アメリカの野球観戦の醍醐味の1つ。スタンド最前列の高さがグラウンドの高さと差が小さく、ファウル・グラウンドも狭いので選手との距離が近く感じられます。より近く野球観戦が出来る事に加え、2017年以前はネットが張られている範囲が狭く、試合前に選手からサインをもらう機会に恵まれていました。しかし野球観戦中のファンに打球が当たり病院に搬送された上に訴訟にまで発展してしまいました。そこでアメリカ大リーグ機構は、2018年シーズン中にメジャー・リーグ30球団の本拠地の球場に防護ネットを敷設すると発表しました。ネットの敷設により選手からサインをもらう機会が減少したように思えます。
2018年の指導から7年が経過した2025年2月現在、各チームが公式HPで案内しているネットの敷設範囲を確認したいと思います。
ここではナショナル・リーグ西地区の球場をご紹介します。ただし公式HPの情報が古い情報のままの恐れもあります。ご注意ください。
アリゾナ・ダイヤモンドバックス
防御ネットはセクション111～133に設置されています。高さ約30フィート(約914cm)です。ライト・ポール付近からレフト・ポール付近までネットが張られています。
公式HPのシート・マップはこちらとネットの記述はこちらのサイトをご参照下さい。
コロラド・ロッキーズ
防護ネットはセクション112～147の間に設置されています。つまりライト・ポール付近からレフト・ポール付近までネットが張られています。
公式HPのシート・マップはこちらのサイトをご参照下さい。
ロサンゼルス・ドジャース
防護ネットはホーム・プレートの後ろからベースラインのセクション40 (一塁側) とベースラインのセクション41 (三塁側) の端まで設置されています。ネット範囲はセクションによって異なります。ライト・ポール付近からレフト・ポール付近までネットが張られています。両翼のポール付近の1～2セクションネットが張られていない箇所があります。
公式HPのシート・マップはこちらのサイトをご参照下さい。
サンディエゴ・パドレス
防御ネットはすべてのレクサス・ホームプレート・クラブ、フィールドVIPの 101～106。完全な正方形のネット範囲はセクション109～110、角度付きネットは1塁側のセクション111～115と3塁側のセクション112～116 に設置されています。両翼のポール付近はネットが張られていないエリアがあります。サインをもらうならばこのセクションが候補です。
公式HPのシート・マップはこちらのサイトをご参照下さい。
サンフランシスコ・ジャイアンツ
防護ネットはセクション101～135の間に設置されています。ネットの高さと範囲はセクションによって異なります。つまりライト・ポール付近からレフト・ポール付近までネットが張られています。サインをもらう難易度は高いようです。
公式HPのシート・マップはこちらのサイトをご参照下さい。