2025年 野球殿堂入りイベント参加の予習!(Legends of the game Roundtable)

2025年1月にアメリカ野球殿堂入りする人物を選ぶ投票が行われます。いよいよイチロー氏が候補者リストに登録されます。イチロー氏が残した成績、獲得したタイトルから殿堂入りは確実であり、むしろマリアーノ・リベラ氏以来、2人目の満票獲得なるかが注目されています。

野球殿堂入りした新メンバー祝うイベントが毎年7月に行われます。例年、過去に殿堂入りしたレジェンド達も30名以上、このイベントに参加しファンと一緒にイベントを盛り上げ、楽しみます。

Hall of Fame weekend

イベント名:Hall of Fame weekend
会場:クラーク・スポーツ・センターダブルディ・フィールド野球殿堂博物館など(アメリカ ニューヨーク州 クーパースタウン)
開催時期:7月下旬週末(2025年は7月25日(金)~28日(月)に開催)

では数あるイベントから今回は「Induction Ceremony」をご紹介します。

Legends of the game Roundtable

イベント名:Legends of the game Roundtable
会場:ダブルディ・フィールド
開催時期:2025年7月28日(月) 10:30
公式HP:https://baseballhall.org/hofwknd/legends

イベント概要

Hall of Fame weekendのイベントで筆者がお気に入りなのがLegends of the game Roundtableです。前日のInduction Ceremonyはフォーマルな式典ですが、こちらはカジュアルなトーク・ショーと言えます。登壇者は新しく殿堂入りしたメンバーのみです。イベントの所要時間は約1時間、MCが質問をし登壇者が答えるという形式です。アジェンダはあるのでしょうが、ジョークを言ったり、話が脱線する場面があったりと楽しいイベントです。

MCがリードし登壇者とトークを展開(2024年)

2019年はマイク・ムッシーナ氏がマリアーノ・リベラ氏のスキン・ヘッドをいじるコメントをしファンは爆笑していました。2024年のトッド・ヘルトン氏のコメントでは選手時代の松井稼頭央氏とのエピソードも紹介していました。

Legends of the game Roundtableの一コマ(2019年)

裏話など公式な場では話さない内容盛りだくさんで聞き応えがあります。このイベントは有料であり、チケットは野球殿堂博物館の会員のみが購入できますのでまさにプレミア・チケットです。前日のイベントは何万人ものファンが集結しますが、こちらは数百人と希少価値があります。

チケットを購入する

このイベントに参加するにはあらかじめチケットを購入する必要があります。そしてチケットを購入するには野球殿堂博物館の会員になる必要があります。会員はどのレベルの会員でも購入できます。この2つのハードルを越える必要があります。

野球殿堂博物館の会員になる

・個人会員(Individual) : こちらからお申し込み下さい。(年会費$60)
・他のレベルの会員:こちらからお申し込み下さい。(※ページ下方のMembership Levelsからご希望のレベルを選んで申し込みます。)

会員のレベルは以下の記事をご覧ください。

【まとめ】野球殿堂博物館の会員のメリット

Legends of the game Roundtableのチケットを買う

・チケット費用:$10/枚(クレジット・カードで買えます)
・申込方法:ネット(2025年分はまだ公開されていません。追って掲載します。)もしくは電話(607.547.0397)で購入可能です。
(※2024年の販売サイトはこちらでした。)

MLBの試合はデジタル・チケットですが、このイベントはペーパー・チケットです。

Legends of the game Roundtableのチケット(2019年)
Legends of the game Roundtableのチケット(2024年)

どこに座って聞くか?

イベント会場はダブルディ・フィールドです。古い球場の一塁側スタンドにファンが座り、一塁ベース付近のグラウンドにステージが設けらています。座席は自由席で早い者勝ちです。

Induction Ceremonyではステージと距離が離れており、登壇者の表情は見づらいです。ステージ横のモニターを見るか、双眼鏡を通して見るかです。しかしこちらのイベントは登壇者との距離が近いので表情が良く見えます。

スタッフがチケットをチェック

スタンド前方(下段)

ステージに近い前方を選びますと、登壇者との距離が近い点がメリットです。2024年も前方から埋まっていく感じでした。ただしネットが視線を遮りますのでちょっと観ずらく、着席したまま写真を撮るとネットと被るというデメリットがあります。

下の写真はスタンド上部から撮影しました。スタンド中段まで降りますと金網が邪魔になります。

ステージとスタンドの間の金網(レンズをZoomして撮りました。)

スタンド後方(上段)

前方よりはグラウンドまでの距離が遠い点がデメリットです。体格の良い外国人が前に座ると背が低い人には、頭が邪魔になる点もデメリットです。反面、登壇者とネットが被らないので見やすく、座ったまま写真が撮れる点がメリットです。トークはマイクを通して聴けますのでこの点は前方、後方は関係ありませんん。

フェンスとの被りを避け後方席をチョイス(2024年:Zoomしていません。)

自由席ですので席の移動は可能です。とは言えイベント開催後の移動は迷惑になりますので、開催前にベスト・ポジションを探しましょう。

写真を撮る

写真撮影、動画の撮影も禁止されていません。イベント前、イベント中、イベント後とシャッター。チャンスは多々あります。

イベント前、イベント後

ネットと一列目の座席の間には通路があります。座席を確保したら、ネットまで降りていき、ネットの上から写真を撮ります。新しく殿堂入りしたメンバーがバックネット付近から入場するシーン、メンバー同士が雑談するシーンなどリラックスした様子を撮影しましょう。

スタンド最前列前のネットの上から撮影

イベント中

イベント中は立ち上がったり、席を移動するなどの迷惑行為は避けましょう。従いまして写真撮影も優先順位が高い人はスタンド最上段に座る事をお勧めします。一番後ろの席は手を上に伸ばしても迷惑にならないベスト・ポジションとも言えます。

スタンだ最後方席から撮影

客席の様子(2024年)

参加したファン達
スタンド席の様子
スタンド席の様子

持参推奨品

当日の天候次第ですが、好天時には帽子、ペットボトルの水分、クーリング・タオル日焼け止めを用意しましょう。屋外の芝生エリアですから虫刺され対策の薬も検討して下さい。スタンドには屋根がありません。直射日光や雨から逃れる事はできません。

※会場ではドリンクを販売していません。ダブルディ・フィールドに隣接したショップで(The Wood Bat Factory Batting Rangeなど)購入して下さい。

バッティングセンターで販売しているホットドッグ

雨天でもイベントは開催されます。折りたたみ傘は後ろの人の視線を遮る可能性がありますので、ポンチョの持参が無難だと思います。

トイレ

1時間のイベントですのでトイレの心配は無用かもしれません。トイレはダブルディ・フィールドの左横にありますのでご安心下さい。

Doubleday Fieldで新設されたトイレ
Doubleday Fieldで新設されたトイレ

入り待ち出待ち

ダブルディ・フィールドの入り口付近で入り待ち出待ちをするファンがいました。殿堂入りしたメンバーは自動車で移動しますのでサインなどの接触はできないと思います。

入り待ち出待ちの風景

2025年のアメリカ野球殿堂入りメンバーの発表は1月ですが、イチロー氏の加入はほぼ間違いありません。一生に一度のこのイベントに参加するかを検討するための情報として閲覧頂けましたら幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)


    アンケートのお願い

    このページは、参考になりましたか?今後の改善のため、ご意見をお知らせください。

    件名