2023年オールスター・ゲームの出場選手がまもなく発表されます。ファン投票により先発出場する両リーグの18選手以外の選手は2023年7月2日17:30(アメリカ東海岸時間)に発表されます。
両チームの投手と控え選手(各チーム合計23名)は、「選手間投票」と「コミッショナー事務局の推薦」で決定します。
投手陣は誰が選ぶか?
選手投票とコミッショナー事務局の推薦で決定します。 2017年のルール変更により、オールスターの監督は選手選考に関わらなくなりました。レギュラー・シーズンに影響がないようにするためです。
選手投票で選ばれる選手のポジションは?
選手投票の結果、各リーグから投手8名(先発5名、リリーフ3名)と、各ポジションのバックアップ1名(外野手は3名)の合計17名の選手を選出しますとしている。
コミッショナー事務局が選択するポジションは?
コミッショナー事務局は、各リーグで6名の選手(投手4名と野手2名)を選出します。 この段階でコミッショナー事務局は30球団全ての選手が選ばれるように調整をします。
各チームの先発投手の決定は?
各リーグの監督が選手し試合前日に発表します。
負傷などで出場を辞退した選手の代わりは誰が選ぶか?
ファン投票で選出された先発がプレーできない場合、監督は既に選手された選手のから先発選手の代役を選びます。選手間投票で選出されたリザーブ・ポジションの選手が出場できない場合は、選手間投票で次点だった選手が繰り上げで選ばれます。
負傷などで出場を辞退した選手の代役は同じポジションの選手を選ぶ必要があるか?
投手の場合の代役は投手です。しかし野手の場合は、内野手の代わりに外野手やその逆も可能です。
オールスター・ゲームの直前のレギュラー・シーズン登板した先発投手は登板できるか?
以前のルールでは登板できませんでした。その後、判断はその投手に委ねられるようになりました。(ただし登板は1イニングに制限されます)
各チームは選出された投手の体調やレギュラー・シーズンの登板間隔や回数を考慮し登板についてリクエストすることができます。
オールスター・ゲームの前に、選ばれた選手が逆のリーグのチームにトレードされた場合はどうなりますか?
2014年にジェフ・サマージヤ選手がカブスからアスレチックスに移籍したとき、オールスター・ゲームに出場する資格がないとされました。しかし出場できないもののナショナル・リーグのオールスター・メンバーとしては認められました。(試合前の選手紹介ではナショナル・リーグのジャージとオールスター・ゲームのキャップを着用しました。)
現在、ワールド・シリーズではオールスター・ゲームの結果がホーム・アドバンテージとして考慮されなくなったため、MLBがこれほど厳格な姿勢を取るかどうかは不明です。
コミッショナー特別枠での選出は?
ロブ・マンフレッド・コミッショナーは、傑出したキャリアを持つ現役選手を称え特別にセレクションを行うオプションを持っています。 2022年にはアルバート・プホルスとミゲル・カブレラが特別選出されました。
(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)