マックス・シャーザー投手とトレア・ターナー選手をセットにしたドジャースへ超大型トレードが成立した2021年シーズンの7月末。
これ以外にも多くの選手の移籍になりました。
放出の主役になったのは、カブスとナショナルズです。
カブスは2016年、ナショナルズは2019年にワールドシリーズ制覇を成し遂げましたが、このトレードでワールドシリーズ制覇に貢献した多くの主力がチームを去ることになりました。今年のトレードのまとめをしておきます（数が多いので主力級のトレードを中心にしています）。
カブスとジャイアンツ（7月30日）
クリス・ブライアント選手（カブス）がサンフランシスコ・ジャイアンツへ
2016シーズンのMVPのクリス・ブライアント選手がジャイアンツへトレードになりました。カブスの顔とも呼べる選手でした。
交換相手
アレクサンダー・カナリオ外野手（プロスペクトランキング チーム9位）がカブスへ
ケレイブ・キリアン投手（プロスペクトランキング チーム30位）がカブスへ
カブスとメッツ（7月30日）
ハビアー・バエズ選手（カブス）、トレバー・ウィリアムス投手（カブス）がニューヨーク・メッツへ（プラス現金）
2016年のプレーオフで大活躍をしたカブスの遊撃手。ワールドシリーズ制覇に大きく貢献した選手です。
交換相手
ピート・クロウ＝アームストロング選手（2020年のドラフト1巡目19位）がカブスへ
ツインズとブルージェイズ（7月30日）
ホセ・ベリオス投手（ツインズ）がトロント・ブルージェイズへ
2017年から3年連続二けた勝利を挙げているツインズのエース格の先発投手。
交換相手
オースティン・マーティン選手（プロスペクトランキング チーム2位）がツインズへ
シメオン・ウッズ・リチャードソン投手（プロスペクトランキング チーム4位）がツインズへ
カブスとホワイトソックス（7月30日）
クレイグ・キンブレル投手（カブス）がホワイトソックスへ
アトランタとボストンではメジャーを代表するクローザーとして君臨。
カブスに移籍後、活躍できずにいましたが、今年また復活しトレード前まで23セーブをあげています。
交換相手
ニック・マドリガル選手（2018年ドラフト1巡目4位）がカブスへ
コディ・ホイヤー投手がカブスへ
ナショナルズとドジャース（7月30日）
マックス・シャーザー投手がロサンゼルス・ドジャースへ
トレア・ターナー選手がロサンゼルス・ドジャースへ
サイヤング賞3度のマックス・シャーザーと、現在のメジャーリーグのショートの中でも最も魅力あふれるプレーをするトレア・ターナー選手の電撃のドジャース移籍となりました。
交換相手
キーベルト・ルイス選手（プロスペクトランキング チーム1位）がナショナルズへ
ジョサイア・グレイ投手（プロスペクトランキング チーム2位）がナショナルズへ
ゲラルド・カリロ投手がナショナルズへ
ドノバン・ケイシー選手がナショナルズへ
フィリーズとレンジャーズ（7月30日）
カイル・ギブソン投手がフィリーズへ
テキサス・レンジャーズの先発投手として今期は6月末までの15試合に先発して防御率2.00と結果を残しました。
イアン・ケネディ投手がフィリーズへ
テキサス・レンジャーズのクローザーとして16セーブをあげています。
ハンス・クロース投手がフィリーズへ
プラス現金
交換相手
スペンサー・ハワード投手がレンジャーズへ
ケビン・ガウディ投手がレンジャーズへ
ジョス・ゲスナー投手がレンジャーズへ
アスレチックスとナショナルズ（7月30日）
ヤン・ゴームズ選手（ナショナルズ）がオークランド・アスレチックスへ
ジョシュ・ハリソン選手（ナショナルズ）がオークランド・アスレチックスへ
プラス現金
交換相手
ドリュー・ミラス選手がナショナルズへ
セス・シューマン投手がナショナルズへ
リチャード・グアシュ投手がナショナルズへ
ヤンキースとエンゼルス（7月30日）
アンドリュー・ヒーニー投手がヤンキースへ
プラス現金
ヒーニー投手はエンゼルスのエース格でしたが、今シーズンオフにFAになることもあり、ヤンキースへのトレードとなりました。
ジャンソン・ユンク投手がエンゼルスへ
エルビス・ペゲーロ投手がエンゼルスへ
レッドソックスとナショナルズ（7月29日）
カイル・シュワーバー選手がレッドソックスへ
今年6月に大爆発をしたシュワバー選手がボストンへ。
アルド・ラミレス投手（プロスペクトランキング チーム19位）がナショナルズへ
ヤンキースとカブス（7月29日）
アンソニー・リゾ選手がヤンキースへ
カブスの主砲の1人であるリゾ選手がヤンキース行きになりました。
アレクサンダー・ビスカイーノ投手（プロスペクトランキング チーム9位）がカブスへ
ケビン・アルカンタラ選手（プロスペクトランキング チーム12位）がカブスへ
ヤンキースとレンジャーズ（7月29日）
ジョーイ・ギャロ選手がヤンキースへ
ジョエリー・ロドリゲス投手がヤンキースへ
現金
レンジャーズの主砲のギャロ選手がヤンキース行きになりました。
エセキエル・デュラン選手（プロスペクトランキング チーム15位）がレンジャーズへ
ジョシュ・スミス選手（プロスペクトランキング チーム14位）がレンジャーズへ
トレバー・ハウバー選手（プロスペクトランキング チーム23位）がレンジャーズへ
グレン・オットー投手（プロスペクトランキング チーム28位）がレンジャーズへ
アスレチックスとマーリンズ（7月28日）
スターリング・マルテ選手がアスレチックスへ
ヘスス・ルサルド投手がマーリンズへ
アストロズとマリナーズ（7月27日）
ケンドール・グレーブマン投手がアストロズへ
ラファエル・モンテロ投手がアストロズへ
エイブラハム・トロ選手がマリナーズへ
ジョー・スミス投手がマリナーズへ
レイズとツインズ（7月22日）
ネルソン・クルーズ選手がレイズへ
カルビン・ファウチャー投手がレイズへ
ドリュー・ストロットマン投手（プロスペクトランキング チーム17位）がツインズへ
ジョー・ライアン投手（プロスペクトランキング チーム10位）がツインズへ