2023年ホームラン・ダービーのルール

いよいよ第93回ミッドサマー・クラシックが始まります。それに先立ち開催されるホームラン・ダービーのルールを確認しましょう。

トーナメント式

出場者はトーナメント式で優勝を争います。優勝者は決勝戦までの3ラウンドを戦います。敗者復活はありません。各ラウンドはシードの低い選手が先攻、高い選手が後攻です。シードはレギュラー・シーズンのホームラン数で決定しています。

持ち時間

打者の持ち時間は、第1ラウンドと第2ラウンドでは3分、最終ラウンドは2分です。バッティング・ピッチャーが初球をリリースした時点で時計が動き出し、タイマーがゼロになった時に終了します。 タイマーがゼロになる前に放たれた打球は有効です。

また各ラウンドで2番目(後攻)の選手が対戦相手のホームラン数を超えた場合、持ち時間が無くなる前でも競技は終了します。

ボーナス・タイム

選手が時間内に440フィート(約134.1m)以上のホームランを1本打った場合に追加で30秒のボーナス・タイムを獲得できます。2本打った場合のボーナス・タイムは60秒です。パワー・ヒッターに有利なルールです。(※飛距離はMLBのスタット・キャストで計測します。)

休憩(ブレイク)

・選手は 各ラウンドで1度45 秒のタイム・アウトが与えられます。 (ボーナス・タイムは含まず)

・ボーナス・タイムを得た選手は、当初の持ち時間とボーナスで得た時間の間に短い休憩が与えられます。 ボーナスで得た時間の途中には休憩は与えられません。

同点の場合

各ラウンドで同点(ホームランが同数)の場合は、再度60秒間でホームラン数を競います。それでも同点だった場合、各選手3スイングでのホームラン数で競います。以降勝者は決定するまで3スイング・ルールで競技が継続されます。

2021年の大谷翔平選手対フアン・ソト選手は3スイング・ルールまで競技が延長されました。

優勝賞金

ホームラン・ダービー優勝者には100万ドル(約1憶4,500万円:$1=¥145で計算)です。

(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)

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