2023年オフ MLBのFAランキング

2023年のMLBはテキサス・レンジャースが球団史上初めてワールド・チャンピオンに輝きました。休む間もなくフロント陣は2024年度のシーズンに向けて戦力補強に奔走するでしょう。

ここではMLB.comの記者が取材で得た情報を基に今オフのFAのランキングを見ていきましょう。恐らく各種メディアの見出しを占めるのは1人の選手だけになると予想されますが、才能のある選手はたくさんいます。

トップ5

1位:大谷翔平(二刀流:29歳)

二度目の肘手術を行っても、大谷選手は間違いなくFAのトップです。 大谷選手がいつマウンドに戻れるかは不明ですが攻撃面でのパフォーマンスだけでも、2022年オフに9年総額3億6000万ドルで契約したアーロン・ジャッジ選手と比べても遜色がない契約を獲得できると予想します。

2025年にはマウンドに戻れると予想しており、彼の契約はジャッジ選手の契約を超えている可能性があるものの、もし手術をしていなかったらその金額はさらに跳ね上がっていたでしょう。

候補となるチーム: エンゼルス、ドジャース、ジャイアンツ、メッツ

2位:山本由伸(投手:25歳)

山本投手は2023年オフ・シーズンにオリックス・バファローズからポスティングされることが予想されています。山本投手は、過去2年パ・リーグでMVPと沢村賞の両方を獲得し、過去3年では投手三冠王に輝いています。 MLBのスカウトはローテーションの1番目か2番目の座に躍り出ることができると信じています。

候補となるチーム: ドジャース、メッツ、レッドソックス

3位:ブレイク・スネル(投手:31歳)

ダルビッシュ投手の同僚のスネル投手は、2023年シーズン序盤の9試合では1勝6敗、防御率5.40と低迷しましたが、その後の23試合は13勝3敗、防御率1.20と抜群の成績を残しました。 2018年アメリカン・リーグでサイ・ヤング賞を獲得したスネル投手は、今シーズン2回目のサイ・ヤング賞を加える可能性があり、両リーグでサイヤング賞を獲得した7人目の選手になる可能性があります。

候補となるチーム: カージナルス、ドジャース、パドレス

4位:コディ・ベリンジャー(CF/1B:28歳)

2019年にはドジャースでナショナル・リーグMVPを獲得した後の2021年と2022年のシーズンは期待外れに終わり、2022シーズン・オフに、カブスに移籍しました。ところが2023年のシーズンは130試合で打率:307、OPS:.881、26本塁打、97打点の成績を残しました。 28歳のベリンジャー選手は数年契約を結ぶと見られています。

候補となるチーム: カブス、ジャイアンツ、ヤンキース

5位:アーロン・ノラ(投手:31歳)

ノラ投手は2017年から2020年にかけて安定した先発投手の1人と言えるでしょう。この期間フィリーズで106試合に先発出場し防御率3.23を記録しています。 2023年のポスト・シーズンでは最初の3試合で先発登板して3勝0敗、防御率0.96を記録しています。

候補となるチーム: カージナルス、ジャイアンツ、フィリーズ

6位~10位

6位:ジョシュ・ヘイダー(投手:30歳)

クローザーでFAとなる選手はデビッド・ロバートソン、クレイグ・キンブレルなど、実績のある投手がいますが、ヘイダー投手は4おそらく現時点で最高のリリーバーと言えます。 2023年は61試合に出場し防御率1.28を記録しました。メッツのエドウィン・ディアス投手は2022年オフに5年総額1億200万ドルという契約を結びましたが、ヘイダー投手もこの契約に相当する実力を持っています。

候補となるチーム:エンゼルス、フィリーズ、レンジャーズ

7位:ソニー・グレイ(投手:34歳)

グレイ投手はジェット・コースターのようなキャリアを送っています。サイ・ヤング賞を2回獲得した年もあれば、防御率4.90と5.69のという成績が振るわない年も経験しています。 直近のツインズでの2年間の成績は16勝13敗ですが、303回2/3イニングを投げて防御率2.90です。投手不足のチームにとっては魅力的な投手です。

候補となるチーム:ブレーブス、カージナルス、ツインズ

8位:ジョーダン・モンゴメリー(投手:30歳)

モンゴメリー投手はヤンキース、カージナルス、レンジャーズで94試合に先発出場し防御率3.48を記録しています。 2023年のトレード・デッドラインではマックス・シャーザー投手の獲得が注目されたが、モンゴメリー投手はレンジャーズでのレギュラー・シーズン11試合に先発出場し4勝2敗、防御率2.79という成績を残しています。 注目すべき点は、モンゴメリー投手はシーズン中にトレードされたため、クオリファイング・オファーの権利が無いため、獲得したチームはドラフト指名を奪われることはありません。

候補となるチーム:カージナルス、カブス、レンジャーズ

9位:J.D.マルティネス(DH:36歳)

マルティネス選手は2018年以降の5シーズンすべてでオールスターに選出されていますし、35歳の2023年でも素晴らしいシーズンを記録しました。大谷翔平選手の獲得レースに参加しているチームにとって獲得に失敗した場合には、マルティネスは再契約する可能性があります。

候補となるチーム:エンゼルス、ドジャース、メッツ

10位:マット・チャップマン(サード:31歳)

チャップマン選手はゴールドグラブ賞を2回獲得し打撃も安定しています。2021年と2022年の成績は落ち込みましたが、それでも2年とも27本のホームランを記録し、優れた三塁手としてプレーし続けています。2023年は本塁打総数は17本に減少したものの打率.330でした。 2023年シーズン・オフは三塁手のFA市場は人材が少ないため、チャップマン選手は好条件を得る可能性があります。

候補となるチーム:ブルージェイズ、ドジャース、ヤンキース

11位~20位

11位:ホルヘ・ソレール(OF/DH:32歳)

12位:クレイトン・カーショー(投手:36歳)

13位:エドゥアルド・ロドリゲス(投手: 31歳)

14位:イ・ジョンフ (センター:25歳)

15位:ルルド・グリエル・ジュニア(外野手:30歳)

16位:今永昇太(投手:30歳)

17位:テオスカー・エルナンデス(外野手:31歳)

18位:リス・ホスキンス(ファースト:31歳)

19位:ルーカス・ジオリート(投手:29歳)

20位:ヤリエル・ロドリゲス(投手:27歳)

(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)


    アンケートのお願い

    このページは、参考になりましたか?今後の改善のため、ご意見をお知らせください。

    件名