30日のエンゼルス最終試合を視聴することが出来なかった(3点差をひっくり返すテイラー・ウォードヲードのサヨナラHRとソーシア監督引退への素晴らしいはなむけとなったのだが)。

今シーズンアナハイムを訪れたお客さんは大勢いただろう。
しかし一方で、これほど大谷選手に翻弄されるとは思ってもみなかったに違いない。
それほど皆さん「渡米」のスケジュールを決定するのに、すごく悩まれたはずである。

先ずはシーズン前の彼の不調で、4月開幕に照準を合わせていたファンはかなり心配だっただろう。
でも、そんな不安を吹き飛ばす「衝撃のデビュー」を飾った。現地に赴いたファンはまさに「二刀流」を同時に味わった人も多いのではないか?しかしそれは欠場の「リスクを伴ったギャンブル」だったろう。

しかし、下旬に入るとまず、あの「マメ」が本人だけでなく、首脳陣や同僚、ファンまでも悩まされる事になった。当面「サンデー大谷」のローテーションで行くかと思ったが、マメの影響の他に「諸事情?」で崩れ始めた。
4月のヤンキース戦ではエースセベリーノから豪快なホームランを放ちながら、走塁中のケガにより、それ以降マークとの対決はおあずけ。GWのシアトル3連戦は欠場、さらにマリナーズもイチロー選手が今年もう出場しないとして、「大谷対イチロー」の対決を楽しみにしていたファンをがっかりさせた。

その後はしばらく踏ん張っていたが、6月前半、とうとう「靭帯損傷」で約1ヶ月、欠場となったのである。
特にこの月に渡米をされた方、本当にお気の毒でした。もうこの時は、「一目でいいから生の大谷の姿を観たい」とベンチから顔を出す様子にホッとしたかもしれない。
既に触れているが、この時期私もかなり動揺していて、「二刀流」はおろか、「打者だけでも復帰してくれるのか?日程を変更した方が良いのか?」とぎりぎりまで悩んだ。

そこに「希望の光」が・・・。7月上旬打者として見事に復帰してくれた。もうそれで大満足である。
シーズン前より随分と自分の中のハードルが下がっていた(苦笑)。

それでも今度は「対左腕」という新たな悩みの種が発生した。
「党首大谷」の頃は「登板日の前後」は欠場するとして、1日ずれただけでもヤバかったが、今度は相手チームのローテーションを確認し、なるべく「右腕」の日に観戦しようと
予測するのが大変だった。そして今回のマリナーズ3連戦(7月10日~12日)では、右腕ー左腕ー右腕と予測し、2日目はサンディエゴへ(11日の日記参照)行ったのだが、12日は急遽左腕に変更され(12日日記参照)、フル出場したのは結局10日のみであった。

エンゼルスの内野席のベンチ後方は決して安く無くてオフィシャルでも、額面100~150$、ヤンキースやRソックスなどの強豪人気チームでは、500$以上かかることもある。

ですから、TV放送でベンチ後方などとても良席に多くの日本人家族やグループが観戦している様子が映し出されていたが、2~3試合抑えるとなると、裏では大変だったであろう。

打者としても徐々に調子を取り戻してきた大谷だが、投手の方は9月に復帰登板を果たすも、そこで再び靭帯に異常、とうとう「手術」を決断するに至った。一方ではプホルスが故障でシーズン後半を欠場。これにより再び打者専念してシーズン終了までほぼフル出場出来た事により、ホームランは量産し、苦手とされていた左腕からもヒットを重ね、克服していった。

よってこのシーズン終了時は「ポストシーズン」の可能性も消え、スタンドはやや寂しかったものの、確実に大谷の打席を堪能出来たと思う(この時期チケットも比較的安かっただろうし)。
同僚のトラウトも9月は「月間MVP」を受賞するほどの活躍を見せ、大谷(こちらは9月月間最優秀新人賞)だけでなく、スタンドに足を運んだファンも満足したであろう。

いったいどの時期に観戦するかによって、「運・不運」があるのは仕方ないです。
(とある方は4試合観戦して、運悪く「代打三振)」→「欠場」→「代打(二塁打)」→「代打(四球)」
だったそうだ。休暇の都合とはいえ、あまりにももの足りなかったでしょう)

私も7月の他、8月、9月と別の候補があったが、「結果論」でいえばそれも結構良かった。
(8月はバーランダーからホームランを打った試合や、旧カリフォルニアエンゼルス時代の復刻ユニフォームデーなど)。

話を7月に戻すが、確かに大谷、トラウトのホームランは出ずじまいだった。代わりにカルフーンとプホルスの各3本のホームランを観れるとは・・・(苦笑)。
また、シモンズのホントに「銭の取れる守備」を何度となく堪能出来たし、何よりアナハイムでのホームゲームに連勝(ここ5試合連続勝利)したのが嬉しかった。
また、現地で大谷選手が老若男女からとても愛されているのが解り、嬉しい限りだ。

さて、ご承知のとおり彼が手術を行い長期のリハビリ(欠場)を強いられる来シーズンなのだが。来季は勿論投手は完全休養。打者としてシーズン後半辺りから復帰か?(もっとも、シーズン開幕も・・・なんて説もあるが、これは早く復帰を待ち望む願望的意見か?)

今年はなんか観戦に行くタイミングが掴めなかったり、資金が不足して行けなかったファンも今年の活躍を観てなおさら行きたくなっただろうし、今年行った人も再度行きたいと思っただろう。

私もまだ、「登板試合」「勝ち投手」「本塁打」「盗塁」「サインボール(苦笑)」と課題は
沢山残っている(笑)。

特に2020年はトラウトの契約最終年であり、本音としては引き続き残留して大谷との「二枚看板」でチームをポストシーズンまで導いてほしいものだが・・・。
先ずは手術後のリハビリの経過を見守って行くしかないのだが・・・さらに大事なのはそれまでに私も資金を蓄える必要があるので、そういう意味ではこの「リハビリ期間」は焦ることなく、じっくり貯金に専念出来る?はず?だ。

とにかく大谷選手のお陰で今年のMLBシーズンは大変楽しかった。
特にエンゼルスファンの私は、彼のお陰で毎日のように中継があり、永久保存の録画ディスクが増えたことか。

また、TV中継を見続けた人や現地に初めて訪れた方々も、この球場の「雰囲気の良さ」を実感してくれたに違いない。アナハイムのエンゼルスタジアムはMLBでもベストコンディションな球場だと思う。

近くにディズニーランドがあり、かつてそのディズニーがオーナーになった時期に全面改装して球場内に火山や滝などテーマパークのようなアトラクションを設置。
チームカラーは「赤」で女性にも気に入られている(インスタ映え」するでしょう。

地元は比較的富裕層が多く、特に内野席の殆どは「年間指定席保持者」であるから、穏やかで紳士的なファンが多い。さらにこのカリフォルニアのさわやかな気候で、「安心・安全・快適」な観戦が可能で、満足度は高いと思う。

ただし、今年に関して(というか、大谷が入る前からも)打てない、守れないでストレスが溜まる試合が多いのが玉にキズだが・・・。
(かつて2002年、WSで優勝した年のように、「スモールベースボール」と称した繋いで繋いでとスリリングで面白い戦いや、2004から加入した、ゲレーロ(エ軍初の野球殿堂入り
選手)を中心とした圧倒的な攻撃力とシールズ、K-RODが終盤ビシッと抑えた投手陣で見応えがあり、試合内容も充実していた。

まあ、それでもここ数年の低迷でソーシア監督も辞任、スタッフも「テコ入れ」を図り、新監督のもと、来季はこれまでと違ったチームを見せてくれることに期待したいものだが、
大谷不在、プホルスアップトンなど「ホームランは打つが、何だか・・・・」という2人がまだ攻撃の中心に居座るようだと、果たしてどうなるか。
(まあ、一部のファンはチームが負けても大谷が活躍すれば良いと思うだろうが(苦笑)

いずれにしても、とにかく「生 大谷」を観れて良かった。また行きたいものである。

大変長い「観戦日記」、お読み頂きありがとうございます。
出発から帰国、そして総括とこんないグダグダな事を延々綴る暇人はいないと思います。
まるで今年の悪いエンゼルスのゲームのようなグダグダさだと思います。

私も英語は出来ず、スマホは持たず、レンタカーは怖くて運転出来ず、金も無い(笑)小市民です。
この「観戦日記」を読んで、少しは今後の観戦の参考になったり、行けなくても少しは旅した気分になったり、或いは今年同じように観戦した方も「共鳴できる」「自分は違った」など
色々感想を持って頂けたら幸いです。

ありがとうございました。

テッド


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