スコット・ローレン氏がアメリカ野球殿堂入り

2023年のアメリカ野球殿堂入りの記者投票が行われスコット・ローレン氏の加入が決定しました。ノミネートされた28人の候補者の中で殿堂入りに必要な得票率75%に達したのはローレン氏のみでした。

ローレン氏は2018年に殿堂入りしたチッパー・ジョーンズ氏以来の三塁手です。ローレン氏は、フィリーズ、カージナルス、レッズ、ブルージェイズでプレーしました・カージナルス時代には田口壮氏と同僚でワールド・チャンピオンにも輝きました。

初めてノミネートされて以来6年目に殿堂入りを決めたローレン氏、過去の得票率の推移は以下の通りです。

2018年:10.2%
2019年:17.2%
2020年:35.3%
2021年: 52.9%
2022年: 63.2%
2023年: 76.3%

1年目の投票で得票率が15%未満だった人で殿堂入りした人はいませんでした。つまりローレン氏は最初の人物です。ボンズ氏、クレメンス氏、シリング氏などのスーパー・スターが昨年でノミネートの対象から外れたことも少なからず影響しているのかもしれません。

ローレン氏の現役時代の主な記録

守備

ローレン氏は8回のゴールド グラブ賞を受賞しました。打者としても主砲クラスでしたが守備も長けていました。三塁手としてはブルックス・ロビンソン氏 (10 回)、マイク・シュミット氏 (10 回)、ノーラン・アレナド選手 (10 回) に次ぐ歴代 4 位の受賞回数です。

攻撃

ローレン氏は、ヒットを2,000本、ホームランを300本、二塁打を500本記録しています。この記録を達成しているのは歴代で35人です。(2022年時点)通算記録としては、打率.281、OPS.855、本塁打316、二塁打517、打点1,287でした。オールスターにも7回出場しています。

投票結果

殿堂入りするには292票が必要でした。このラインを越えたのはローレン氏唯一人です。トッド・ヘルトン氏、ビリー・ワグナー氏も注目されていましたが、ヘルトン氏は11票、ワグナー氏は27票届きませんでした。ただしヘルトン氏は2022年の得票率52%から72.2%に、ワグナー氏も51%から68.1%に伸ばしています。2024年の殿堂入り候補と言えます。

アレックス・ロドリゲス氏も票は伸びませんでした。ジェフ・マクニール・ケント氏は今年が10年目でしたので来年の候補者リストから外れます。

スコット・ローレン:297票、76.3%
トッド・ヘルトン:281票、72.2%
ビリー・ワグナー:265票、68.1%
アンドルー・ジョーンズ:226票、58.1%
ゲイリー・シェフィールド:214票、55%
カルロス・ベルトラン:181票、46.5%
ジェフ・ケント: 181 票、46.5% (投票最終年)
アレックス・ロドリゲス:139票、35.7%
マニー・ラミレス:129票、33.2%
オマール・ビスケル: 76票, 19.5%
アンディ・ペティット:66票、17%
ボビー・アブレウ:60票、15.4%
ジミー・ローリンズ:50票、12.9%
マーク・バーリー:42票、10.8%
フランシスコ・ロドリゲス:42票、10.8%
トリイハンター:27票、6.9%

なお投票率5%未満だった以下の人々は、今後の候補者から除外されます。

ブロンソン・アロヨ:1票、0.3%
R.A. ディッキー:1票、0.3%
ジョン・ラッキー:1票、0.3%
マイク・ナポリ: 1 票, 0.3%
ヒューストン・ストリート: 1票、0.3%
マット・ケイン:0票、0%
ジャコビー・エルズベリー:0票、0%
アンドレ・イーティエ: 0 票, 0%
J.J. ハーディ: 0 票, 0%
ジョニー・ペラルタ:0票、0%
ジェレッド・ウィーバー: 0 票, 0%
ジェイソン・ワース:0票、0%

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(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)

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