2021年 ポストシーズンへの道

MLBのレギュラーシーズンもいよいよ残すところ数試合となってきました。
アメリカンリーグの最高勝率は、タンパベイ・レイズに決まり、レイズは、リーグチャンピオンシップまではホームアドバンテージがあります。
地区シリーズの相手はワイルドカードのチームになります。
アメリカンリーグは、ホワイトソックスも既に地区優勝を決めています。
ホワイトソックスの地区シリーズの相手は、西地区の覇者ですが、西地区は、日本時間9月30日時点では、アストロズが優勝間近ですが、まだマリナーズも逆転の地区優勝の可能性が残されている状況です。

アメリカンリーグの場合、ワイルドカードの2つのスポットが大激戦になっています。
9月30日現在、

ヤンキース 90勝68敗
レッドソックス 89勝69敗
マリナーズ 89勝70敗
ブルージェイズ 88勝70敗

となっており、4チームによる2スポットの争いになっています。
ワイルドカードは2チームとなりますので、この4チームの中で、勝率の上位2チームがポストシーズンへ進むことになります。
では、このまま4チームがタイ、または3チームの成績がタイだった場合はどうなるのでしょうか。

ワイルドカード争いの場合、該当チーム同士のレギュラーシーズンの成績が関係なく、同じ成績で並ぶとタイブレーカーというポストシーズン進出チームを決める試合が開催されます。
ちなみにタイブレーカーはレギュラーシーズンになりますので、選手の成績もレギュラーシーズンとしてカウントされます。

仮に4チームの場合は、比較的わかりやすい構図になり、レギュラーシーズン終了の翌日に、A、B、C、Dで振り分けし、A対B、C対Dで対戦し、勝ったほうがワイルドカードゲームに進みます。
3チームの場合が少しややこしいです。
ワイルドカードゲームが開催されるようになってからまだ歴史が浅く、過去に3チームで争ったことはありませんが、3チームの場合は、A、B、Cと振り分けし、まずA対Bの対戦で勝った方が、1つ目のスポットを獲得、次にC対敗者(AかB)の試合を行い、勝ったほうがもう1つのスポットに入ります。

1チームのワイルドカードが確定し、残りの1枠を2チームで争う場合は、該当チーム同士でタイブレーカーを行い勝った方がワイルドカードゲームに進みます。

1チームのワイルドカードが確定し、残りの1枠を3チームで争う場合は、A、B、Cと振り分けし、まずA対Bの対戦で勝った方が、Cと対戦し勝者がワイルドカードゲームに進みます。

ナショナルリーグは、西地区が大激戦になっています。
歴史的なシーズンを送っているのがサンフランシスコ・ジャイアンツ。
日本時間9月30日の時点で、104勝を挙げています。
ところが、これを追うのがドジャース。2ゲーム差で2位になります。
ナショナルリーグに関しては、ワイルドカードは、西地区の2位とカージナルスで確定していますので、西地区の戦いが最後まで目が離せません。
尚、ジャイアンツとドジャースが最終的に同率で並んだ場合も、地区優勝を決めるために1試合のタイブレーカーが開催されます。
この場合は、ホームアドバンテージは、該当チーム間のレギュラーシーズンの成績が適用されます。
今年のレギュラーシーズンのジャイアンツとドジャースの対戦成績は、10勝9敗でジャイアンツが勝ちこしています。
そのため、同率の場合は、ジャイアンツのホームゲームにてタイブレーカーが開催され、勝利チームが地区優勝、敗れたチームはワイルドカードゲームに行くということになります。
9月30日時点は、東地区もまだ決まっていませんが、ここはブレーブスが勝ち抜きそうです。

アメリカンリーグの地区シリーズ

タンパベイ・レイズ対ワイルドカード

シカゴ・ホワイトソックス対ヒューストン・アストロズ

ナショナルリーグの地区シリーズ

西地区覇者対ワイルドカード

ミルウォーキー・ブルワーズ対アトランタ・ブレーブス

MLBポストシーズン2021 開催日程について

MLBプレーオフのトーナメント表

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