2021年はアトランタ・ブレーブスがワールド・チャンピオンを獲得し、大谷翔平選手がアメリカン・リーグのMVPを満票で獲得しました。各チームとも2022年シーズンに向けて戦力の整備に取り掛かっています。エンゼルスはメッツからノア・シンダーガード投手を獲得しましたし、ジャスティン・バーランダー投手はアストロズと契約を締結しました。
主なFA選手
このシーズン・オフにFAになっている主な選手をご紹介します。
野手
ポジション | 選手名 | 直前の所属 | その他の選手 |
キャッチャー | ヤン・ゴメス | アスレチックス | カート・スズキ |
ファースト | フレディー・フリーマン | ブレーブス | アンソニー・リゾ |
セカンド | マーカス・シミエン | ブルージェイズ | クリス・テイラー |
サード | クリス・ブライアント | ジャイアンツ | カイル・シーガー |
ショート | カルロス・コレア | アストロズ | ハビアー・バエス コーリー・シーガー トレーバー・ストーリー |
レフト | カイル・シュワーバー | レッドソックス |
マーク・カナ |
センター | スターリン・マルテ | アスレチックス | ケビン・ピラー |
ライト | ニック・カステヤノス | レッズ | マイケル・コンフォート |
指名打者 | ネルソン・クルーズ | レイズ | アルバート・プホールズ |
フリーマン
2021年のワールド・チャンピオン・チーム、アトランタ・ブレーブスのフリーマン選手はブレーブスの主軸であり2020年のナショナル・リーグのMVPでもあります。ブレーブスが引き止めの成功するのか、移籍するのか注目です。
リゾ
カブスの主軸選手であったリゾ選手。2021年7月にトレードでヤンキースに移籍しました。
シミエン
ホームラン45本を記録し、ゴールド・グラブ賞、シルバー・スラッガー賞を獲得、MVPでも最後まで大谷翔平選手と競いました。
コレア
アストロズの主軸選手。2021年にはゴールド・グラブ賞を獲得しましたが、打撃も期待できる大型ショート・ストップ。このオフはショートのFA選手が注目で、ハビアー・バスケス選手、コーリー・シーガー選手、トレーバー・ストーリー選手などビッグ・ネームがFAです。
カステヤノス
レッズとの契約が2年残っていましたが、オプトアウトを行使しFAになりました。2021年は3割、30本塁打を記録しておりますので獲得競争が始まると思います。優勝を狙えるチームへの移籍となるか注目です。
先発投手
選手名 | 直前の所属チーム |
マックス・シャーザー | ドジャース |
アンソニー・デスクラファニー | ジャイアンツ |
ケビン・ゴーズマン | ジャイアンツ |
ザック・グリンキー | アストロズ |
マーカス・ストローマン | メッツ |
ロビー・レイ | ブルージェイズ |
クレイトン・カーショー | ドジャース |
カルロス・ロドン | ホワイトソックス |
アレックス・コブ | エンゼルス |
2021年ナショナル・リーグ西地区で激しい地区優勝争いを繰り広げたドジャース、ジャイアンツの主力投手がFAになります。優勝に貢献した投手が来年どのチームに所属するか注目です。また、2021年のアメリカン・リーグのサイヤング賞を獲得したロビー・レイ投手もFAです。エンゼルスはこのメンバーから投手を獲得するか楽しみにしましょう。
救援投手
選手名 | 直前の所属チーム |
ラファエル・イグレシアス | エンゼルス |
ケンリー・ジャンセン | ドジャース |
アーチー・ブラッドリー | フィリーズ |
アンドリュー・チェイフィン | アスレチックス |
アダム・オッタビーノ | レッドソックス |
イアン・ケネディ | フィリーズ |
このFAオフ・シーズンの救援投手は人材が薄いと思います。エンゼルスで活躍したイグレシアス投手、ドジャースの絶対的クローザーだったジャンセン投手が注目されると思います。投手力の弱いエンゼルスはイグレシアスを引き止めたいところですが、マネー競争になりそうです。
(※2021年11月20日(アメリカ時間)のMLB.comの記事を参考にしました。)