新ルール・ピッチ・タイマーで試合終了したケース

2023年のレギュラー・シーズンからルール変更がある事は既にお知らせしました。そして今年のオープン戦から新ルールに基づいて試合が行われておりますが、パドレスのマチャド選手が違反第一号となりました。

2023年MLBで導入(変更)されるルール

2023年MLB新ルールに関する情報

そして2023年2月25日(現地時間)にクールトゥデイ・パーク行われたブレーブス対レッド ソックスの試合ではピッチ・タイマー・ルールにより試合を決することになりました。

9回裏、2アウト満塁、フル・カウントの場面でブレーブスの打者カル・コンリー選手はピッチ・タイマーのルールに抵触したために、主審のジョン・リブカ氏は、自動的にストライクがコールされ三振。6対6の引き分けで試合終了になりました。(※試合のスコアはこちらをご覧下さい)

ピッチ・タイマー・ルール

2023年シーズンに実施されているルールでは、バッターはバッター・ボックスに入り8秒以内に打撃の体勢に入らなければなりません。またキャッチャーは、ホーム プレートのボックス(キャッチャーの定位置)に9 秒以内に入っている(立っている、しゃがんでいるに関わらず)必要があります。

レッドソックスのリリーフ投手ロバート・クウィアトコフスキー投手は投球の準備ができていましたが、ピッチタイマーが8秒に達したとき、キャッチャーのエリ・マレロ選手が手首付近の何かを調整していました。これによりカウント3-2から自動的にボール1がコールされ四球になったと思ったコンリー選手は一塁に移動しようとしました。コンリー選手の判断はキャッチャーが9秒以内に準備が出来ていないのでペナルティーはキャッチャーに課せられたと思ったようです。

しかし主審のリブカ氏は打者のコンリー選手が8秒以内に打撃の体勢に入らなかったと判断しコンリーにストライク1。つまり三振をコールし結果、試合は6-6の引き分けで終了しました。

短い時間にさまざまな判断をしなければならないので、審判、選手、監督、ベンチ・スタッフは気を遣わなけばなりません。極論考える間もなく打者も投手も捕手もルールに違反しないように体勢を整えなければなりません。

試合時間の短縮は大きなテーマですが、間のスポーツと言われる野球の在り方が変わってきますね。

(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)

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