映画フィールド・オブ・ドリームスの撮影地で公式戦開催
2020年7月にアイオワ州ダイアーズビルでMLB公式戦のシカゴ・ホワイトソックス対ニューヨーク・ヤンキースのカードが組まれていましたが、新型コロナ・ウィルスの感染の影響で中止となりました。この試合が今年2021年8月12日(アメリカ時間)に開催されます。
なぜダイアーズビルで試合を開催するのか? MLBファンの方には説明は不要かもしれませんが、この地ではケビン・コスナー主演の映画「フィールド・オブ・ドリームス」の撮影が行われました。トウモロコシ畑の中に野球場を作ったら、ある夜に選手達が現れ野球を始めます。詳しくは映画のサイトに譲りますが、「They built it, and they’re coming.」はこの映画を象徴するフレーズです。
開催概要
この試合は公式戦としてカウントされますし、ファンも観戦することができます。ただし制限が厳しくアメリカ人でもアイオワ州以外に住所のある方は、主催者が販売する「定価チケット」の申し込みができません。
州外のファンは、リセールチケットが買えるかなど、今後のチケットの動き次第になります。
開催日:2021年8月12日(木)午後6時15分
球場:ダイアーズビルのフィールド・オブ・ドリームスを撮影した球場に隣接した場所に建設された球場
対戦カード:シカゴ・ホワイトソックス(ホーム)対ニューヨーク・ヤンキース(ビジター)
席数:8,000席
午後2時 駐車場がオープン
午後3時 ゲートオープン
午後6時15分 試合開始
チケット入手方法
コロナの前であれば、日本からもたくさんの方が観戦に行きたいとご意見をいただいていた試合です。2021年の8月に日本からの渡米は難しいですが、2022年以降の開催の可能性もありますので、チケットがどのように発売されたかだけはご案内しておきます。
(スクリーンショットはMLB.comより)
(スクリーンショットはMLB.comより)
チケット購入はアイオワ州に居住している(郵便番号がアイオワ州の方)のみとなりますので、アメリカに住んでいても多くのファンはこの定価チケットの申し込みができません。
事前登録機関が7月16日午前10時から7月23日午後12時アメリカ東部時間)となり、当選者には8月2日に通知が行きます。
当選者は観戦チケット2枚と駐車場券1枚の購入することができます。
(当選者は「買う権利」を得れるだけで、チケットは購入することになります)
チケット購入登録サイトはこちらです。(英語版)
球場について
ライト側の外野の壁には窓が設けられ、奥に映画を象徴するトウモロコシ畑が見えます。シューレス・ジョー・ジャクソンが所属していたシカゴ・ホワイトソックスの本拠地コミスキー・パークを意識したデザインです。
今回の試合は1試合のみですが、この球場は解体せず今後も何かしらの利用を検討しています。来年以降も公式戦が組まれるかもしれません。
雨天の場合
8月12日の試合が天候の事情で開催できない場合、ダイアーズビルの球場での試合は開催されません。
公式戦のため、試合自体は、振替となり、8月13日にシカゴで開催されます。
関連情報
フィールド・オブ・ドリームス (Field of Dreams Movie Site)
新型コロナ・ウィルスの感染影響もありチケットの販売も制限がかけられました。われわれ日本人が観戦できる機会は来年以降になるかもしれません。
(2021年7月16日のMLB.comの記事から引用)