WBC準決勝。会場はアメリカ・マイアミです。現地まで行き観戦するツワモノが沢山いますが、祝日の今日、多くのファンの方はテレビ観戦だったと思います。そしてコロナの規制が解かれたため多くの会場でパブリック・ビューイングが企画されたのではないでしょうか?
たまたまの帰省。近くでパブリック・ビューイングを行う旨のポスターを見つけました。パブリック・ビューイングは経験がありませんでしたので、興味本位で出かけてみました。
北陸にゆかりのある選手
今回の日本代表には北陸三県にゆかりのある選手がいます。出身地もしくは所属チームが北陸三県のいずれかの選手です。
吉田正尚選手
福井県福井市出身で敦賀気比高校で甲子園に出場しています。
中村雄平選手
福井県大野市出身で福井商業高校で甲子園に出場しています。
湯浅京巳投手
BCリーグ 富山サンダーバーズに所属していました。
山崎 颯一郎投手
石川県加賀市出身で敦賀気比高校で甲子園で優勝を経験しています。
市民会館でのパブリック・ビューイング
モロに地元は山崎 颯一郎投手です。栗林良吏投手が腰の張りでチームを離脱したためにセカンド・ラウンドから追加招集されました。セカンド・ラウンドで登板機会があればアメリカでの投球の可能性がありましたが、接戦が予想されるアメリカ・ラウンドをぶっつけ本番で登板することは残念ですが無いと思います。
他3名の選手はメキシコ戦の試合に出場しました。特に吉田正尚選手は3点ビハインドを追いつく3ラン・ホームランを打ちました。会場は大盛り上がりです。前半は押され気味の展開でしたが7回以降は喜びを爆発させたり、ため息をついたりと忙しい展開になりました。最後は村上選手のサヨナラ打で会場は、今日一番の喜び歓声と笑顔でした。
会場で観戦した多くは地元の野球少年野球チームの選手です。加賀ボーイズは山崎颯一郎投手も在籍していました。世界少年野球大会のメンバーに選出され優勝しています。おそらく会場には山崎投手の親族、友人、知人、恩師、先輩、後輩の方々が座っていたと思います。この会場から未来のプロ野球選手、日本代表、メジャー・リーガーが誕生して欲しいですね。
メディアも注目
会場にはメディアが駆け付けていました。三脚のカメラが数台、ハンディ・カメラが数台、スチール・カメラも入っています。注目はされていますがローカル放送のようです。子供たちをメインに一生懸命応援するシーンを撮影し、インタビューも取っていました。地元出身の選手が日本代表に選ばれているのですからメディア側も気合が入っています。一所懸命仕事をされるのは理解できるのですが、インタビューは攻守交代のタイミングにして欲しいです。試合観戦を中断される観客の身にもなって欲しいです。
そんな初めてのパブリックビューイング体験でした。