MLB.comが報じたヌートバー選手の記事

WBC2023のファースト・ラウンドが開幕しました。外国籍を持つ初めての日本代表選手となったラース・ヌートバー選手が注目されていますが、本国のMLB.comでも「ヌートバーは日本で歴史を作る事に誇りを感じている」と報じられています。

日本代表デビュー

それは単なるエキシビション・ゲームだったかもしれませんが、WBCが始まる前に日本チームは阪神タイガースと対戦し歴史が作られました。 それはセンターを守る1番打者は、日本生まれではない選手であるラース・ヌートバーだったからです。

少しの混乱から始まりました。

「私たちはホームのユニフォームを着ていたのでホーム・ゲームだから私は守備に出る準備をしていました。ところがチーム・メイトから打席に立つようにと言われた。」とヌートバーは試合後に語った。 日本チームはホーム・ジャージを着ていましたが先攻でした。

ヌートバー選手は最初の打席でシングルを打ち、カージナルスで行っている恒例のパフォーマンスのペッパー・グラインダーで祝いました. ヌートバー選手と新しいチーム・メイトをつなぐ儀式になりました。

「私はヒットのお祝いとして何かしたかった」 「どんなパフォーマンスをしたらいいのかわからなかったが、大谷翔平選手は、私がそこに出て最初に何であっても、それがチーム・メイトがやることだと言った。だから私はヒットした最初のイニングで、ペッパー・グラインダーを行った。」とヌートバー選手は言いました。

その2イニング後、大谷翔平選手が本塁打を放った時に三塁ベースを回った直後にヌートバー選手のパフォーマンス(ペッパー・グラインダー)を真似た。これは日本チームが新しいチーム・メイト(ヌートバー選手)を受け入れたことを示す最も明確な行動です。

 

「異国の野球で育った人たち同士でも、個人レベルでつながることができる。彼らは仲間になることができる。」「これがスポーツの強みの一つであり、国籍を超えられる能力です。私は日本の野球にとって大きな第一歩だと彼に話しました。」と栗山監督は1月にヌートバー選手を選出した際にコメントしました。

ヌートバー選手の母親は埼玉出身です。そして少年時代に日本チームに夢中になる出来事がありました。その後ヤンキースのスター投手になった田中将大を擁する高校オール・スター・チームの選手を家族でサポートしました。その時9歳の ヌートバーはチームの一員であるかのように歓迎されました。 彼はバット・ボーイを務め、ゲーム前のストレッチにも参加しました。

「彼らは私のお手本でした。彼らはただの高校生でしたがプロのようでした」「 10~15年前の小さなバット・ボーイが日本チーム代表に選出されたことは信じられませんでした。家族や仲間たちは皆とても興奮していて、両手を広げて歓迎されました。それは私にとって本当に素晴らしい経験でした。これ以上のものはありません。」と ヌートバーは言います。

この経験は、彼の新しいチーム・メイトにも引き継がれていました。 祖父に敬意を表してタツジの日本名を持つヌートバー選手はニック・ネーム「たっちゃん」と呼ばれ、すべての選手はニック・ネームと両国の旗が背中にプリントされた特別なTシャツを着ていました。言語の違いがあるかもしれませんが、それが友情の邪魔になることはありません.

「私がフィールドにいるとき、英語で意思表示しますがチーム・メイトは理解しています。驚くべきことに、彼らは英語にも優れています。」「90%以上が言葉ではなく非言語的なアクションであってもチーム・メイトは私の考えを理解していると思いますし、私も彼らの考えを理解していると思います。とてもクールです。」と ヌートバー選手は語った。 .

日本の選手がもっと海外に進出し、サッカー日本代表選手のように所属チームの言葉でコミュニケ―ションを取る事が普通になれば、もっと英語で会話ができるようになると思います。逆にラグビー日本代表選手のように外国籍の選手が日本になじみ日本語でコミュニケーションを取るシーンも面白いです。

(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)

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