ここ数年新型コロナウィルスの感染の影響で、旅行に出かけることがままならなくなりました。多くの方がStay Homeと称し自宅で多くの時間を過ごされたと思います。この「おうち時間」を有効活用し、コロナ前には考える時間がなかった、行動することができなかった事にチャレンジした方もいらっしゃると思います。
そんな中アメリカの記者の方が、アメリカ50州+ワシントンD.C.+カナダのオンタリオ州の52ヶ所の野球につながりのある場所について考え記事にしています。現在公式戦で使用されている球場ではなく、一般的には紹介されていないであろうコアな情報が満載です。紹介されている場所は、一般人でも入場できる場所、または入場できなくても外から簡単に写真を撮ることができる場所を選ぶように最善を尽くされたようです。おおまかな地図はこちらです。
まだまだコロナ前のような自由な旅行ができない地域もありますし、州の条例で入場が制限されている場所、維持ができなくて閉館、閉店している場所もあるかもしれません。皆様が自分の足で訪れたいと思った際には都度、WEBや電話で確認する事をお勧めします。
こちらのコラムでは毎回4州(4ヶ所)13回にわたりのスポットをご紹介致します。今回は1回目です。
アラバマ州バーミングハム
リックウッド・フィールド(Rickwood Field)
最古の野球球場として知られるリックウッド・フィールドは、1910年8月18日に開場しました。開場以来、タイ・カッブ、クリスティ・マシューソン、ベーブ・ルース、ウィリー・メイズ、ジョージ・ "ミュール"・サトルズなど、数十人の殿堂入り選手がこの球場でプレイしています。今年開催されるイベントについてはまだわかりませんが、球場の外観の写真を撮ることはできると思います。
リックウッド・フィールドのサイトはこちらです。(英語版)
住所:1137 2nd Ave W, Birmingham, AL 35204
アラスカ州 フェアバンクス
グローデン・パーク(Growden Park)
緯度の高いアラスカ州特有のイベントが開催される球場です。真夜中でも白夜のため太陽が沈まない夏の時期にMidnight Sun Gameという名称で現地時間22:00開始の試合が毎年開催されるそうです。2021年は6月21日に開催されました。真夜中の試合は1試合ですが通常のデイ・ゲーム、ナイト・ゲームも開催されています。1964年、1965年の夏には、トムシーバーがピッチングしたフィールドだそうです。2022年のMidnight Sun Gameは6月22日に開催予定です。こちらをご覧ください。英語版)
グローデン・パークのサイトはこちらです。(英語版)
住所: 201 Wilbur Street, Fairbanks
アリゾナ州 フェニックス
ポロ・グラウンズ・ライト(Polo Grounds lights)
アリゾナ州立大学にあるフェニックス市営スタジアムには、82年前の街灯柱があり球場を照らしていますが、この街灯柱はかつてニューヨーク州に実存したポロ・グラウンズ球場で使用されていたものと同じです。ポロ・グラウンズ球場では以前、ニューヨーク・ジャイアンツ、ニューヨーク・ヤンキース。ニューヨーク・メッツがホーム・グラウンドにしていたようです。このライトを見たい方はニューヨークではなくアリゾナに向かって下さい。
フェニックス市営スタジアムのサイトはこちらです。 (英語版)
住所: 5999 E Van Buren St, Phoenix, AZ 85008
アーカンソー州 ホットスプリングス
ホットスプリングス・ヒストリック・ベースボール・トレイル(Hot Springs Historic Baseball Trail)
ホットスプリングスは1800年後半から20世紀にかけてリゾート地として有名な場所だったようで、街には最高のホテル、活気のあるナイトクラブがあり美しい山や有名温泉など自然にも恵まれた場所でした。以前はMLBのスプリング・トレーニングの場所としても利用されていました。
ホットスプリングス・ヒストリック・ベースボール・トレイルのサイトはこちらです。
住所:1215 Whittington Ave, Hot Springs, AR 71901
※本コラムはこちらの記事を参考に作成したものです。記事は2021年11月29日に掲載されたものです。新型コロナウィルスの感染の影響で情報は変化しますので、訪問の際には最新情報を確認する事をお勧めします。