2021年はホームランが量産されたMLBですが、2022年は飛ばないボールを採用しているという推測からホームラン数が減少しています。しかしながらヤンキースのアーロン・ジャッジ選手は昨年よりもホームランを多く打っています。(2022年6月29日現在)
さて、ホームランと言えば、ホームランを打った選手をダッグ・アウトでお迎えする儀式が目を引きます。2018年に大谷翔平選手がMLBで初めてホームランを打った際には、サイレント・トリートメントというホームランを打った選手を無視する儀式を経験しています。
最近ではチーム毎に様々な儀式を取り入れています。代表的なホームラン・セレブレーションをご紹介します。
スワッグ・チェーン–(サンディエゴ・パドレス)
ホームランを打った打者は、スワッグ・チェーンを首からかけられます。そしてダッグ・アウトでハイタッチをします。
Manny: swag chain, swag chain
Fernando: swag chain, SWAG CHAIN
All of us: SWAG CHAIN, SWAG CHAIN pic.twitter.com/5QxeDWECan
— San Diego Padres (@Padres) May 23, 2021
ホームラン・ジャケット–(トロント・ブルージェイズ)
ホームランを打った打者は、ホームラン・ジャケットを着せられます。ジャケットの背中にはブルージェイズのロゴが入っています。また選手の出身国を表現するために英語で国名も刻まれています。
We present to you…
THE HOME RUN JACKET 💥 pic.twitter.com/3uCepzuunc
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) July 30, 2021
ランドリー・カート–(ボストンレッドソックス)
ホームランを打った打者は、ランドリー・カートに乗せられてダッグ・アウトを移動します。
⚠️UPDATE⚠️
The cart is back. pic.twitter.com/15JftovuWa
— Red Sox (@RedSox) September 20, 2020
麦わら帽子–(フィラデルフィア・フィリーズ、ロサンゼルス・エンゼルス)
ホームランを打った打者は、麦わら帽子をかぶってダッグ・アウトでハイタッチをします。
So it appears the post-homer straw hat is a thing now.
We’re not sure, either, but we do know that we’re HERE FOR IT. pic.twitter.com/ssem3QqvZu
— Philadelphia Phillies (@Phillies) June 6, 2021
A big day for the cowboy hat and it’s only the 5th inning 🤠 pic.twitter.com/5PrSSFL9A2
— Los Angeles Angels (@Angels) May 29, 2022
ホームラン・ベルト–(ボルチモア・オリオールズ)
ホームランを打った打者は、プロレスやボクシングのチャンピオン・ベルトのようなホームラン・ベルトを巻いてダッグ・アウトでハイタッチをします。
The home run belt is an incredible development. pic.twitter.com/05K0uYYT9H
— Baltimore Orioles (@Orioles) August 8, 2021
チームでルーティン化した儀式もありますし、スポットで行われる儀式もあります。試合自体の観戦に合わせてチームのパフォーマンス(団体芸)にも注目したいと思います。