ストーブ・リーグの補強で2023年期待できるチーム

2022年も残りわずか。年内の契約交渉からの移籍は一段落。2023年に多少の動きがあると思います。では現時点の補強で2023年の躍進が期待できるチームをMLB.comは記事にしています。その一部をご紹介致します。

更に強化されたチーム

1. ニューヨーク・メッツ

2022年シーズンに101勝したメッツ。最後にブレーブスに地区優勝を譲りましたが、強いメッツが戻って来たという印象でした。シーズン・オフにはスーパー・エースのジェイコブ・レグローム投手、クリス・バシット投手、タイフアン投手ウォーカー投手の先発ローテーション・ピッチャーが移籍しました。

しかしながら、2022年アメリカン・リーグのサイヤング賞ジャスティン・バーランダー投手、昨年復活の兆しをみせたホセ・キンタナ投手、そしてソフトバンク・ホークスから千賀航大投手が加入しました。マックス・シャーザー投手、カルロス・カラスコ投手で形成される先発ローテーションは2022年に見劣りしません。さらにカルロス・コレア選手の補強に成功し打線もアップ・グレードされました。

2. フィラデルフィア・フィリーズ

2022年のナショナル・リーグのチャンピオン。ワールド・シリーズではヒューストン・アストロズに敗れましたが、前半戦の失速をカバーしワイルド・カードにたどり着きました。そのフィリーズはドジャースからトレア・ターナー選手、タイフアン・ウォーカー投手、クレイグ・キンブレル投手を補強しました。

3. ニューヨーク・ヤンキース

2022年にアメリカン・リーグ東地区優勝を果たしたヤンキース。残念ながらワールド・シリーズには進出できませんでした。ヤンキースの最大の成果はアーロン・ジャッジ選手との再契約にこぎつけたことです。FAでの移籍話も多々上がっていましたが、最終的にヤンキースに落ち着きました。そしてアンソニー・リゾ選手も残留しました。投手陣ではサンフランシスコ・ジャイアンツからカルロス・ロドン投手を獲得しゲリット・コール投手との二枚看板が確立されました。

躍進が期待できるチーム

1. サンディエゴ・パドレス

ここ数年補強に投資をしているパドレス。2022年はプレイオフに進出し宿敵ドジャースを退けワールド・チャンピオンも期待できました。残念ながらフィリーズに敗れワールド・シリーズには進めませんでした。

そのパドレス。レッドソックスからザンダー・ボガーツ選手を獲得しました。ヤンキースからマット・カーペンター選手、メッツからセス・ルーゴ投手も獲得しています。打線とリリーフ陣に厚みを持たせることができました。

2. セントルイス・カージナルス

地区優勝を果たしたカージナルス。アルバート・プホルズ選手、ヤディー・モリーナ捕手が現役を引退しました。捕手はシカゴ・カブスのレギュラー・キャッチャーのウィルソン・コントレラス選手を獲得できましたので十分穴は埋まると思います。若手も着実に育っています。

3. クリーブランド・ガーディアンズ

こちらも地区優勝を果たしたガーディアンズ。パドレスから4番バッターのジョシュ・ベル選手、レイズからマイク・ズニーノ捕手の獲得に成功しています。

4. トロント・ブルージェイズ

2022年はプレイ・オフに進出したブルージェイズ。テオスカー・エルナンデス選手をトレードでマリナーズに放出しました。その代わりにドルトン・バーショ選手をダイヤモンドバックスとのトレードで獲得しました。レイズからもケビン・キアマイヤー選手を獲得しました。先発投手もクリス・バシット投手の獲得に成功し着実に補強は進んでいます。

5. シアトル・マリナーズ

2022年は21年ぶりにプレイオフに進出したマリナーズは、ワールド・チャンピオンのアストロズに道をふさがれました。そのマリナーズはブルージェイズからテオスカー・エルナンデス選手、ブルワーズからコルテン ウォン選手を獲得しました。

プレイオフに進出が期待できるチーム

1. テキサス・レンジャース

ここ数年低迷が続くレンジャース。ストーブ・リーグの最大の目玉ジェイコブ・デグローム投手の獲得に成功しました。さらに元エンゼルスのアンドリュー・ヒーニー投手、実績のあるジェイク・オドリッジ投手を獲得し、先発ローテーション投手の底上げに成功しています。

2. ロサンゼルス・エンゼルス

マイク・トラウト選手・大谷翔平選手のMVPコンビを擁するエンゼルスも最近は苦戦続きです。シーズン・オフには積極的に動き早々にドジャースからタイラー・アンダーソン投手を獲得しました。野手陣ではブルワーズからハンター・レンフロー選手、ツインズからジオ・ウルシェラ選手、パドレスからブランドン・ドゥルーリー選手を獲得し野手に厚みを持たせることに成功しました。

3. シカゴ・カブス

古豪シカゴ・カブスもマドン監督が去った後、主力選手をトレードで放出したためチーム力は低下しました。そのカブスにブレーブスのレギュラー遊撃手のダンスビー・スワンソン選手の獲得に成功しました。またドジャースからもコーディ・ベリンジャー選手も獲得しました。ここ数年成績が低迷していますが、移籍をきっかけに復活して欲しいです。投手陣ではヤンキースからジェイムソン・タイロン投手を獲得しました。

(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)


    アンケートのお願い

    このページは、参考になりましたか?今後の改善のため、ご意見をお知らせください。

    件名