WBC2023はファースト・ラウンドが終了しました。ファースト・ラウンドは4都市で開催されましたが、MLB.comでは成功だったと報じています。
観戦者数
ファースト・ラウンドでは4会場合計で1,010,999人が観戦しましたが過去5大会で最大の観戦者数です。これは2017年の510,056人に対し98%の増加です。1球場の平均集客数も25,275人で2017年の平均20,402人を24%上回わりました。
プールB(東京)
東京ドームでの観戦者数は361,976人を記録し、1試合平均36,198人は過去の観戦者数の記録を更新しました。(※東京ドームのセカンド・ラウンドの集客数を含みます)
プールD(マイアミ)
マイアミのローンデポ・パークで行われたプールDは観戦者数が295,850人でした。これは81%の増加です。1試合平均の観戦者数は29,585人で2017年の平均 27,313人から8%増加しました。
1試合の記録更新
3月12日にチェイス・フィールドで行われたメキシコ対アメリカの試合の観戦者数は47,534人で、ファースト・ラウンドの1試合の最大観戦者数を記録しました。
3月11日に開催されたアメリカ2都市の観戦者数は、ローンデポ・パークでは2試合で71,289人を集め、チェイス・フィールドでは合計68,147人を動員しました。
視聴率・視聴者数
日本
日本ではTBSで放映された3月10日の日本対韓国の試合は、44.4%を記録しました。この数字はWBCのすべての国の最高視聴率でした。ちなみに2021年の東京オリンピックのすべての競技の視聴率を上回っています。日本チームのファースト・ラウンド4 試合の平均視聴率は42.3%でした。
台湾
台湾では、EBCニュースが放送した台湾4試合の平均視聴者数は130万1,000 人で、2017年と比べて151%増加しました。
韓国
韓国では、SBS/KBS/MBCで韓国代表が出場した4ゲームの平均視聴者数は178 万1,000人で2017 年と比べて35%増加しました。特に日本対韓国戦は270万9,000 人でした。これも過去に韓国で放送された試合で、最も視聴されたWBCの試合でした。
プエルトリコ
プエルトリコでは、WAPA Deportesが放送したプエルトリコ代表の試合は2017 年と比較して77%の増加を達成しました。特にドミニカ共和国対プエルトリコの試合は平均視聴率が62%でした。この試合を観戦した視聴者の24%が35歳未満で55%が女性の視聴者でした。
ドミニカ共和国
ドミニカ共和国では、ドミニカ代表の視聴率が2017年と比べて37%増加しました。
アメリカ
FOX および FOX Deportesで放送されたアメリカ代表が戦った最初のイギリス戦は、平均159万2,000人の視聴者を記録しました。2009年以来アメリカで最も視聴された1回戦の試合でした。
物販(Merchandise)
2023年のWBCファースト・ラウンド終了後、4都市の開催会場での公式ショップとネット販売の両方で、WBC史上最高の商品販売記録をすでに破っています。WBCの公式オンライン・ストアとは、MLBShop.comとFanaticsネットワークです。
ソーシャルメディア
大谷翔平は3月1日以降にフォロワーが136万人増加しました。これは75%の増加です。他のどの選手よりも多くのフォロワーを獲得しました。さらにWBCのソーシャル・メディア・アカウントのファースト・ラウンドでの登録者数は2017 年と比較して564%増加しました。
5回目の今回WBCの注目度があがったように思えます。新型コロナウィルスの影響で6年ぶりの開催だった事、アメリカ代表にトラウト選手をはじめトップ・プレヤーが多数参加した事、ファースト・ラウンドの出場国が16チームから20チームに増加しヨーロッパの代表チームが躍進した事さまざまな要因があると思いますが、大谷翔平選手がWBCに出場している事も影響していると思います。
(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)