アメリカの首都ワシントンDC。
NHLのワシントン・キャピタルズが栄光を勝ち取り、そしてついに2019年にMLBでもナショナルズも栄冠を勝ち取りました。またNBAでは2020年に八村塁選手が加入しましたので今注目の都市がワシントンDCです。
ワシントンは、日本から直行便も飛んでいますのでアクセスしやすい街の1つになります。計画では2020年秋には空港からダウンタウンまで地下鉄が開通する見込みですので、これが開通すれば非常に便利になるワシントンDC。
ワシントン・ダレス空港への地下鉄乗り入れは2020年9月か?
ワシントンDCは、スミソニアンの国立自然史博物館、国立航空宇宙博物館、ナショナルギャラリーなど美術館、博物館などがすべて無料など、魅力が満載で旅行の日程が何日あっても足りない街かもしれません。
州 | ワシントンDC |
タイムゾーン | イースタン |
日本との時差 | -14時間(サマータイム時は-15時間) *サマータイムは3月の第二日曜日から11月の第一日曜日までとなります。 |
ワシントン・ダレス国際空港からダウンタウンへ
空港から中心部へのアクセス方法としては、以下の方法があります。
タクシー
ダレス国際空港からダウンタウン中心地への行き方として一番便利なのはやはりタクシーだと思います。ただ問題はポイントは、タクシーがフラットレートではない点、後は、ワシントンDCの中心地は渋滞がひどいという点で、時間が読めないということです。
料金的には、下車する場所にもよりますが60ドルから80ドル前後というところになるでしょうか。時間もスムーズに行けば40分前後、時間がかかれば1時間以上とかなり幅が必要です。
UBER
UBERを配車することもできます。
UBERの場合、メリットは、配車時に価格が確定することで、渋滞でも配車時の料金が変わることはありません。
2019年現在では、乗り場はわかりやすいですが、UBERの場合、配車場所はひんぱんに変わります。問題は到着後にどこで配車すればいいかという点でしょうか。こちらも料金に幅があります。50ドル前後から80ドル前後になると思います。
シルバー・ライン・エクスプレスとシルバー・ライン
多少、旅慣れた人であれば、この組み合わせがいいかもしれません。
シルバーラインエクスプレスとは、空港からシルバー・ラインの始発駅(中心地行き)である「ウィウハル・レストン・イースト」駅まで行くバスのことです。
ここまでくれば、シルバーラインに乗って中心地まで行けます。
ワシントンDCの地下鉄は比較的わかりやすいので、乗り換えも駅をしっかり覚えておけばそれほど苦ではありません。ポイントは、地下鉄はパスを買うことです。
これに尽きます。ワシントンDCの地下鉄は、このパスを買っておけば、何も考えずに、カードをスイカのように使えますが、1区間、1区間を買おうとすると、駅を把握しなければならないオフの時間帯とピークの時間帯で値段が違うとかなり複雑です。ですのでパスを買いましょう。
パスは、1日、3日、7日間とありますが、7日間のパスは少し複雑なので、5日から7日の滞在でも、3日間のパスを2回買うほうが簡単です。
2日間の滞在でも3日パスがよいです。1日パスというのは、中心地に泊まり、帰りはタクシーで空港に行くことが事前に決まっている場合はそれでいいのですが、到着日に観戦し、翌日移動という場合でも地下鉄を使うのであれば3日間パスを一度買えば事足ります。
とにかく大事なことは、スムーズに乗車し移動できる環境というのがこのパスのメリットです。パスを買うことで金額的に得をするためではありません。
滞在日数を考慮し一度購入すれば乗り放題で、料金のチャージなどの心配から回避できます。面倒なことから解放されるのが大事であり、スポーツやコンサートなどのイベントを観戦、観覧する人は、少なからずイベント終了後の券売機は混みますから、それを回避する環境を作っておくことが大事です。
MLBオールスターゲーム観戦を検討にあたり (2018年:この記事にもホテル、交通情報を掲載しています。) |
ワシントン地下鉄 Smart Trip カードの購入方法(2018年) |
市バス5Aを使う
メトロバス(市バス)が中心地の2か所と空港を結んでいます。
しかし、この移動手段は初めてワシントンDCを訪れる方や、海外旅行に慣れていない方いはお勧めしません。
空港近辺のホテルに宿泊し手荷物が少ない状態でダウンタウンを目指す人には乗り換えなく行けることがメリットと言えるでしょう。また中心地に入ると渋滞がありますので、時間もかかりることを想定してください。
MLBオールスターゲーム観戦を検討にあたり (2018年:この記事にもホテル、交通情報を掲載しています。) |
メトロのサイトでバスの運行を確認 |
また、中心地の2か所のバス亭は、一般的には宿泊しないエリアになりますので、降りてからが少し戸惑います。
Rosslyn駅は、降りれば、ペンタゴンシティ方面にはすぐ行ける駅です。
硫黄島記念碑へ行くのに最寄りの駅ではあり、駅周辺はビジネス街ですが、この辺に宿泊する人はあまりいないと思います。
L'Enfant Plaza駅もこの駅周辺にはホテルはないので、降りてから地下鉄乗り換えになります。
最も難点は、バスを使うのには、現金が必要で、お釣りが来ません。
料金は2019年時点で、7.50ドルですが、到着時にクォーターを持っている人は、何度かアメリカに来たことがある人以外はないと思います。
8ドルあれば、お釣りなしでもいいなら乗れますが、料金の支払い方をしても、初めての人が使うべきものではないかな、という乗り物です。