【体験談】2025年旅行トラブル(レンタカー/ルーター編)

まず初めにタイトルに旅行トラブルと書きましたが、トラブルではなくむしろ学習編と言うべき内容です。
 

レンタカーについて

筆者は某レンタカーの会員です。年数回の利用ですがゴールド会員でもあります。入会費、年会費は無料ですから誰でも簡単に登録できます。利用回数や利用金額のノルマ、ハードルは特にありません。ゴールドの特典はありますが筆者の考える1番のメリットはあらかじめWEBで予約をしておけば、カウンターの手続きを行う必要はなく手間をかけずに出発できます。駐車場の掲示板に名前と利用する駐車スペースの番号が表示されておりキーも車内に置いてあります。カウンターでの英会話が不要です。
ただし営業所ごとにルールが少し違う場合があります。自動車のキーが車内に置かれていないケース。アルバニー空港ではキーを駐車場内のカウンターに取りに行きました。ジャクソン空港では事前予約にも関わらず空港内カウンターでスタッフから予約内容を確認の上、キーを受け取ります。筆者の経験ではこのケースが曲者です。スタッフはアップグレードを勧めてきます。今回のセールス・トークは以下の内容でした。
 
・一般乗用車は車高が低い、車高の高い方が景色が見渡せ快適ですよ。
・アップグレードの場合、あなたはゴールド会員だから特別に90%オフで提供できる。
・あなたは日本人だからトヨタの自動車を勧める。
 
提示された自動車はステップ・アップ・トラックでした。4人乗りで荷台があるタイプ。車幅は一般乗用車とほぼ同じですが、車長は1.5倍ほど。交通量の多い都市部では決して選択しません。筆者は自身の経験値を上げるためにあえてスタッフの提案に乗っかる判断をしました。では1週間のレンタルで感じたデメリットのみを紹介します。

・駐車スペースの少ない、もしくは狭い駐車場では苦労します。行儀よく駐車しない人も多いアメリカ、何度も切り返しをしないと駐車ができない、車を出せない目に遭いました。
・90%オフの罠。聞こえはいいのですが、割引価格でも一般乗用車よりも値段が高いです。保険料やTAXも自動車の基本料金をベースに計算されますのでこの点でも高くなります。

トラックでも一般乗用車と操作の面で大差はありませんでした。幸いにもトラブルはありませんでしたが車体が大きいので走行時の車線のはみだしには注意して走りました。運転に不慣れな方は手を出さない方が良いでしょう。

ルーターについて

筆者のスマート・フォンはコロナ前まではキャリアーはソフトバンクでした。アメリカ放題というサービスが提供されていましたから、アメリカ滞在時に別料金を払わずに通信ができましたし、通信網のカバー範囲も広く問題無く使用できました。通話料は発生しますが国際電話も利用できます。
コロナ後、大手のキャリアーは基本料金が高いので、格安SIM業者のLINEMOに契約を変更しました。ですがアメリカなど海外で使用する場合は以下の手続きが必要です。

・世界対応ケータイへ加入(WEBで対応)
・海外あんしん定額、海外パケットし放題などのプランに申込む(WEBで対応)
・スマホのデータ・ローミングをオンにする

このサービスを利用する場合、概ね1日¥2,000〜¥3,000の料金が発生します。同行者も格安SIM業者の契約ですので料金は2倍です。
これでは費用負担が大きくなるのでルーターのレンタルを検討しました。プランにより基本料金は異なりますが、ギガ使い放題のプランでも2人の使用では料金は約4分の1で済みます。よって今回はルーターの利用を選択しました。デメリットは筆者の契約では国際電話ができない事です。幸いにも同行者の契約では国際電話ができましたのでデメリットはカバーできそうです。

郊外での使用時に注意

都市部の利用はほぼ問題ありません。使用ギガ数を気にする必要はありませんしメール、WEB検索、Lineの利用に支障はありませんでした。筆者はノートPC、iPAD、iPhoneと3台持ちで出かけますのでこの点でもルーターは有り難いです。ホテルにはWIFIの環境が整っていますのでノートPCをルーター経由で通信することは殆んどありませんでしたが。あえて上げる難点は複数台で接続の場合、レスポンスが遅くなります。

今回の旅先でルーター経由で通信ができなかった場所がありました。ルーターがカバーしている範囲は広域ですが山間部や田舎道などでは電波が弱い、圏外になるケースがあるようです。筆者はまさにこの条件を満たしていました。クーパーズタウンでは高速道路を使用せず交通量の少ない田舎道を利用し他ため圏外。イエローストーンは平均標高が2,400mの高地ですが観光地ではあるものの都市圏ではありません。やはり圏外でした。クーパーズタウンもイエローストーンも何度か訪問しており道は熟知していました。ナビソフトに頼ることなく移動ができたので大きな問題はありませんでした。

日本と異なり最近のアメリカの自動車にはカーナビがついていません。自身のスマートフォンなどで地図アプリを使用します。初めての訪問地ではカーナビは必須です。訪問先の通信環境を事前調査の上、ルーターの使用、海外通信の契約を選択することを学びました。

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