球場でネットが張られている範囲 アメリカン・リーグ東地区

アメリカの野球観戦の醍醐味の1つ。スタンド最前列の高さがグラウンドの高さと差が小さく、ファウル・グラウンドも狭いので選手との距離が近く感じられます。より近く野球観戦が出来る事に加え、2017年以前はネットが張られている範囲が狭く、試合前に選手からサインをもらう機会に恵まれていました。しかし野球観戦中のファンに打球が当たり病院に搬送された上に訴訟にまで発展してしまいました。そこでアメリカ大リーグ機構は、2018年シーズン中にメジャー・リーグ30球団の本拠地の球場に防護ネットを敷設すると発表しました。ネットの敷設により選手からサインをもらう機会が減少したように思えます。

2018年の指導から7年が経過した2025年2月現在、各チームが公式HPで案内しているネットの敷設範囲を確認したいと思います。

ここではアメリカン・リーグ東地区の球場をご紹介します。ただし公式HPの情報が古い情報のままの恐れもあります。ご注意ください。

ボルチモア・オリオールズ

セクション6からセクション70の間にネットが張られています。つまりライト・ポール付近からレフト・ポール付近まで完全にネットで覆われています。サインをもらう難易度は高いです。

公式HPのシート・マップはこちらのサイトをご参照下さい。

ボストン・レッドソックス

フェンウェイ パークの防護ネットは、フィールド・ボックスのセクション9からセクション 79まで伸びています。ネットはおよそ12フィート8インチ(約386cm)の高さで、周囲全体にさまざまな高さで設置されています。3塁側はレフト・ポール付近までネットに覆われていますが、1塁側はライト・フィールド・ボックスのセクション1からセクション8まではネットに覆われていません。

公式HPのシート・マップはこちらのサイトをご参照下さい。

ニューヨーク・ヤンキース

防護ネットは右翼側のセクション11と左翼側のセクション29の間に設置されています。ネットの高さは以下の通りです。ライト・ポール付近、レフト・ポール付近の3~4区画はネットが張られていません。

エリア ネットの高さ
SEC18~SEC21B(バックネット) 31フィート(約945cm)
SEC17BとSEC22 11フィート6インチ(約350cm)
ダッグアウト上 9フィート(約274cm)
試合開始前は3フィート(約91cm)
SEC15AとSEC25 11フィート6インチ(約350cm)
SEC11~SEC14B 14 フィート(約427cm)
SEC26~SEC29 14 フィート(約427cm)

 

公式HPのシート・マップはこちらのサイトをご参照下さい。

タンパベイ・レイズ

トロピカーナ防護ネットはセクション101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126に張られています。

ただし2024年10月にハリケーン「ミルトン」が上陸しトロピカーナ・フィールドの屋根が吹き飛びました。そのため2025年のレイズの本拠地での試合はジョージ・M・スタインブレナー・フィールド(ヤンキースのスプリング・トレーニングの球場)で開催されます。以下のシート・マップはジョージ・M・スタインブレナー・フィールドです。

トロピカーナ・フィールドの公式HPのシート・マップはこちらのサイトをご参照下さい。

ジョージ・M・スタインブレナー・フィールドの公式HPのシート・マップはこちらのサイトをご参照下さい。

トロント・ブルージェイズ

公式HPの記述では「防護ネットは113Cと130C まで伸び、ファウル・ ポールの手前でカーブに向かって細くなっています。」です。130Cは137の誤りかもしれません。また公式HPのシート・マップの図解によりますと、ネットはライト・ポール付近、レフト・ポール付近まで張られています。

公式HPのシート・マップはこちらのサイトをご参照下さい。

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