花巻東高校の佐々木麟太郎選手の動向をMLB.comでも報じられています。その記事の内容は以下の通りです。
花巻東高校はメジャー・リーグのスター選手を育成するのに最適な高校かもしれません。 大谷翔平選手や菊池雄星選手を卒業生に持つ同校は、近いうちに佐々木麟太郎選手をメジャー・リストに加えるかもしれません。なぜならこのパワー・ヒッターは、今度のNPBドラフトを断念しアメリカの大学への進学を目指すと報じられているからです。付け加えると、佐々木選手の父親も花巻東高校で大谷選手の監督だったという縁もあります。
🚨Top high school prospect 1B Rintaro Sasaki did not submit his application for the NPB draft this year and has decided on studying abroad in the United States.
The “Japanese Prince Fielder” set the all-time Japanese high school record with 140 homers.https://t.co/Af2GJzhtLO
— Yakyu Cosmopolitan (@yakyucosmo) October 10, 2023
人気のNPBチャンネル「野球コスモポリタン」では、佐々木麟太郎選手は「日本のプリンス・フィルダー」と言われており、6フィート（(83cm)、250ポンド(113kg)のスラッガーは、卓越した選球眼のおかげで次期NPBドラフトで全体1位になると噂されていました。 佐々木選手は高校通算140本塁打を放つパワーヒッターですが、四球を選ぶ選球眼もあり三振数も少ないコンタクト力も持ち合わせています。2017年NPBドラフト1位指名の清宮幸太郎選手が樹立した高校通算111本塁打の記録も塗り替えました。ESPNのカイリー・マクダニエル氏は佐々木選手にパワー・グレード「70」を与えました。これはマイナー・リーグのパワーヒッターであるカブスのチーム・プロスペクト3位のオーウェン・ケイシー選手を上回ることになります。
オーウェン・ケイシー選手の記録
| 打数 | 得点 | ヒット | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | OPS | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年マイナーの記録 | 439 | 77 | 127 | 22 | 84 | 7 | .289 | .398 | .917 |
佐々木選手は個人のホームランで知られているかもしれませんが、以下のコメントのとおりチームの勝利を優先していることを明言しています。
「私は自分が打ったホームランの数には執着していない」と佐々木選手は2023年初めに語りました。 「注目してもらえるのはありがたいですが、チームの勝利に貢献することが最優先です。自分の役割を果たすことだけを考えています。」
佐々木選手この決断は、今後のMLBの展望に大きな影響を与えることになるかもしれません。 アメリカの大学に通うことにより、3シーズン後のMLBドラフトの資格も得られます。 もし彼がNPBのチームに加入した場合は、所属する日本プロ野球チームがポストティングするまで待つか、9年後のフリー・エージェントまで待つ必要があります。
このような決断を下した選手は佐々木選手だけではありません。 最近では西田陸浮選手も同様にオレゴン大学を経て2023年にホワイトソックスから11巡目で指名されました。ヤンキースから2位指名され現在日本ハムファイターズに所属している加藤豪将選手も同様でした。
一つの潜在的な問題点は、彼は国際的な選手であるため、佐々木はNILとの契約の資格がない可能性が高いということだ。
ヴァンダービルト大学
テネシー州 ナッシュビルの私立大学ヴァンダービルト大学が興味を持っているという噂もあります。この大学からも以下の通り多くのメジャー・リーガーを輩出しています。
主なメジャー・リーガー
マイク・ヤストレムスキー（Mike Yastrzemski）：ジャイアンツ
ブライアン・レイノルズ（Bryan Reynolds）：パイレーツ
カイル・ライト（Kyle Wright）：ブレーブス
ウォーカー・ビューラー（Walker Buehler）：ドジャース
ダンスビー・スワンソン（Dansby Swanson）：カブス
ソニー・グレイ（Sonny Gray）：ツインズ
（※このコラムはこちらの記事を参考にしました。）