デトロイト・タイガースは、同じアメリカン・リーグ中地区のミネソタ・ツインズに4年間所属していた前田健太投手と2年契約で合意したと報じられました。契約金額は2,400万ドル(約36憶円)と報じられていますが、未確認であり、また身体検査の結果を待っている状態です。
.@tigers, Kenta Maeda reportedly agree to 2-year deal, per https://t.co/Z3s2EphcSH's @Feinsand. pic.twitter.com/xKPU8Y00o3
— MLB (@MLB) November 27, 2023
35歳の前田投手の復活を信じての契約です。2023年シーズンにトミー・ジョン手術から復帰した前田投手は、ツインズで21試合に出場し6勝8敗、防御率4.23という成績でした。
勝 | 負 | 防御率 | 試合数 | セーブ | 投球回 | 奪三振 | WHIP | |
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2023年成績 | 6 | 8 | 4.23 | 21 | 0 | 104.1 | 117 | 1.17 |
MLBトータル | 65 | 49 | 3.92 | 190 | 6 | 866.1 | 951 | 1.14 |
前田は7年間のメジャー・リーグで2度目の負越しを喫しましたが、104回1/3イニングで94安打、28与四球、117奪三振でした。 スタット・キャストによると、9イニングあたり2.4与四球、10.1奪三振という数字はキャリア平均よりも優れていました。これはMLB投手のトップ25%に入る数字です。
タイガースとの対戦
タイガースとの2023年の対戦は以下の通りです。
6月23日
5イニングを3安打無失点、2四球、8奪三振でした。スプリッターを投げた11球中空振りが5回、スライダーを投げた14球中空振りが7回でした。
8月10日
6回3安打1失点という好投でしたが敗戦を喫しました。1失点はライリー・グリーンの本塁打でした。
8月16日
6日後のミネソタ戦では、タイガースがライリー・グリーンとスペンサー・トーケルソンの本塁打を含む4回7安打3失点でした。
2023年のシーズン、前田投手のスプリッターの被打率はわずか.182で、奪三振率は35パーセントでした。対照的に2020年と2021年に最も多用したスライダーは本塁打10本、長打率.550、空振り率27.6%と最低の奪三振率でした。2024年シーズンはどのように投球を組み立てるのでしょうか?
今後の契約次第ですが、前田投手はタイガースのローテーションの最年長になるかもしれません。他の多くの投手は20代です。 タイガースのローテーションに君臨していたベテラン、エドゥアルド・ロドリゲス投手は、オフシーズンの初めに契約をオプトアウトした後、フリーエージェントとなっています。
(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)