2022年開幕ライン・ナップのチーム・ランキング

MLB.Comでは毎年開幕ライン・ナップのランク付けをしています。FAやトレードで打線が強化されたチームや、主力選手が怪我で開幕に出場出来なくてマイナスになったチームなど様々です。

2022年のランキング

では、メジャー・リーグ30チームの中からトップ10のチームをご紹介します。

1位:Dodgers

1. Mookie Betts, R, RF
2. Freddie Freeman, L, 1B
3. Trea Turner, R, SS
4. Max Muncy, L, 2B
5. Will Smith, R, C
6. Justin Turner, R, 3B
7. Cody Bellinger, L, CF
8. Chris Taylor, R, LF
9. AJ Pollock, R, DH

2021年のシーズン途中でナショナルズの主軸トレア・ターナー選手、2022年にはFAでワールド・チャンピオンのアトランタ・ブレーブスの主砲フレディ・フリーマン選手を獲得しました。コーリー・シーガー選手の移籍の影響が感じられません。

2位:Blue Jays

1. George Springer, R, CF
2. Bo Bichette, R, SS
3. Vladimir Guerrero Jr., R, 1B
4. Teoscar Hernández, R, DH
5. Matt Chapman, R, 3B
6. Lourdes Gurriel Jr., R, LF
7. Cavan Biggio, L, 2B
8. Danny Jansen, R, C
9. Raimel Tapia, L, RF

MVPならびにホームラン王を最後まで争ったシミエン選手がレンジャースに移籍しましたが、アスレチックのクリーンアップのマット・チャップマン選手、ロッキーズの1番打者ライメル・タピア選手を補強しています。菊池雄星投手にとって心強い打者陣です。

3位:White Sox

1. Tim Anderson, R, SS
2. Yoán Moncada, S, 3B
3. José Abreu, R, 1B
4. Eloy Jiménez, R, LF
5. Yasmani Grandal, S, C
6. Luis Robert, R, CF
7. Andrew Vaughn, R, RF
8. Gavin Sheets, L, DH
9. Josh Harrison, R, 2B

目立った補強をしていないホワイトソックスですが、2021年怪我で出遅れたルイス・ロベルト選手とエロイ・ヒメネス選手が今年は開幕から出場できますので打線に厚みがあります。

4位: Braves

1. Eddie Rosario, L, LF
2. Dansby Swanson, R, SS
3. Matt Olson, L, 1B
4. Marcell Ozuna, R, DH
5. Austin Riley, R, 3B
6. Ozzie Albies, S, 2B
7. Adam Duvall, R, CF
8. Travis d'Arnaud, R, C
9. Alex Dickerson, L, RF

2021年のワールド・チャンピオンのブレーブスですが、主砲のフレディ・フリーマン、ジョク・ピーダーソン選手、ホルヘ・ソレア選手を放出、また若きスター選手ロベルト・アクーニャ・ジュニア選手も怪我で開幕に間に合いません。そんなブレーブスはアスレチックから主砲マット・オルソン選手を獲得しました。またマルセル・オズーナ選手も戻ってきました。

5位:Yankees

1. Anthony Rizzo, L, 1B
2.Aaron Judge, R, RF
3. Joey Gallo, L, LF
4. Giancarlo Stanton, R, DH
5. Josh Donaldson, R, 3B
6. Gleyber Torres, R, 2B
7. Aaron Hicks, S, CF
8. Isiah Kiner-Falefa, R, SS
9. Kyle Higashioka, R, C

2021年トレードで加入したアンソニー・リゾ選手、ジョーイ・ギャロ選手が残留したヤンキース、ツインズからジョシュ・ロナルドソン選手、アイザイア・カイナーファレファ選手を補強しました。

6位:Red Sox

1. Kiké Hernández, R, CF
2. Trevor Story, R, 2B
3. Rafael Devers, L, 3B
4. Xander Bogaerts, R, SS
5. J.D. Martinez, R, DH
6. Alex Verdugo, L, LF
7. Bobby Dalbec, R, 1B
8. Jackie Bradley, Jr., L, RF
9. Christian Vázquez, R, C

ロッキーズの主砲トレーバー・ストーリー選手を獲得し、2021年にブルワーズに放出したジャッキー・ブラドリー・ジュニア選手を呼び戻しました。クリーン・ナップが健在ならばなかなかの強力な打線です。

7位:Phillies

1. Kyle Schwarber, LF
2. J.T. Realmuto, R, C
3. Bryce Harper, L, RF
4. Nick Castellanos, R, DH
5. Rhys Hoskins, R, 1B
6. Didi Gregorius, L, SS
7. Jean Segura, R, 2B
8. Alec Bohm, R, 3B
9. Matt Vierling, R, CF

2021年ナショナルズでホームランを量産したカイル・シュワーバー選手、秋山選手が所属するレッズの主砲だったニック・カステヤーノス選手を獲得したフィリーズ。MVPを獲得したブライス・ハーパー選手を中心に協力な打線です。

8位: Astros

1. Jose Altuve, R, 2B
2. Michael Brantley, L, LF
3. Alex Bregman, R, 3B
4. Yordan Alvarez, L, DH
5. Yuli Gurriel, R, 1B
6. Kyle Tucker, L, RF
7. Chas McCormick, R, CF
8. Jeremy Peña, R, SS
9. Martín Maldonado, R, C

2021年アメリカン・リーグのチャンピオン・チームのアストロズ。カルロス・コレア選手がFAで移籍しました。また目立った補強をしていませんが、昨年の強力打線は維持されています。

9位:Rays

1. Brandon Lowe, L, 2B
2. Wander Franco, S, SS
3. Randy Arozarena, R, LF
4. Austin Meadows, L, DH
5. Yandy Díaz, R, 3B
6. Ji-Man Choi, L, 1B
7. Mike Zunino, R, C
8. Kevin Kiermaier, L, CF
9. Manuel Margot, R, RF

2021年とほぼ変動はありません。新人王のランディ・アロザレーナ選手、昨年メジャー・デビューした注目のワンダー・フランコ選手の飛躍が打線に厚みを持たせます。

10位:Angels

1. Shohei Ohtani, L, DH
2. Mike Trout, R, CF
3. Anthony Rendon, R, 3B
4. Jared Walsh, L, 1B
5. Max Stassi, R, C
6. Brandon Marsh, L, LF
7. Jo Adell, R, RF
8. Andrew Velazquez, S, SS
9. David Fletcher, R, 2B

打線については補強をしていませんが、2021年早々に離脱したマイク・トラウト選手とアンソニー・レンドーン選手が開幕から出場できます。また昨年2人の離脱中に出場したジャレッド・ウオルシュ選手、ブランドン・マーシュ選手、ジョー・アデル選手の活躍にも期待したいです。

そして2021年のMVP大谷翔平選手が昨年以上の成績を残せるかが楽しみなエンゼルスです。

(※このコラムはこちらの記事を参考にしました。)

 

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