セレモニー
定刻13:30にセレモニーは始まりました。冒頭では野球殿堂入りした選手で今回のセレモニーにかけつけたレジェンド達を先に紹介します。モニターに現役時代の映像を流し、輝かしい球歴をMCが紹介します。そしてMCが名前を呼ぶとレジェンドがステージセンターから登場するという演出です。
輝かしい功績をあげた人々ですので、どの人も凄い人たちです。登場すると大歓声があがるのですが、今回参加したレジェンドでひときわ大きな歓声を受けたのが、ハンク・アーロン氏、サンデー・コーファックス氏の2名だったと思います。お二人とも高齢にも係わらず聖地におもむき新メンバーを祝福し、ファンに元気な姿を見せてくれます。
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そして続いて今年2019年に殿堂入りした選手が同様に紹介され入場します。
殿堂入り新メンバー |
セレモニーの1コマ |
セレモニーの1コマ |
マイク・ムッシーナ |
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ハロルド・べインズ |
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ロイ・ハラデー |
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エドガー・マルチネス |
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リー・スミス |
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マリアーノ・リベラ |
この中でも一番歓声を集めたのはマリアーノ・リベラ氏だったと思います。記者投票で歴代初の投票率100%を記録し、セーブ記録保持者ですので当然ですが、ヤンキースに所属した選手は抜群の人気があるものの反面アンチ・ファンがいますので声援が二分するのですが、野球殿堂入りという神聖で特別なセレモニーであることと、リベラ氏の人柄が人気を高めたと思います。過去に球場でサインを頂いたのですが、その時の満面の笑みは今でも記憶に残っています。
開会の言葉に続いてアメリカ国歌斉唱ですが、今回は特別ゲストとしてヤンキースに所属したバーニー・ウィリアムス氏がギターを持って登壇。特のギター・テクニックでアメリカ国歌を演奏しました。プレゼンテーションの後半にもプレゼンターが交代する際にバーニー・ウィリアムス氏が再登場しセブン・イニング・ストレッチの定番「Take me out to the ball park」を演奏しました。これも心憎い演出ですね。
セレモニーは新メンバーが1人ずつプレゼンテーションを行います。冒頭にはモニターで殿堂入りした人物と親しい人物がVTRでコメントを送るという演出があります。新メンバーはご自身の野球人生に影響を与え支えて下さった人々への感謝の辞やエピソードを述べています。感極まって涙声になる人もいます。
不幸にも事故死したロイ・ハラデー氏の奥さんのプレゼンテーションは、主人を失った悲しみを抱えながらも支えて下さった人々への感謝を懸命に話していた姿が印象深いものでした。
マリアーノ・リベラ氏のプレゼンテーションでは途中で会場のカメラに切り替わりモニターには、デレク・ジーター氏、ホルヘ・ポサーダ氏、ティノ・マルチネス氏などヤンキース時代の同僚も祝福にかけつけていました。