1日にディズニーランドとエンゼルスを観戦するのはどうか?
旅行ですので、限られた日程の中で、旅程を組まないといけないことになります。特に、エンゼルス観戦をする場合、夜の試合であれば、昼間は時間があるので、この時間帯でのディズニーランドというのは思い浮かぶことかもしれません。
ディズニーランドとエンゼルスタジアムというロケーションだけを抜きとるなら、1日で回れるとイメージできるのですが、実際のところは、1日はかなりきついです。
まず、ディズニーランドの混雑が読めないのと、ディズニーランドはファストパスはありますが、ユニバーサルスタジオのような乗り物に優先的に乗れるようなパスがあるわけではないので、その日の混雑具合によっては、1人2万円近い入場料を払っても、あまり乗り物に乗れない可能性があるというのが大きなポイントです。
特に混雑が予想されるシーズン
アメリカの春休みと夏休みシーズンは、特に気をつけないといけません。
MLBのシーズンだと、3月下旬から4月上旬がアメリカでも春休みのシーズンになり、6月から8月は夏休みになります。
以下は、カリフォルニアアドベンチャーの人気アトラクションの1つカーズランドのRadiator Spring Racersです。
春休みシーズンの午前中ですが、95分待ちの表示です。
ディズニーランドの開園時間
ディズニーランドは、基本的には午前9時の開園をイメージしてください。
日によって異なることもありますが、仮に午前9時開園の場合、開園前に入れるマジックモーニングは午前8時からになります。
1日のイメージ
もし、ディズニーランドとエンゼルス観戦をセットにした場合、1日のイメージは、以下のようになります。
時間 | 内容 |
午前8時半 | ディズニーランドに到着。セキュリティチェックをし、午前9時の一般の開園の前に列に並んで待つ。 |
午前9時 | 一番人気の高いアトラクションのファストパスを取りに行く |
午前9時から午後12時 | 目星の付けたアトラクションに2、3乗る |
午後12時から午後3時 | ファストパスのアトラクションに乗る お昼を食べて、午後、目星の付けたアトラクションをもう1、2乗る |
午後3時 | ホテルに戻り、スタジアムへ行く準備 |
午後4時 | スタジアムへ向かう |
午後5時 | スタジアムが開門、練習を観る |
午後7時 | プレーボール |
午後10時から11時 | 試合が終わり、ホテルへ |
午後11時から午前12時 | ホテルに到着 |
1日でディズニーランドとエンゼルス観戦をする場合、ディズニーランドにいる時間は、おおよそ午前9時から午後3時の6時間ぐらいになります。
ロサンゼルスでMLBの開催するシーズンというのは、基本的には暑い時期です。
午前中は比較的過ごしやすいかもしれませんが、それでも午後は急激に暑くなることもあります。
春休み、夏休みシーズンであれば、目星の付けたアトラクションに、1時間近く並ぶことになるかもしれません。
そのため、6時間ぐらいの枠の中では、あまりアトラクションを楽しむ時間はないかもしれません。
なんといっても、ディズニーランドの料金は、2園アクセスができるパークホッパーの1日券の場合、2万円を超える日も多いので、かなり高額な入園料であるということも考える必要があります。
混雑する日にあたると、ディズニーランドの滞在が非常に中途半端になる可能性があるのが、1日でディズニーランドとエンゼルス観戦をするリスクになります。
ポイント
エンゼルス観戦とディズニーランドを組み合わせる場合、1日でこなそうとすると、1日がかなりハードなスケジュールになります。
実際現地に行くと、暑いということもありますので、ディズニーランドでかなり体力を消費した後のエンゼルス観戦になる可能性もあります。
エンゼルス観戦を目的にアナハイムに行く方は、基本的には、2、3試合のご観戦をご検討されるはずです。
そのため、エンゼルス観戦とディズニーランドの組み合わせで考える場合は、ディズニーランドも3日券を買い、各日、午前中だけを目途の滞在(ファストパスを取った時間でそれに乗ったら終わりにする)にし、午後は、ホテルに戻り、スタジアムに行く前の2時間ぐらいは昼寝などできるぐらいのゆとりがあるといいかもしれません。
例えば、1日で2園を子どもと一緒に回る場合、パークホッパーのチケットは、209ドルと201ドルで410ドルになります。
しかし3日間のパスで午前中を目途に回るのであれば、1日1園の3日間パスを買い、その日によってディズニーランドかカリフォルニアアドベンチャーか好きな方に行くということでも時間的にはちょうどいいと思います。
その場合の3日間のパスの金額は、大人310ドルで子どもが290ドルの合計600ドルとなります。
1日券のパークホッパーに比べると二人で190ドル高くなるものの、こちらのほうが、体は楽かなと思います。
特に小学生ぐらいのお子様を連れて、アナハイムに行き、エンゼルスとディズニーランドというプランをお考えの場合、あまり無理な旅程を組むと、その後のスケジュールに影響がでることもありますので、可能な限り、ゆとりがあるスケジュールをお組ください。