2007年から2011年のフィリーズの全盛期。その中心選手はジミー・ロリンズ、チェイス・アトリー、ライアン・ハワードですが、このチームのエースはコール・ハメルズでした。
ハメルス氏は生まれ育ったサンディエゴのパドレスと契約し、2023年8月4日に正式に引退を発表しました。 39歳の左腕は2021年11月に受けた肩の手術からの復帰を目指していましたが叶いませんでした。
通算成績は163勝122敗、防御率3.43、WHIP1.18を記録し、2008年のワールドシリーズではMVPを獲得しました。
2008年
ハメルス投手が在籍していなければ、フィリーズは2008年のワールドシリーズで優勝することはできなかったでしょう。
ポストシーズンに先発出場した5試合で35イニングで4勝0敗、防御率1.80という成績でワールドシリーズMVPとナショナル・リーグ・チャンピオンシップのMVPを獲得しました。
劇的なフィナーレ
ハメルスは2015年7月25日、リグレー・フィールドでのカブス戦でノーヒッターを達成しましたが、これがフィリーズでの最後の先発でした。6日後にトレードでテキサス・レンジャースへ移籍しました。
2010年NLDS
ハメルスは2009年のシーズンは苦戦しました。 ワールド・シリーズ第3戦でも低調なパフォーマンスでした。第7戦で名誉挽回を望むもその機会に恵まれませんでした。しかし翌2010年ハメルズは、2010年10月10日のナ・リーグのリーグ・チャンピオンシップの第3戦のレッズ戦で完封勝利で圧倒的なパフォーマンスを見せました。そしてこの試合でフィリーズは3年連続のナ・リーグ優勝を決めました。
グレープフルーツ・リーグのデビュー
2004年3月5日、タンパで行われたヤンキース戦で20歳のハメルズがグレープフルーツ・リーグでデビューしました。この試合ハメルスは2イニングを無失点で終えました。 デレク・ジーターをチェンジアップで空振り三振に仕留めると、アレックス・ロドリゲスをチェンジアップ、トニー・クラークチェンジアップで空振りで抑えました。
(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)