2023年6月29日(アメリカ時間)ファン投票によるオールスター・ゲーム先発出場選手が決定しました。そして前日にホームラン・ダービーが開催されますが、出場選手が決定しました。残念ですが大谷翔平選手は出場しません。
出場する8選手の1回戦の組み合わせは以下の通りです。
(第1シード) ルイス・ロバート・ジュニア vs. (第8シード) アドリー・ラッチマン
(第2シード) ピート・アロンソ vs. (第7シード) フリオ・ロドリゲス
(第3シード) ムーキー・ベッツ vs. (第6シード) ウラジミール・ゲレーロ Jr.
(第4シード) アドリス・ガルシア vs. (第5シード) ランディ・アロザレナ
ホームラン・ダービーのシードは、2023年7月4日時点の各選手のレギュラー・シーズンホームランの数によって決定されました。本塁打数が同数のロバート・ジュニア選手(9本)とアロンゾ選手(3本)は、2023年6月15日以降のホームラン数によりロバート・ジュニア選手が第1シードになりました。
第1シード:ルイス・ロバート・ジュニア(ホワイトソックス)
・ホームラン:25本
・2023年最長:450フィート(約137.2m)/ 7月4日 対ブルージェイズ戦
・2023年最速:113.6マイル(約182.8km)/ 5月14日 対アストロズ戦
第2シード:ピート・アロンソ(メッツ)
・ホームラン:25本
・2023年最長:448フィート(約136.6m)/ 6月6日 対ブレーブス戦
・2023年最速:113.7マイル(約183.0km)/6月21日、対アストロズ戦
アロンソ選手はホームラン・ダービーのスーパースターです。 2019年と21年にダービーを連覇しています。(2020年は新型コロナ・ウィルスの感染影響で中止)
第3シード:ムーキー・ベッツ、ドジャース
・ホームラン:23本
・2023年最長:426フィート(約129.8m)/ 5月12日 対パドレス戦
・2023年最速:110.1マイル(約177.2km)/6月2日 対ヤンキース戦
ベッツ選手は過去7シーズン連続でオールスターに選出されていますが、ホームラン・ダービーには今回が初出場です。
第4シード:アドリス・ガルシア、レンジャーズ
・ホームラン:21本
・2023年最長:432フィート(約131.7m)/4月22日対 アスレチックス戦
・2023年最速:112.1マイル(約180.4km)/6月20日 ホワイトソックス戦
ガルシア選手もホームラン・ダービー初出場です。 2022年のコーリー・シーガー、2021年のジョーイ・ギャロに次いで、レンジャーズの選手からはダービーに出場する3人目です。
第5シード:ランディ・アロザレナ(レイズ)
・ホームラン:16本
・2023年最長:436フィート(約132.9m)/ 4月2日 対タイガース戦
・2023年最速:111.8マイル(約179.9km)/4月29日 対ホワイトソックス戦
アロザレナ選手はレイズの選手からホーム・ランダービーに出場する3人目の選手です。2009年のカルロス・ペーニャ、2008年のエバン・ロンゴリア以来です。ペーニャとロンゴリアは両名とも1回戦で敗退したため、アロザレナ選手がレイズの初代チャンピオンになるかもしれません。
第6シード:ウラディミール・ゲレーロ・ジュニア、ブルージェイズ
・ホームラン:13本塁打
・2023年最長:450フィート(約137.2m)/ 5月3日 対レッドソックス戦
・2023年最速:112.7マイル(約181.4km)/4月23日 対ヤンキース戦
ゲレーロ・ジュニア選手は2度目のホームラン・ダービーに臨みますが、2019年にはあと一歩及ばなかったものの、決勝でアロンソ選手に1本差で敗れたときは感動的でした。
第7シード:フリオ・ロドリゲス、マリナーズ
・ホームラン:13本
・2023年最長:454フィート(約137.2m)/ 5月7日 対アストロズ戦
・2023年最速:112.0マイル(約180.2km)/5月29日 対 ヤンキース戦
ホーム球場であるロドリゲス選手は2022年のホームラン・ダービーで1対戦あたり30ホームラン以上を複数回達成した唯一の選手です。ダービー史上でも30ホームランを達成した選手は他に4人しかいません。(ウラジミール・ゲレーロ・ジュニア、ジョク・ピーダーソン、ピート・アロンソ、フアン・ソト)
第8シード:アドリー・ラッチマン(オリオールズ)
・ホームラン:11本
・2023年最長:424フィート(約129.2m)/5月18日 対エンゼルス戦
・2023年最速:111.1マイル(約178.8km)/5月9日 対レイズ戦
ラッチマン選手はスイッチ・ヒッターですが、過去のホームラン・ダービーで単独優勝した選手はいません。(同点で2名優勝は1989年ルーベン・シエラとエリック・デービス)またラッチマンは捕手ですが優勝した捕手もいません。この両面で初優勝を飾れるでしょうか?
(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)