2025年メジャー・リーグのスプリング・トレーニングが始まりました。mlb.comでは開幕戦のラインナップとローテーションの予想を発表しました。まずはアメリカン・リーグの東地区をご紹介します。
トロント・ブルージェイズ
先発野手の打順
1. ジョージ・スプリンガー、RF
2. ボー・ビシェット、SS
3. ウラジミール・ゲレーロ・ジュニア、1B
4. アンソニー・サンタンダー、DH
5. アレハンドロ・カーク、C
6. ダルトン・バーショー、CF
7. アンドレス・ヒメネス、2B
8. アーニー・クレメント、3B
9. ジョーイ・ロペルフィド、LF
バーショーが右肩痛で開幕戦に間に合うか微妙です。代わりにウィル・ワグナー先発を勤めるかもしれません。オリオールズから移籍したサンタンダーの加入で打線は強化されました。
先発ローテーション
1. ホセ・ベリオス、右投手
2. ケビン・ガウスマン、右投手
3. クリス・バシット、右投手
4. マックス・シャーザー、右投手
5. ボーデン・フランシス、右投手
菊池雄星投手が移籍し先発は右投手で占められています。2025年はシャーザー投手と契約したことで経験豊富なベテランの魅力的な力強さが加わっています。
ボルチモア・オリオールズ
先発野手の打順
1. ガンナー・ヘンダーソン、SS
2. ジョーダン・ウェストバーグ、3B
3. アドリー・ラッチマン、C
4. コルトン・カウザー、RF
5. タイラー・オニール、LF
6. ライアン・オハーン、DH
7. ライアン・マウントキャッスル、1B
8. ジャクソン・ホリデイ、2B
9. セドリック・マリンズ、CF
オリオールズはさまざまな組み合わせのライン・アップを組むことができます。タイラー・オニール選手は打線の中心で得点力を発揮する選手として契約したため、この打順が理にかなっています。
先発ローテーション
1. ザック・エフリン、右投手
2. グレイソン・ロドリゲス、右投手
3. チャーリー・モートン、右投手
4. ディーン・クレマー、右投手
5. 菅野智之、右投手
ケイド・ポビッチ投手とトレバー・ロジャース投手はオリオールズのローテーションでトップの左投手であるものの、開幕戦は左投手なしでシーズンを迎える可能性があります。読売ジャイアンツから移籍した菅野智之投手は先発ローテーションの5番目に組まれています。
タンパベイ・レイズ
先発野手の打順
1. ヤンディ・ディアス、1B
2. ブランドン・ロウ、2B
3. ジュニア・カミネロ、3B
4. ジョシュ・ロウ、RF
5. クリストファー・モレル、LF
6. ジョナサン・アランダ、DH
7. ダニー・ジャンセン、C
8. ジョニー・デルーカ、CF
9. テイラー・ウォールズ、SS
このラインアップは、ホセ・シリに代わってとデルーカがセンターに加わったこと、キャッチャーにジャンセンが勤めることを除けば、2024年シーズンを終了時のラインアップと変わりはありません。FAで加入したキム・ハソン(右肩手術)は2025年シーズンは故障者リスト入りしています。
先発ローテーション
1. シェーン・マクラナハン、左投手
2. ドリュー・ラスムッセン、右投手
3. ライアン・ペピオット、右投手
4. シェーン・バズ、右投手
5. タージ・ブラッドリー、右投手
レイズはトップ6の先発投手 (上記5投手とザック・リテル投手) で 5 つのポジションを争います。おそらく健康状態や仕上がり具合よって、シーズン開始時にどの先発投手がローテーションから外れるかが決まるでしょう。ほとんどの投手が過去に負傷したり、潜在的に負荷制限があったりします。
ボストン・レッドソックス
先発野手の打順
1. ジャレン・デュラン、LF
2. ラファエル・デバース、3B
3. アレックス・ブレグマン、2B
4. トリストン・カサス、1B
5. トレバー・ストーリー、SS
6. 吉田正孝、DH
7. コナー・ウォン、C
8. ウィリヤー・アブレイユ、RF
9. セダン・ラファエラ、CF
ブレグマンがレッドソックスとの契約に合意したことで、デバースが三塁手、ブレグマンが二塁手になる見込みです。トレードが噂されていた吉田正尚選手は6番DHと予想されています。
先発ローテーション
1. ギャレット・クロシェット、左投手
2. タナー・ハック、右投手
3. ブライアン・ベロ、右投手
4. ウォーカー・ビューラー、右投手
5. ルーカス・ジオリト、右投手
6. カッター・クロフォード、右投手
エースとして成長中のクロシェット投手をトレードで獲得し、ドジャースから移籍したビューラー投手がローテーションに貢献するでしょう。またアレックス・コーラ監督は、開幕からの3週間の過酷なスケジュールを考えますと先発ローテーションに6投手を起用する可能性があります。
ニューヨーク・ヤンキース
先発野手の打順
1. ジェイソン・ドミンゲス、LF
2. アーロン・ジャッジ、RF
3. コーディ・ベリンジャー、CF
4. ジャンカルロ・スタントン、DH
5. ジャズ・チザム・ジュニア、2B
6. ポール・ゴールドシュミット、1B
7. オースティン・ウェルズ、C
8. アンソニー・ボルペ、SS
9. DJ・ルメンヒュー、3B
2024年は7選手が交代でリードオフを務めましたが、新たな打順ではドミンゲスがリードオフの座に就く可能性があります。アーロン・ブーン監督は、ドミンゲスのスキルがリードオフによく合うと語っています。彼らはベリンジャーとチザムを打線の中心に配置し強打を期待しています。
先発ローテーション
1. ゲリット・コール、右投手
2. マックス・フリード、左投手
3. カルロス・ロドン、左投手
4. ルイス・ギル、右投手
5. クラーク・シュミット、右投手
6. マーカス・ストローマン、右投手
ヤンキースはオールスターに2回選出されたフリード投手をブレーブスから獲得し、強力なローテーションを組むことができます。コール投手は2024年開幕時は右肘の負傷で欠場しましたが、このオフ・シーズンは順調に過ごしたようです。ロドン投手は勝利数(16)と先発数(32)でキャリア最高を記録しておりますし、ギル投手は2024年のアメリカン・リーグ新人王です。ヤンキースは6人ローテーションを採用する可能性は低いためストローマン投手はトレード候補です。
(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)