メジャーリーグに観戦に行くならサインをもらいたい、そんな夢をいだくファンも多いはずです。
特にメジャーリーグはサインをもらいやすいという情報があるので、より期待しちゃいますよね。でも、サインをもらうのってなかなか簡単にはいかないようで、コツは必要です。
せっかくの観戦、経験者の情報を元にエンゼルスタジアムでサインをもらえるコツをご紹介します!
サインの基本的なこと
通常、球場の中でサインをもらう場合、選手の練習中になります。
試合中などもらうのは、ほとんど不可能ですし、終了後もレギュラーシーズンはなかなか難しい。となると、早めに球場へ行って試合前の練習中にもらうのがベストとなります。
ですが、ホームチームの打撃練習は球場が開場される前に始まります。
そしてホームチームが打撃練習をしてから、ビジターチームの打撃練習になります。
エンゼルスタジアムの場合、一番早いゲートのオープンが試合開始の1時間30分前(2023シーズン)。このタイミングでは殆どの場合、エンゼルスの打撃練習を終了しています。(パンデミック前は2時間前が開場時間でしたので、エンゼルスの選手が練習している時もありました。)となると、時間的に確率が高くなるのは「ビジターチーム」。球場内でもらうとしたら、ビジターチームにターゲットを絞った方が確率は上がります。
ビジターチームの選手がフィールドに出て来たら、とにかく積極的に選手の名前と「Can I get your autograph(オートグラフ)?」とか「Autograph Please!」と声を掛けてみましょう!選手の名前も「ミスター」を付けて丁寧にお願いする人もいます。
サインは本当に「運」と「タイミング」ですので、あまり気負わずに大好きな選手・チームと共に時間を過ごしていることを楽しみながらチャレンジしてみて下さい。
試合開始45分前になると係員が自分の席に戻るように指示されてしまいますが、周りのファンの状況や一度戻るフリをして、試合直前の選手がアップする時に帰ってくるなどの状況判断をして、最大限に可能性を広げましょう。決して係員を無視したりして目を付けられないことが大切です。
事前の準備
まず、ビジターチームならユニフォームや帽子など、そのチームのファンだとわかるものは最低限着ていくのがサインゲットの近道か。
エンゼルスタジアムの場合、それほどビジターのユニフォームを着ていて危ないということはありません。
そのため、よほど因縁のない選手以外はビジターチームのユニフォームを着ててまず大丈夫でしょう。
メジャーリーグの球場は、圧倒的にホームのファンが多くなります。
その中でビジターチームのユニフォームを着てるということはかなり目立ちます。
練習中の選手には絶好のアピールになると思います。
自作のメッセージボード、お土産など持って声をかけるのも有効です。
とにかく、声を掛けてみるのが一番です。
やはり黙っているとなかなかチャンスは低いです。
シャイな人は少しがんばって声を掛けてみましょう。
何にサインをもらうか
サインをもらうのは何でもいいと思います。
一般的なのは、MLBの公式球にもらうこと。
事前にいくつかボールを持っていくといいですね。
この他、その選手のベースボールカードや雑誌、ユニフォームや帽子などなど自分の好きなものにサインをしてもらいましょう。
サインしてもらうペンは、サインコレクターによっていろいろ自分なりのこだわりがあるようです。
よく販売されているサインボールなどは、「青のボールペン」で掛かれています。
そのため、青のボールペンでもらう人もいます。
黒のボールペン派の人の説では、「青は保存をしっかりしないと色が抜けやすい」といいます。
実際、湿気は天敵のようで、ケースに入れておかないとせっかくサインしてもらったボールのサインが青にせよ、黒にせよ、かなり薄くなるので、保存方法も大切のようです。
サインペン派もいるようです。サインペンの場合は、色は抜けずらいみたいですね。
ただ、サインペンだと太いので、好みが分かれるみたいです。
何でもいいという場合は、自分のイメージに一番近いペンでもらうといいですね。
観戦日程を決める
サインをもらうことが目的ならできるだけ多くの試合を観戦するに限ります。
そもそもどんなに情報を集めたところで、その日、その日で練習状況も違いますし、基本的に選手も毎日サインをしてるわけではないので、3連戦の試合なら3試合は観戦スケジュールを組みたいところです。
初めていくなら、初日は様子見、2日目、3日目で勝手のわかってきたところで、積極的に動くということもできますし。
いずれにしても1試合でお目当ての選手にサインをもらえたら”ラッキーの中のラッキー”と思っていたほうがよさそです。
座席を決める
エンゼルスタジアムでサインをもらうのに座席は非常に重要です。
このスタジアムはなかなか場内の移動が厳しく、特にフィールドレベルに関しては、各セクションの通路ごとに係員がいて、チケットを試合前の練習から確認しています。そのため、試合前の練習でもそのエリアのチケットが必要になります。
例えば、ビジターダグアウトは1塁側になるのですが、セクション123から126のエリア(ビジターダグアウト上)のチケットを持っていれば、その中の前の列だろうと後ろだろうと何も言われることは殆どありません。通常のゲームの日は123-129の間は、そのセクションのチケットを持っていないとそのセクション内でフィールドに近づくことができないので注意が必要です。
2018年以降は保護ネットがダグアウト上に張られているので、サインをもらうとすれば、1塁側ならやや外野よりの126-128付近になり、3塁側なら107-109付近になります。もしくは109と127にあるダイアモンドフィールドボックスはネットも無いのでチャンスは広がります。
ホームチームの選手にサインをもらうために・・・
どの球場でもホームチームのお目当ての選手から試合前の練習中にサインをもらうのは、至難の技のようです。
でも可能性はゼロではないはず。
1つは、入り待ちという方法があります。
まず、ビジターチームの選手の車、バスは、球場内の駐車場にバスごと入ってしまうので、入り待ちの場合は、お目当てのビジター選手にサインをもらうのはかなり難しいようですが、個人で球場入りする選手は、ホームプレートゲートから歩いて入ってくるので、そこでもらうチャンスもああるようです。しかし、誰が来るのかはわかりません。
エンゼルスの選手は、選手駐車場に入る際に車を停めてサインしてくれる選手もいますし、時にはファンが居る所まで出て来てくれることもありますので、運がよければ、サインに応じてくれるでしょう。
ただ、ナイターでもかなり早く球場入りする選手もおり、サインゲッターはお昼ぐらいから午後4時くらいまで待っています。(6時38分、7時7分の場合)
ちなみにトイレは選手駐車場から見える、一般駐車場の入口付近に水色の簡易トイレがあります。長期戦の場合は、事前に飲み物やトイレの位置の確認をしておきましょう。
また外野レフトスタンドにあるホーム/ビジターのブルペンです。
丁度セクション101の角にブルペン入り口がありますが、試合前などに、中継ぎ、リリーフ陣がホーム/ビジター問わずサインをしてくれる場合がありますので、ここもサインチャンスがある場所の1つです。
最後は出待ち。エンゼルスの場合は選手駐車場から出てくる所を狙いますが、可能性は低いです。
ビジターチームの場合、大半はバスにて宿舎に帰りますが、個人で帰る選手たちは必ず「ホームプレートゲート」から出て来ることが多く、サインに応じる選手も多数いますので、最後はここを狙ってください。