エンゼルスタジアムで初めて観戦する場合、どこの座席を買っていいかすごく頭を悩ますと思います。そこで、エンゼルスタジアムの座席をまとめてみました。
エンゼルスタジアムは3層のスタジアムになります。
1階席は、100レベル、200レベル、2階席は300レベル、3階席は400レベルと500レベルになります。
1階から入場し、試合前は3階席のチケットでもコンコースは1周できます。
また外野エリアはフィールド近くまで行き練習を観ることはできますが、1階席の内野よりは、そのエリアのチケットを持ってないと行くことができないスタジアムになりますので、サインなど目的とした観戦の場合は、しっかり座席を選ぶ必要があります。
*球団がシーズンごとにチケットのカテゴリーを変えることがありますので、カテゴリー分けでのセクションは参考程度にご覧ください。
ダイヤモンドクラブ
ダイヤモンドクラブは、1階席のバックネット裏のセクション114から122の座席となります。このエリアは、座席の後方にレストランが付いております。
ブッフェ形式の食事を料金を払うことで楽しむことができます。
また入場ゲートもスイートなどと同じゲートから入れますので、プロモーションなどで配布されるボブルヘッド人形などはもらいやすい座席になります。
Diamond MVP
バックネット裏のダイヤモンドクラブのエリアの列C(最前列)は、Diamond MVPという名称が付いています。
Diamond Hall Of Fame
ダイヤモンドクラブの列D~Hのエリアは『Diamond Hall Of Fame』という名称が付いています。
Diamond Club
ダイヤモンドクラブの列J~Wのエリアは『Diamond Club』という名称が付いています。
ダイヤモンドフィールドボックス
ダイヤモンドフィールドボックスは、セクション109と127の前にある1列のみとなり、列番号は「AA」と表記されます。
このスタジアムでグランドレベルに張り出している唯一の座席になり、横は18席あります。
座席番号は、1塁側のホームプレートに近い座席は「1」、3塁側のホームプレートに近い座席は「18」です。
他のエリアの座席に比べるとかなり質のいい座席になっていて、座り心地も非常に良いです。
このエリアの入り口には係員がいるので、ダイヤモンドフィールドボックスのチケットを持ってないと入ることのできないエリアです。
またこのダイアモンドフィールドボックスのチケットを持っていると、バックネット裏にあるダイアモンドクラブレストラン&バーを自由に利用することができるという特典もついており、席が空いていれば、バーカウンターからも観戦することもできます。
フィールドMVP
フィールドMVPは、おおよそ、1塁側、3塁側のダグアウト上付近のエリアになります。
メジャーリーグのダグアウトは横に長いので、端の方は、ベース付近になることもあります。
ダグアウト上は列が削られているので、Row:Cが最前列になります。
Dugout MVP
3塁側のSEC:110から113、1塁側のSEC:123から126の列Cは、Dugout MVPという名称になります。
Field Hall of Fame
3塁側のSEC:110から113、1塁側のSEC:123から126の列DからHは、Field Hall of Fameという名称になります。
Field MVP
3塁側のSEC:109から113、1塁側のSEC:123から127は、Field MVPという名称になります。109と127はAからZ、110から113、123から126は、JからZとなります。
フィールドオールスター、フィールドボックス
セクション106から108、128から130が、フィールドオールスターのエリアです。といっても一番外野よりのセクション130や106はホームプレートは遠いですし、どちらかというと、外野手の選手の守備を見たい場合に選びたい座席のカテゴリーに入ると思います。
このエリアは、Aが最前列になります。一番後はZですので、約25列のエリアです。
フィールドボックスは、101から105、131から135のアウトフィールドの座席になります。
テラスレベル
テラスボックスは、1階席のフィールドボックスエリアの後方通路を挟んで約10列のエリアになります。
3階席の張り出しがあるので、上に屋根があるイメージになります。
雨の心配はほとんどないロサンゼルスのエリアで最も手ごわいのは、暑さ。
ナイターは問題ないですが、夏場のデーゲームは酷暑になることも。
一緒に行く相手があまり野球に興味がなく、しかも試合がデーゲームの場合は、無難に観戦できる座席かもしれません。
Terrace MVP
3塁側のSEC:210から213、1塁側のSEC:222から224は、Terrace MVPという名称になります。
Terrace All Star
3塁側のSEC:206から209、1塁側のSEC:225から228は、Terrace All Starという名称になります。
Terrace Box
3塁側のSEC:201から205、1塁側のSEC:229から233は、Terrace Boxという名称になります。
ドンフリオクラブ
エンゼルスタジアムのバックネット裏の中2階席にあるのがドンフリオクラブになります。基本的にはここは唯一の飲食込みの座席になります。
ドンフリオクラブは、A列、B列、C列の3列なります。
飲食は、食べ物は、食べ放題となり、料理ごとに担当者がいて盛ってくれます。
飲み物は、アルコール類は含まれず、ソフトドリンクのみになります。
このエリアは、あまりリセールチケットで出ることはありませんが、仮に出た場合、400ドルから800ドル前後になるような高額シートになります。
座席自体は、フィールドからは近くなく、球場全体を見渡すのには、見やすい座席ではあるものの、できるだけ選手を近くで観たいという場合は、目的から外れる可能性がある座席です。
クラブ席
2階席は、クラブレベルとなります。
スイートなどがあったりするように、1階席、3階席とはまた少し趣向が変わったエリアとなります。
選手を観るということを目的にする場合、クラブ席はやや遠くなります。しかし、クラブ席は、他の階層と違いこのエリアのチケットを所持しているファンしかコンコースも含めてアクセスができませんので、快適感は抜群に高いエリアになります。
Club MVP
3塁側のSEC:315から322、1塁側のSEC:330から337は、Club MVPという名称になります。
Club All Star
3塁側のSEC:309から314、1塁側のSEC:336から343は、Club All Starという名称になります。
Club Box
3塁側のSEC:301から308、1塁側のSEC:344から351は、Club Boxという名称になります。
3階席(400レベル)
ロウアーなどと付いているので、なれないと1階席かなと思うかもしれませんが、これは、3階席の前のエリアです。
座席表だと400レベルの座席となります。
大体10列ぐらいのエリアとなり、ROW:Aが一番前。
ロウアービューボックスは3階席の中でも外野よりなので、見やすいという座席の印象はありません。
また、エンゼルスタジアムは、座席ごとの係員のチェックが非常に厳しいので、3階席のチケットを持っていると試合前の練習を1階席で見るのは難しいかもしれませんので、ご注意ください。
Lower View MVP
SEC:411から426は、Lower View MVPという名称になります。
Lower View All Star
3塁側のSEC:408から410、1塁側のSEC:427から429は、Lower View All Starという名称になります。
Lower View Box
3塁側のSEC:401から407、1塁側のSEC:430から436は、Lower View Boxという名称になります。
3階席(500レベル)
ビューのエリアは、3階席の後方になります。4万5000人以上入るスタジアムの3階席ですので、一番上の方は、さすがに双眼鏡でもないと選手の顔は見えないイメージです。
3階席になると雰囲気を楽しむイメージになり、サインをもらう、選手を近くで見るという目的の場合は、少しかけ離れてしまいます。
View MVP
SEC:513から528は、View MVPという名称になります。
View All Star
3塁側のSEC:508から512、1塁側のSEC:529から533は、View All Starという名称になります。
Upper View
3塁側のSEC:501から507、1塁側のSEC:534から540は、Upper Viewという名称になります。
外野席
エンゼルスタジアムの外野席は、レフト、ライトと座席があります。ブルペンは、ビジター、ホーム共にレフトスタンドの方にあるスタジアムとなります。
センターはモニュメントがあるので、座席はありません。
比較的リーズナブルに買える座席ではありますが、日当たりが良好のため、デーゲームのご観戦は注意してください。
レフトフィールド・ファミリーパビリオン
レフトフィールド・ファミリーパビリオンは、レフト側の外野席になります。このエリアは、前にブルペンがあるので、一番前でもフィールド近くというイメージにはなりません。
ライトフィールド・パビリオン
ライトフィールド・パビリオンはライト側外野席の後方のエリアです。
座席表だと241から249のエリアとなり、座席は1席、1席独立していますが、日当たりが良いため、真夏は暑く感じそうです。
列の表示はアルファベットで、A、B、Cという順にフィールドから遠くなります。
ライトフィールドMVP
MVPが付いているので、なんかいい座席と思ってしまいそうですが、ライト側外野席の前方のエリアです。エンゼルスタジアムがライト側のフェンスが高くなっているので、このエリアからサインをもらうのは可能性が少ないと思われます。
同じ外野からの見え方でもフィールドボックスの135などは、フェンスが非常に低いので、サイン狙いならフィールドボックスです。
ダグアウトスイート
この席は「ダグアウトスイート」という座席になります。
良くテレビを見ているとバックネット裏の下のところで見ているファンを目にすると思います。
この座席はスイートルームの人数単位で仕切られており、実際のスイートルームは裏側にあります。シーズンシートホルダーを中心にスイートルーム単位で売り出されますので、基本的には一般には出回らないお席となります。ですが、スイートルームのオーナーが、余ったチケットを売りに出すことが稀にありますので、チャンスが無いわけではありませんが、知らないグループの人たちと一緒に座り、部屋を通り抜けるなど少し気を使うかもしれません。
野球観戦という観点では、決して試合が見やすいお席ではありませんが、ユニークな場所にある座席ですし、ネクストバッターズサークルの前のお席であれば選手が目の前で見れるなどの楽しみがあります。