2020年のアメリカ野球殿堂入りする人物は2020年1月21日(米国時間)に発表されます。全米野球記者協会(The Baseball Writers' Association of America, BBWAA)に10年以上在籍した記者に投票資格があり、投票総数の75%以上を得票した人物が野球殿堂入りします。
2020年の候補者
2020年の野球殿堂入りにノミネートされる主な人物をご紹介します。まず2019年の投票で50%以上の得票がありましたが残念ながら野球殿堂入りできなかったのは以下の通りです。
名前 |
得票率 |
候補となった年数 |
カート・シリング |
60.9% |
8年 |
ロジャー・クレメンス |
59.5% |
8年 |
バリー・ボンズ |
59.1% |
8年 |
ラリー・ウォーカー |
54.6% |
10年 |
ビッグ・ネームが並んでいます。上位3名は野球の個人成績は群を抜いていますので選出される要素は多分にありますが、薬物使用疑惑などの問題で得票が延びず野球殿堂入りに至っておりません。果たして2020年はどのような結果になるのでしょうか?
ラリー・ウォーカーは今年が10年目ですので最終選考年です。今回を逃すと選考リストから外れます。2019年に野球殿堂入りしたエドガー・マルチネスは10年目に選考されましたのでウォーカーにも注目したいと思います。
2020年が初めて候補者
次に2020年に初めてノミネートされる主な人物は以下の通りです。
名前 |
HOFm |
HOFs |
デレック・ジーター |
337 |
67 |
ジェイソン・ジアンビー |
108 |
44 |
アルフォンソ・ソリアーノ |
105 |
31 |
ボビー・アブレイユ |
95 |
54 |
ポール・コネルコ |
80 |
36 |
※HOFmとは |
野球殿堂入りの可能性をはかる指標で100を超えると殿堂入りの可能性が高いとされている。 |
※HOFsとは |
野球殿堂の標準的な基準にどの程度適合しているかの指標で、50を超えると殿堂入りの可能性が高いとされている。 |
上記の2つの指標をクリアーしているデレック・ジーターの野球殿堂入りは確実ではないでしょうか? 確実どころか2019年のマリアーノ・リベラに続いて満票で選出される可能性もあると思います。
ジーターに続く殿堂入りに絶対的な人物が見当たらないので、ジェイソン・ジアンビーが選出されるか、上記の4名のレジェンドからの選出があるか注目しましょう!
2020年の野球殿堂入り候補者リストはこちらをご参照願います。
Hall of Fame Weekendへ参加を検討
来年の投票結果を楽しみに待ちつつ、お気に入りの人物が選出されましたら、Hall of Fame Weekへの参加を検討しましょう!
Hall of Fame Weekend期間中にクーパースタウンに行く