ここ数年MLBでブームになっているのがホームラン・セレブレーションです。今では30チームの3分の1以上が行っています。MLB.comではこのセレブレーションのランキングを発表しています。審査基準はありませんので、個人的な判断に基づくものでしょう。
2023年のパフォーマンスのランキング
1位:マリナーズ
トライデント。フォークに似た三つ又形状のモリをかざします。ギリシア神話の海神ポセイドンが持つ三叉の矛として知られる。
2位:エンゼルス
日本の武士がかぶる兜。WBCで活躍した大谷翔平選手の象徴として採用されたとも言われています。
3位:ホワイトソックス
ギャング・ジャケット。シカゴのマフィアをイメージしたのでしょうか。エルヴィス・アンドラス選手の発案だそうです。
4位:ナショナルズ
パウダー・パワー。中世ヨーロッパの貴族のようなかつらを着用します。ワシントンのチームですので歴代の大統領の髪形を想像させます。プレジデント・レースとも関連しておりテーマに一貫性があります。
5位:ツインズ
フィッシング・ベスト。アイス・フィッシングは、ミネソタのレジャーです。ツインズが本塁打の後に着用するフィッシング・ベストには、リールとロッドが付いています。
6位:レッドソックス
ウェイトリフティング。ホームランを打てば気持ちが強くなります。その強さを誇示するためにこのパフォーマンスはマッチしているでしょう。吉田選手の日本でのパフォーマンスがレッドソックスで採用されているのは面白いです。
7位:パイレーツ
剣士。中世ヨーロッパの剣士をイメージさせます。パイレーツというチーム名にも合っています。
8位:タイガース
ホッケー・ヘルメット。デトロイトの人々はホッケーが大好きです。以前、デトロイトのレッド ウィングスは25シーズン連続でプレーオフに進出していました。
9位:ブルワーズ
チーズ・ヘッド。チーズ・ヘッドはウィスコンシン州の文化の切り離せない部分であるため、ブルワーズが採用するのは驚くことではありません。
10位:レッズ
バイキング・ヘルメット。ルイス・セッサ選手がジェイク・フレイリー選手に「バイキングのように見える」と発言したため始まったようです。シンシナティは内陸でバイキングとは無縁ですが。
11位:パドレス
笑顔パフォーマンス。パドレスはシンプルです:彼らはダッグアウトで笑顔の写真を撮ります。
12位:アスレチックス
ラクロス・マスク。キャッチャーのマスクのようですがラクロスのマスクです。オークランドはラクロスが有名ではありませんが。
13位:ロイヤルズ
グラディエーター・マスク。 ロイヤルズは王冠がトレード・マークですが、ここまでくるともうコスプレです。
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