2024年のホームラン・ダービーのルールが変わります。
2023年のルールでは1回戦は1対1の対決でしたが、8年全員で競い上位4選手が準決勝に進出します。準決勝からは2023年と同様に1対1の対戦になります。1回戦のホームラン数により多い選手から第1シード~第4シードが決まり、第1シード対第4シード、第2シード対第3シードの対戦になります。もしホームラン数が同数の場合はより遠くまで飛ばした選手を上位とします。
投球数の制限
2023年は制限時間内に制限無くスイングをする事ができましたが、2024年は投球数の上限を設けます。1回戦と準決勝は3分、決勝戦は2分の時間の制限は2023年と同じですが、1回戦と準決勝は3分以内に40球まで(4.5秒に1球のペース)打つことができます。そして決勝は2分以内に27 球まで(4.44秒に1球のペース)打つことができます。
投球間に少し余裕ができましたが、平均4.5秒に1スイングのペースですので振り続ける必要があります。また投球数に制限がありますから投手役の人は安定した投球リズム、コントロールが要求されます。
ボーナス・タイム
2023年は全選手に30秒の延長時間が与えられました。さらに3分内に440 フィート(約143.1m)以上のホームランを 2 本打つと30 秒のボーナス時間 (合計60秒のボーナス時間) を獲得できました。
2024年は3分終了後に3アウトになるまで競技を継続できます。さらにこの期間内に425フィート(約129.5m)以上のホームランを打つと4アウトまで競技が延長されます。この延長期間に時間、投球数の制限はないようです。
アウトとは打球がホームランにならなかった場合にカウントされます。
タイムアウト
このルールは2023年と同じです。選手は競技中に45 秒間の休憩を1回取得できます。ただしボーナス・タイム中は休憩はとれません。
ホームラン数が同数の場合
1回戦はより遠くまで飛ばした選手を上位とします。準決勝、決勝は60秒競技を延長し決着をつけます。それでも同数の場合は 3回のスイングでホームラン数の多い方を勝者とします。 この3回スイングは決着するまで継続されます。
(※このコラムはこちらの記事を参考にしました。)