2024年はサンディエゴのペトコ・パークで観戦しました。ペトコ・パークでの試合観戦は2007年以来17年ぶりです。当時のパドレスはその年にサイヤング賞を獲得したジェイク・ピービー投手がエースでした。絶対的なクローザートレーバー・ホフマン投手や晩年のグレッグ・マダックス投手も在籍していました。ペトコパークも今年が開場20周年記念ですので本当に久しぶりの訪問です。
試合前の過ごし方
チーム・ストア
開門まではチーム・ストアで過ごします。ダルビッシュ投手、松井裕樹投手が在籍していますし、特徴のあるシティ・コネクト・ジャージも売られています。チーム・ストア入場時に荷物を持っていると入口横の棚に預けるようスタッフから指示がありました。棚ですロッカーではありません。扉も鍵もありません。スタッフが居ますが持ち去られるリスク満載です。ですから貴重品は持ち歩きましょう。
この日はプリゲーム・ツアーに参加します。ツアー参加者はこの日限定でチーム・ストアの買い物が10%引きです。同じ買い物をするならば、割引サービスを有効活用しましょう。$100の買い物ならば$10の割引、日本円で¥1,600。昼ご飯代が出ます。
クーラーが効いていますし、トイレも利用できます。試合前の時間をつぶす場所として利用しましょう。
歩行者天国のイベント
観戦日が土日でしたので、ホテルから球場までのガス・ランプ・クオーター周辺は歩行者天国で車道にはショップが並んでいます。また球場北側のJ・ストリートでもイベントが行われ飲食店を中心としたワゴン・カーなどが並んでいます。球場内での飲食は高額ですので、ランチをここで済ますと節約できます。ちなみにチーズ・ピザとペパロニ・ピザで$11.85(日本円で¥1,925)でした。これでも安い方です。
ペトコ・パークに入場
ペトコ・パークのセンター後方は公園でして、子供の遊び場、イベント・ステージ、売店も並んでいます。客席には行けませんが、このエリアには開門時間前でも入れます。週末ですので多くの人が入場していました。
ギブアウエイの日はもっと客足が早いのですが、両日ともギブアウエイ日ではありませんでした。
飲食もでき、のんびり座れる芝生もあり、子連れの方には公園や砂場もあります。ステージではアーティストがリハーサルを行っています。野球観戦以外にもリラックスできるスペースがここにはあります。スタジアム・ツアーのスタッフも自慢していましたが理解できる環境です。
観戦テクニック
ここで観戦テクニックを1つ。周知の情報ですので今さらですが、シーズン。チケットを持っているファンは30分早く球場内の座席に入場が許されています。この30分が重要な意味を持ちます。
グラウンドでは選手がアップしていますし、運がいいとビジター・チームのバッティング練習後半を見学できます。残念ながら7/14はデー・ゲームのためバッティング練習はありませんでしたが。
さらに言いますと選手からサインをもらうチャンスがあります。一般入場者がこのエリアにはいませんので競争相手が少なくサインをもらえる確率が上がります。この日はオールスター・ゲーム前の最終戦でしたから、選手はいつもよりサービスをしたのかもしれません。
シーズン・チケット? 購入したチケットをご覧ください。以下の写真左は一般チケッ’(7/13))ですが、右側はシーズン・チケット(7/14)です。シーズン・チケットには画面に「Member」と入っています。この画面をスタッフに提示するとシート・エリアへの入場を許可されます。
リセール・チケットにはシーズン・チケットが販売されている事があります。チケット購入の際にご検討下さい。
私のルーティン・ワーク
各地の球場の入場したら私には2つのルーティン・ワークがあります。
初観戦証明書
ファン・サービスの一環として殆どの球場では、初観戦証明書(First Game Certification)を発行しています。その名の通り初観戦を証明するものですが、チェックをしませんので誰でも入手できます。しかしIT化に伴い証明書もQRコードを読み取り自身でダウンロードする形式に変わっています。観戦チケットや初観戦証明書のコレクターに残念です。この証明書はゲスト・サービスで発行してくれます。
観戦パスポートに押印
もう1つのミッションは球場観戦パスポートにハンコを押すことです。スタンプ・ラリーと同じ仕組みで、30球場観戦時に現地球場でスタンプをもらいます。このスタンプはゲスト・サービスやチーム・ストアで頂くことができます。
このパスポートのおかげで現在30球場観戦コンプリート2周目に挑戦中です。
観戦シートの選択
観戦テクニック
チケットを購入する際には優先順位があります。価格重視(座席は問わないので最も安いチケット)、VIP席(レストランでの食事がついてバックネット席など)、ひいきチームのダッグアウト近くの席。
今回重視したのは日焼け回避、熱中症回避です。夏のデー・ゲームはもとより夕方開始のゲームでも太陽を浴びますし暑いです。これを回避する座席を選びました。7月13日の16:40試合開始のゲームは左中間の外野席、7月14日の13:10開始のゲームはバックネット裏後方の席を選びました。以下の写真の通り日には当たりません。チケット購入の際にWEBで球場の日当り具合を確認しましょう。
イベントの日
オールスター・ゲーム前の最終戦のこの日はサンディエゴらしく、ネイビー・デー(正式な名称ではありません)でした。
試合開始前にはネイビーにフィーチャーしたセレモニー、始球式、国歌斉唱を行い、開幕戦などで行うフライ・オーバーは戦闘機ではなくヘリコプターが飛び、客席には制服姿のネイビーが観戦しています。セレモニーはよく見えましたが、フライ・オーバーは日当りのしない屋根がせり出した席でしたので、実物は観えずビジョンのみでの目撃でした。この点では裏目に出ました。
試合はピッチ・クロックの導入でスピーディに行われ2時間半前後で終了しました。7/14の前半戦最終戦は松井裕樹投手が登板しました。
パドレスのフェルナンド・タティース・ジュニア選手、ブレーブスのロナルド・アクーニャ・ジュニア選手、スペンサー・ストライダー投手はILで、パドレスのダルビッシュ投手はNAのため出場しませんでした。観たい選手がことごとく出場できません。残念ですが仕方がありません。
このような17年ぶりの観戦でした。
(※2024年7月13日~14日にペトコ・パークを訪問)