MLBがロックアウトに突入

メジャーリーグベースボールは、MLBプレーヤー協会と2021年11月30日(アメリカ時間)に2回の会議で交渉を行いましたが、合意に達することができず翌12月1日の早朝にプレーヤーのロックアウトを開始しました。
前回1994年~1995年に合意に協定は26年後のこの日満了を迎え、新協定は合意に達しませんでしたので失効しました。1995年は野茂英雄氏がメジャー・デビューを果たした年でしたが、前年からのストライキの影響で開幕日が例年より遅くなりました。

このロックアウトにより、メジャーリーグのロースター名簿に登録されている選手の交渉は新しい協定が締結されるまで中断します。マリナーズを退団し他チーム(メッツ、ブルージェイズと交渉中と思われる)と交渉中の菊池雄星投手、メジャー行きを表明していた鈴木誠也選手の交渉が中断します。

協定失効前に多くの選手が契約を締結しましたが、フレディー・フリーマン選手、クリス・ブライアント選手、カルロス・コレア選手、トレーバー・ストーリー選手、ニック・カステヤノス選手、クレイトン・カーショー投手などスター・プレイヤーは未締結の状態です。

ロックアウトにより2022年のレギュラー・シーズンの試合に影響はないようにするとコミッショナーは発言していますが、交渉が長引き協定が締結されなければ、選手の契約、スプリング・トレーニング、レギュラー・シーズンに大きな影響を与えるでしょう。大谷翔平選手のパフォーマンスを期待しているファンも大勢います。1994年~1995年のストライキが繰り返さないことを祈り、今後の動向を見守りたいと思います。

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