【更新】WBC2023ファースト・ラウンドの順位決定方法(イタリアが日本と対決)

Aグループが大混戦になっています。5チーム全てが2勝-2敗で並んだ場合のグループの順位を決定するルールをご紹介します。

ファースト・ラウンドの順位決定方法

以下のルールで順位が決定します。

1. グループの5チームの勝率順で順位が決定します。
 Aグループ全チームが2勝2敗の場合、全チームの勝率が5割です。順位付けができません。

2. 勝率が同じチームが2チームの場合は直接対決の勝者が上位になります。
 5チームが同じ勝率ですので、ここでも順位付けができません。

3. 勝率が同じチームが3チーム以上の場合は、同率のチーム間での勝敗で順位を決定します。
 例えば3チームの場合に2勝0敗、1勝1敗、0勝2敗ならば順位は決定しますが、全5チームが2勝2敗ですので、ここでも順位付けができません。

4. 上記3で同率のチーム間での失点率で順位を決定します。失点率は総失点数を守備でアウトにした総数で割った値の小さいチームが上位になります。(通常1回は3アウトですが、サヨナラ勝ちの場合1回が0アウト~2アウトのいずれかのケースに該当します。)

※イタリアがこのまま7-1で9回表(3アウト)で試合が終了した場合の順位は以下の通りです。

このままのスコアの場合1位通過の日本はイタリアと対戦します。大谷翔平選手対デビッド・フレッチャー選手が実現するかもしれません。

東京・ラウンド

【更新】イタリアがオランダに7-1で勝ちました。キューバが1位通過、イタリアが2位通過で3/16に日本はイタリアと対戦します。

【更新】以下の表に一部誤りがありました。訂正させて頂きます。

チーム 総失点(A)

総アウト数(B)

失点率
(A)÷(B)
順位
キューバ 15 108 0.139 1
イタリア 17 108 0.157 2
オランダ 19 102 0.186 3
パナマ 21 105 0.2 4
台湾 31 105 0.295 5

※Aグループはサヨナラ・ゲームはありませんでした。つまり34回(イニング)=102アウト、35回(イニング)=105アウト、36回(イニング)=108アウトで計算されます。

5. 上記4で同率のチーム間での自責点率(防御率)で順位を決定します。自責点率は自責点数を守備でアウトにした総数で割った値の小さいチームが上位になります。(通常1回は3アウトですが、サヨナラ勝ちの場合1回が0アウト~2アウトのいずれかのケースに該当します)
 
6. 上記5で同率のチーム間での直接対戦での打率の高いチームを上位とします。

7. 上記6で同率の場合は抽選によって決定されます。

(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)

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