日本時間2020年11月25日に在ニューヨーク日本国総領事館から届きましたメールからの情報を掲載します。
新たな警戒レベル
11月21日、米国疾病予防管理センター(CDC)は、全世界的な新型コロナウイルス感染症の再拡大を受けて、新型コロナウイルスに特化した旅行健康情報の警戒レベル4(渡航延期勧告)を新設し、日本を含む大多数の国をレベル3(不要な渡航延期勧告)からレベル4に引き上げました。
今回の措置は、米国から日本への渡航および日本から米国へ渡航する際の、事前事後の検査の推奨とともに、一定期間の「自主隔離」を求めているものであり、日本からの入国を制限するものではありません。
引き上げに伴う措置
日本から米国への渡航に関するポイント
・出発前1〜3日のウイルス検査を受けることが推奨されるとともに、帰国後3〜5日以内の検査が求められています。
・渡米後の検査結果が陰性なら7日間、検査を受けていない場合は14日間の「自主隔離(stay home)」が求められています。
米国から日本への渡航に関するポイント
・渡航の出発前1〜3日にウイルス検査を受けることが推奨されています。また、検査結果が出なかったり陽性となった場合などには渡航しないように求められています。
・日本滞在中はマスクの着用、他者と一定の距離をとること、手洗い、健康状態の管理などが奨励されています。
以上が在ニューヨーク日本国総領事館からの情報です。
渡米検討について
例年でしたら2月中旬から始まるスプリング・トレーニングの見学のための渡米を検討する時期ですが、冬を迎え米国を含む北半球における新型コロナ・ウィルスの感染者が増加しています。
アリゾナ州の感染者数の推移はこちらをご覧ください。 |
フロリダ州の感染者数の推移はこちらをご覧ください。 |
(※Johns Hopkins 大学のサイトから参照。日本時間2020年11月27日時点。)
各球団からはすでにオープン戦のスケジュールが公表されていますが、無観客での開催の可能性もあります。それを承知で渡米した場合も帰国後に7日~14日の自主隔離が求められます。
2021年の渡米の検討は、外務省からのガイドライン、日米のウィルス感染状況、ワクチンの開発状況などの情報を参考にしての判断になろうかと思いますが、まだまだ厳しいと思います。