物価高、円安時の旅行で工夫した事(2024年版)

2020年~2021年は新型コロナ・ウィルスの感染影響で海外旅行を控える方も多くいらしたと思います。2023年~2024年はアメリカの物価高と円安による旅行コスト増大の影響で旅行を控えている方も多いと思います。

筆者は2024年7月にアメリカに出かけましたが、2019年と比較し少なくとも2倍の旅費を支払ったと思います。できる限りの節約をしたつもりですがなかなかの出費です。ではどのような点で節約を試みたかをご紹介します。

食費の節約

持参メシ

自宅に災害備蓄用のごはん、おにぎりなどで消費期限切れが近いものがありました。これを6食分持参しました。これらは水があれば1時間で食べることができます。待ち時間を短縮するならばホテルの備品で湯沸かしポットがありますとお湯を沸かせますので約15分で食べられます。味噌汁、ふりかけ、味付けのりも持参しました。食品次第ではアメリカに持ち込めないものもありますのでご注意下さい。

朝食付きホテルの選択

筆者は会員である事からマリオット系のホテルを利用する事が多いです。系列ホテルにもクラス分けがあります。マリオットホテルのような高級ホテルは基本的に食事は別料金でレストランやルームサービスを利用することになります。そこで系列のエコノミー・クラスのホテル、例えばフェア・フィールドでは朝食は宿泊料金に含まれます。軽食しか用意されていませんが節約には貢献できます。

ホリディイン・アルバニーの朝食

スーパーマーケットの利用

持参メシでは空腹が満たせず、エコノミー・ホテルでは朝食のみの提供です。その場合はホテル近くのスーパーマーケットに行きましょう。手頃な食事ではカップ・ラーメン系ならばホテルの湯沸かしポットを利用し食べられます。冷凍食品ならばホテルに電子レンジがあれば食べられます。物足りない方は総菜やカット・フルーツを購入しても節約はできるでしょう。

筆者はサンディエゴではほぼ毎日ラルフズ(Ralphs)に通いました。チキンの総菜が$5、カット・フルーツが約$3、セール品のコーラ(約500ml)は6本で約$3でした。時間帯により日本のスーパーマーケットのように割引品も出てきます。

それでも$10の買い物で約¥1,600の出費です。

店名:Ralphs(ラルフズ)
住所:101 G St San Diego,CA 92101
サイト:こちらをご覧ください

クーポン券の利用

チケット購入時、会員の特典、ビジター・センターに置いてあるクーポン。意外と多くの割引サービスが存在します。そして意外と気づいていない方、面倒くさいから利用しない方もいらっしゃいます。節約をテーマに利用しては如何ですか? ただし割引の特典を得るため有料会員になる、興味のないツアーに参加するのは本末転倒です。賢く利用しましょう。

ペトコパーク

2024年の旅行で利用した主なクーポン券は2つです。まずサンディエゴのペトコパークに行きプリゲーム・ツアーに参加しました。このツアーに参加しますとチーム・ストアでの買い物が10%オフです。ただしこのディスカウントは当日のみ有効です。ツアーに参加する方はチーム・ストアでの買い物は当日に行いましょう。筆者はチーム・ストアで$14.33(¥2,328)の割引を受けました。

チーム・ストア

場所:ペトコパーク、チーム・ストア
住所:100 Park Blvd, San Diego, CA 92101 
スタジアム・ツアーのサイト:こちらをご覧ください

野球殿堂博物館

クーパースタウンの野球殿堂博物館の会員ですと、館内のギフト・ショップを利用した際に10%オフで買い物ができます。筆者は約$12の割引で買い物ができました。

野球殿堂博物館のギフト・ショップ

場所:アメリカ野球殿堂博物館のギフト・ショップ
住所:25 Main St, Cooperstown, NY 13326
サイト:こちらをご覧ください

つあー

ツアーの利用

筆者のポリシーは旅行の手配は個人で行う事でした。今回はポリシーに反して旅行の一部にツアーを組み入れてみました。ツアー自体でも節約はできたと思いますが、ツアー開始前後の3泊を同時に依頼してみました。通常料金は$534でしたが、$404で宿泊できました。つまり$130(約¥20,000.-)を節約することができました。

筆者は飛行機はスター・アライアンス系(主にユナイテッド航空)、ホテルはマリオット系にこだわっていました。会員になりポイントをためて、会員グレードを上げることで特典を得てきました。しかし新型コロナ・ウィルスの影響で会員のグレードが下がったり、特典旅行の条件が変更され有効利用のハードルが上がったように思います。つまりコロナ後は飛行機、ホテルのブランドにとらわれることなく情報を収集しました。多少の手間はかかりますが、自己防衛策の一助となりました。

皆様も旅行の際にはいろいろ試してみて下さい。旅行の醍醐味は開始前にも存在します。

後日談、筆者が今回の旅行の手配から帰国までの円ドルのレートは$1=¥158~¥161でした。帰国後に¥145程度まで円高が進みましたので$1=¥15程度の変動です。つまり$1,000を使った場合¥15,000少ない出費で済むことになります。通貨のレートはコントロールできませんが、タイミングが悪いなと思いました。

(※2024年7月11日~24日の2週間、サンディエゴとクーパースタウンを訪問)

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