2023年3月18日にローンデポ・パークで行われたWBC2023 準々決勝アメリカ対ベネズエラ戦の5回裏にベネズエラ代表の1番バッター ホセ・アルチューベ選手がアメリカ代表のダニエル・バード投手からデッドボールを受けました。アルチューベ選手は退場し検査を受けた結果、右親指を骨折しており手術を受けることになったようです。この退場が影響したのでしょうか？ ベネズエラ代表は逆転負けを喫しました。
WBCのみならず2022年のワールド・チャンピオン アストロズはレギュラー・シーズンでアルチューベを失う事になりました。復帰時期は未定です。
【更新】復帰まで約2ヶ月の見込みです。
アルチューベ選手はアストロズで1番を任されており走攻守にバランスのとれたリードオフマンであり、チーム・リーダーでもあります。アストロズにとっては大打撃です。なぜならアストロズで13シーズン目を迎えるアルトゥーベは、2022年に打率.300、28 本塁打、57 打点、18 盗塁、103 得点、OPS.920 という成績を残しアストロズを優勝に導きました。ワールド・シリーズでも打率.307、OPS.849とチームに貢献しています。
2022年のレギュラー・シーズンにフィリーズのブライス・ハーパーもデッドボールを受け親指を骨折し 2 ヶ月間欠場しました。復帰後に活躍しチームをナショナル・リーグのチャンピオンに導きました。当初WBC2023にも出場を表明していましたが、体調を優先し出場を辞退しています。アルチューベ選手も復帰まで時間がかかりそうです。
2022年にアルチューベ選手以外で1番を打ったのはジェレミー・ペーニャ選手とチャス・マコーミック選手です。彼らが1番を担う事になるのでしょうが、ラインナップ全体に響きます。セカンドのポジションにはユーティリティ・プレーヤーのマウリシオ・デュボン選手、デビッド・ヘンズリー選手が候補です。
メジャーを代表するメッツのクローザー ディアス投手に続いての残念なケガによる離脱。国を代表して出場するWBC。全ての試合で一瞬の気も抜けません。全ての試合がワールド・シリーズのテンションで臨みます。残り試合は少ないのですが全選手ケガなくWBCを終えて元気な身体でチームに戻って欲しいです。
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