2025年イチロー氏の野球殿堂入りの期待が高まっています。それに呼応するようにアメリカ野球殿堂博物館では2025年7月に日米野球交流の歴史に迫る特別展示の準備を進めています。これは同館にとって初の試みです。
この企画展は、イチローが野球殿堂入りの資格を得る2025年に合わせて行われます。世界中の野球ファンから「イチロー」の愛称で 親しまれている彼は、日本人選手として初めての 殿堂入りとなるでしょう。
展示内容
この企画展は野球殿堂博物館の3階で開催され、約170平方メートルの展示スペースに、太平洋を越えた日米の野球交流史に迫るストーリーを4つの側面から紹介します。展示コーナーのエリアは未定です。
テーマ1
1905年に日本の野球チームとして初めてアメリカ遠征を行った早稲田大学野球部をはじめとした日本チームの歴史。
テーマ2
1907年に日本で初めて試合を行ったアメリカ・チームをはじめ、1934年にベーブ・ルースが来日した球史に残る日米野球をはじめ、日本を巡ったアメリカチームの歴史。
テーマ3
ラリー・ドビー、ウォーレン・クロマティ、ランディ・バースをはじめとする、アメリカから海を渡り日本で活躍した選手たちにまつわる歴史。
成功した例として、ランディ・バース氏、ウォーレン・クロマティ氏、マット・マートン氏、ボビー・バレンタイン氏らが挙げられます。
テーマ4
1964年に日本人として初めてMLBでプレーした村上雅則氏をはじめ、1995年の野茂英雄氏、その後に続いた日本人選手たちの功績と歴史。
村上雅則氏(1964年~1965年)や野茂英雄氏(1995年~2005年、2008年)が大リーグへの扉を開け、イチロー氏(2001年~2019年)、松井秀喜氏(2003年~2012年)、松坂大輔氏(2007年〜2014年)のヒーローたちの活躍に導きました。その道は、現在のダルビッシュ有投手(2012年~)や大谷翔平選手(2018年~)にも繋がっています。
(※このニュースはこちらのサイトを参考にしました。)