メジャーリーグで特に西海岸のチームは5月から9月の日曜日のデーゲーム終了後に子どもがグランドに降りて、ベースを一周するキッズランベースを実施しています。試合終了後、ほやほやのグランドに立て、しかもベースを一周できるのは、子どもにとってはかけがえのない経験になると思います。
(2019シーズンでは、ロサンゼルス・エンゼルス、ロサンゼルス・ドジャース、シアトル・マリナーズが行っております)
基本的なこと
試合終了後に、ベースを1周するイベントになります。
参加できる年齢は、14歳ぐらいまでのお子さんになり、保護者も一緒にグランドまでは行けます(保護者は、ベースは走れません)。
デーゲームの日曜日のみの開催です。
試合終了後でないとできないため、延長が長引いた場合などはキャンセルになることもあります。
また天候に影響されることもあります。
基本的には、どのエリアのチケットでも参加できます。
集合場所などは各球場により異なりますので、必ず球場のゲストリレーションなどで確認してください。
*各チームにより開催期間が異なると思いますがエンゼルスの場合は2019シーズンは、5月26日から9月1日まででした。
実際体験をしてみました
2019年7月でエンゼルスタジアムで体験をしてみました。
エンゼルスタジアムのゲストリレーションズは、2019シーズンは、1塁側のライトに近いエリアのセクション131の付近にあります。そこで、どのように参加するのか確認します。
エンゼルスタジアムの場合、日曜日は、ゲート4とゲート5のエリアが、小さいスペースですが、子どもが楽しめるようなエリアになっています。
ゲストリレーションズでは、終了後、ゲート5に集合と言われましたが、球場の中からゲート5という表示は確認することはできません。
ゲート4とゲート5がセットのようになっており、ここが集合場所になります。
ゲート4とゲート5にある子どもが楽しめるエリア
試合前に行くと、この日はヤクルトを配布したり、ハイチューを配布したり(日本のようですね 笑)、後は、ボールみたいなものを投げて、選手のカードをもらったり、フェイスペイントをしたり、基本的にはすべて無料になります。
そんなに大きいスペースではないので、せいぜい15分、30分ぐらいで十分なエリアになります。
一応、参加される方は事前に場所を確認しておくだけでも行っておくほうがいいです。
キッズ・ラン・ベースへの参加
試合終了後にゲート4、5のエリアに行けばいいということでしたが、7回ぐらいに集合場所に行ってみました。すると、既に10人ぐらいの列ができています。
少し早いですが並んでみることにしました。
しかし、この日は、9回の表が終わっても同点の試合展開。
キッズ・ラン・ベースは、試合が終わらない限りは開催がなく、メジャーリーグは試合が終わるまでやるので、このまま同点だと参加できない可能性もあります。しかし列はちゃくちゃくと人が増えて行き、9回表を終わると100人以上はいる列になっています。
そして9回裏。劇的なサヨナラホームランが飛び出し、試合終了。
残念ながらサヨナラホームランは生では見れずという結果になりました(苦笑)。
劇的なサヨナラ勝ちだし、試合が終わってもまだまだ待つかな、と思っていたところ、10分ぐらいで列が動き出します。
結構早いですね(笑)
そのまま子どもと一緒に試合が終わりたてのほやほやのグランドへ。
なかなか試合の日のグランドには立てませんので、これは親のほうがテンションあがりますね(笑)
流れ作業のようにどんどん歩いていき、ホームベースまで行き、子どもだけホームベースからベースを1周してきます。
その間、親は、ベース付近で待って、子どもが来たら、3塁側からレフト側へ向かい歩き、スタンドを通り、外にでるという流れです。
まとめ
ちゃんと試合が終われば、スムーズにイベントが行われます。
エンゼルスの場合は、2列並ぶところができてしまい、入場も適当に始まってしまう感じでしたが、早く並んでいても少し遅くなることはあります。
入場から終わりまでは10分もありません。
ですので、列の後方になってもそれほど時間がかからないと思いますが、どうしても参加したいという場合は、心理的には早く並びたくはなります。
流れ作業のように進みますが、ちょっとした記念写真は撮れますので、動きながらささっとグランドで記念写真は撮ることはできます。
(ただ、いい写真を撮ろうとずーと一定の場所にとどまるのはマナー違反になると思いますので、この辺は、現地での状況を見ながらご判断ください)