今回も前回からの続編です。
アメリカの記者の方が、アメリカ50州+ワシントンD.C.+カナダのオンタリオ州の52ヶ所の野球につながりのある場所について考え記事にしています。こちらのコラムでは毎回4州(4ヶ所)13回にわたりのスポットをご紹介致します。今回は6回目です。
マサチューセッツ州 スプリングフィールド
ブラザーズ・オール・アー・ウィー(Brothers All Are We)
住所: S Greeting Rd, Springfield, MA 01108
フォレスト・パークの情報はこちらです。(英語版)
Brothers All Are Weの情報はこちらです。 (英語版)
1934年、スプリングフィールド・アメリカン・リージョン・ポストの21チームはノース・カロライナに集結し、トーナメントを開催しました。彼らが現地に到着したとき、バニー・タリアフェロ(チームの唯一の黒人選手)を除外しないと試合に出場できないと言われました。これに対して、コーチはチーム・メンバーと話をしてバニー・タリアフェロを外して試合をすることを選択せずに、スプリングフィールドに戻る事を決定しました。
そして現在、スプリングフィールドのフォレスト・パークにはこの出来事を称える盾があります。チームに関する短いドキュメンタリー映画も2019年野球殿堂博物館で上映されました。
ミシガン州 デトロイト
コーナー・ボールパーク(The Corner Ballpark)
住所: 1680 Michigan Ave, Detroit, MI 48216
コーナー・ボールパークのサイトはこちらです。(英語版)
ハムトラムク・スタジアムのサイトはこちらです。(英語版)
Jack White just singled in his first at-bat here at Hamtramck Stadium. pic.twitter.com/MYVxZIiWGR
— Freep Entertainment (@FreepEnt) July 11, 2019
デトロイト・ポリス・アスレチック・リーグは、このフィールドを改修するために2,000万ドルを調達したことから、正式にはコーナー・ボールパークと名付けられましたが、地元の人にはアーニー・ハーウェル・パーク(Ernie Harwell Park)としてよく知られているかもしれません。それは、デトロイト・タイガースが2000年に本拠地をコメリカ・パークに移す前のタイガー・スタジアムが立っていた場所にあるためです。ここはタイ・カッブやハンク・グリーンバーグなどのタイガースのレジェンドがプレーした場所でもあります。
この場所が気に入らない場合は、近くにあるハムトラムク・スタジアムに行ってください。ここはつい最近再発見された今でも存在する5つしかないニグロ・リーグス・タジアムの1つです。何年もの間、ブドウの木はグランドを覆い隠していましたので、人々はそれが荒廃した都市の球場の一部であると考えていました。幸いなことに、フレンズ・オブ・ハムトラムク・スタジアムのメンバーが以前の栄光を取り戻すために取り組んでいます。
ミネソタ州 リッチフィールド
オプティミスト・ベースボール・パーク(Optimist Baseball Park)
住所: Litchfield Minnesota 55355
オプティミスト・ベースボール・パークのサイトはこちらです。(英語版)
Metrodome seats in place! We now have seats from both stadiums that hosted the 1991 World Series between the Twins and Braves. pic.twitter.com/gxvzgpcxSi
— Litchfield Blues (@LitchBlues) October 3, 2020
ツインズのターゲット・フィールドから西に自動車で約80分のところで試合をするアマチュア・チームであるリッチフィールド・ブルースの本拠地は、アメリカの田園地帯に点在する他のコミュニティ・フィールドのように見えるかもしれません。高校の向かいにある、7つの野球場とソフトボール場に加えてホッケー競技場を備えた複合施設の一部です。
ホームプレートの後ろの座席をチェックしてください。ここには金属製の観覧席はありません。その代わりに、かつてブレーブスのアトランタ・フルトンカウンティ・スタジアムやメトロ・ドームでツインズファンを収容していた番号付きのスタジアム席があります。
ミシシッピー州 スタークビル
クール・パパ・ベル・マーカー(Cool Papa Bell marker)
住所: 405 Lynn Ln, Starkville, MS 39759
クール・パパ・ベルの情報はこちらです。(英語版)
クール・パパ・ベル・はニグロ・リーグのシングル・シーズンで49個の盗塁を記録したこれまでで最速のプレーヤーと言われています。伝説によると、彼は電灯のスイッチを押して、電灯が消える前にベッドに飛び込むことができました。と言われています。クール・パパ・ベルは、ニグロ・リーグの歴史の中で最も有名な選手の一人です。リン・レーンのすぐそばにあるマッキー・パークの球場に彼を称える盾がある故郷を訪れることで、敬意を表することができます。
※本コラムはこちらの記事を参考に作成したものです。記事は2021年11月29日に掲載されたものです。新型コロナウィルスの感染の影響で情報は変化しますので、訪問の際には最新情報を確認する事をお勧めします。