破壊力抜群のブレーブス打線 その理由は⁉

近年優勝争いを繰り広げているブレーブス。2023年もブレーブス打線は充実しています。

ブレーブスの打力

主な打撃成績

2023年8月9日(アメリカ時間)時点でホームラン数で2位のドジャースを32本上回りメジャー1位です。 長打率、OPSもトップ、打率と出塁率も2位の打力です。驚くべきことにブレーブスは初回の得点が110点でメジャーをリードしているだけではなく、30位のメッツ36点の3倍以上を初回に稼いでいます。先手必勝です。

Statcastの数値

近年選手のパフォーマンスを表現する Statcast の測定でも測定ハードヒット率、打球の初速度、バレル・レートもメジャートップです。 (ハードヒット率は歴代1位です。) 強打者は三振も多いのですが、2022年シーズンは三振率はメジャーで3番目に高かったのですが、2023年は23番目と三振率も減らています。

wRC+の数値

FanGraphs の加重ラン数プラス (wRC+) でもリーグ平均を100と設定すると少なくとも95wRC+ の生産性を持つ打者を見てみましょう。 7番打者のエディ・ロサリオ選手はツー・プラトンの外野手ですが、20ホームランを達成する可能性が高いです。このロサリオ選手がブレーブスで11番目のパフォーマンスの打者であることからブレーブスの強さが理解できるでしょう。

9番打者のパフォーマンス

一般的に下位打線は打力が劣りますが、ブレーブスの9番打者(5月下旬以降は主にマイケル・ハリス2世選手)はOPS.812を記録しています。 この数値は30球団の9番打者でトップであるだけでなく、他の29チームの先頭バッターの20人よりも優れています。 20球団の先頭バッターよりもブレーブスの9番バッターの方が生産性が高いと言えます。

打線の深み

ロナルド・アクーニャ・ジュニア選手はナショナル・リーグのMVP争いでトップの選手であり、本塁打、打点、長打率でリーグ・トップのマット・オルソン選手もいます。ショーン・マーフィー選手、オースティン・ライリー選手、オジー・アビーズ選手もオール・スターに出場するレベルの選手です。

もし少数のスター選手だけでプレー・オフに進出できるのであれば、直近の10年間にトラウト選手、プホールズ選手、大谷選手を擁するエンゼルスは10月に試合をしていたはずです。違いは、ブレーブス打線には存在する打線の深みです。2023年にレギュラーのショート、ダンズビー・スワンソン選手がカブスに移籍しましたが、後任のオーランド・アルシア選手はオールスター・ゲームに出場するほど打線をカバーしています。

平均以上の打者を多く擁するチームに注目します。先発9選手は100打席以上を記録しておりますし2023年はアクーニャ選手、オルソン選手、アルビーズ選手、ライリー選手は全試合で先発出場しています。平均以上の打力を持ったレギュラーが固定されている点もブレーブスの強さです。

生産性の高さ

1920年以降の全チームを調べますと2023年のブレーブスの現時点の成績よりも、非生産的な打者の打席に占める割合が低いチームは1984年のタイガースだけです。開幕戦から35勝5敗でスタートし、最終的に104勝しています。

タイガース:5% (1984年)
ブレーブス:8% (2023年)
レッドソックス:10% (2003年)
カブス:10% (1937年)
オリオールズ:10% (1985年)

ブレーブス打線は10選手のうち9選手以上は平均を上回る選手が打席に立っています。これは打線に穴が無いことを意味します。そして現在のブレーブスの打線は過去100年で最も強力なライン・ナップとも言えます。

2023年のライン・ナップを3選手ずつ3グループに分けてみましょう。 アトランタ下位打線(7番~9番打者)はロサリオ選手、アルシア選手、マーセル・オズナ選手、ハリス選手の組み合わせで構成されることが多いのですが長打率.450を記録しています。これは過去のメジャー下位打線では最高記録です。ちなみに4番~6番打者の長打率は.510、1番~3番打者の長打率は.529です。 

2023年のブレーブスは2番目に長打力のあるレンジャースを30ポイント以上上回っています。 30球団平均長打率.413を85ポイントも上回っています。

1920年以来の長打力プラス

OPS+ と同様に長打力の平均が100としますとブレーブスの長打力は120です。

ブレーブス:120(2023年)
ヤンキース:119(1927年)
 レッドソックス:115(1977年)
 レッドソックス:115(2003年)
(短縮された2020年を除きます。)

このように2023年のブレーブスにはスター選手が揃っていますし、レギュラー・クラスの選手で構成される打線には深みがあります。 なるほどブレーブスが強い訳です。

(※このコラムはこちらの記事を参考にしました。)

スタジアム

チャンピオンスタジアム(アトランタ・ブレーブス 1997年から2019年)

トゥルーイスト・パーク(アトランタ・ブレーブス)

アトランタ・ブレーブスの楽しみ方

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MARTA 切符の買い方(アトランタの交通)

MARTAのアプリをインストールする(Atlanta MARTA)

Truist Parkへの行き方(公共交通機関)

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ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港

ブレーブス・オールスター・グリル(Braves All Star Grill)

アトランタ・ブレーブスQ&A

UBERの利用方法を教えて下さい。

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