MLBの個人賞は、11月14日に新人王が発表され、マリナーズのロドリゲス選手とブレーブスのハリス選手が受賞しました。
そして、11月15日は、最優秀監督賞が発表されました。
アメリカンリーグの最優秀監督賞
今年のアメリカンリーグの最優秀監督賞は、中地区優勝に導いたクリーブランド・ガーディアンズのテリー・フランコーナ監督が自身3度目(2013年、2016年、2022年)の受賞となりました。
テリー・フランコーナ監督(CLE)112ポイント(1位票17、2位票9)
ブランドン・ハイド監督(BAL)79ポイント(1位票9、2位票9、3位票7)
スコット・サービス監督(SEA)43ポイント(1位票1、2位票8、3位票14)
テリー・フランコーナ監督(ガーディアンズ)
ガーディアンズの監督として10年目の今季、92勝70敗の成績を残しガーディアンズを中地区優勝に導きました。
アメリカンリーグの中地区は、シーズン前の予想では、ホワイトソックスとツインズの優勝争いになると思われていました。
しかし、シーズンが始まるとガーディアンズは予想外の健闘を見せ、特にレギュラーシーズンの後半の8月中旬以降は中地区の他のチームを圧倒。
終わってみれば、11ゲーム差で中地区を制覇しました。
チームのスター選手と言えば、野手はホセ・ラミレス選手、投手はシェーン・ビーバー投手ぐらいでしたが、新人王のファイナリストに残った25歳のスティーブン・クワン選手をはじめ、42セーブを挙げた24歳のエマニュエル・クレース投手、11勝をあげた25歳のトリストン・マッケンジー投手、打率.297、本塁打17本、盗塁20を記録した24歳のアンドレス・ヒメネス選手など若手を大きく飛躍させました。
出身国 アメリカ
生年月日 1959年4月22日 (63歳)
ナショナルリーグの最優秀監督賞
今年のナショナルリーグの最優秀監督賞は、2016年以来のポストシーズンにメッツを導いたバック・ショーウォルター監督が受賞しました。
バック・ショーウォルター監督(NYM)77ポイント(1位票8、2位票10、3位票7)
デーブ・ロバーツ監督(LAD)57ポイント(1位票8、2位票4、3位票5)
ブライアン・スニトカー監督(ATL)55ポイント(1位票7、2位票5、3位票5)
バック・ショーウォルター監督(メッツ)
ニューヨーク・メッツの指揮官として101勝という1986年のワールドシリーズ制覇以来の好成績を残しました。レギュラシーズンの最後は息切れをして、東地区のタイトルはブレーブスに譲りましたが、2016年以来のポストシーズンに導きました。
バック・ショーウォルター監督自身、1994年ヤンキース、2004年レンジャーズ、2014年オリオールズで最優秀監督賞を獲得しており、今回が4度目の受賞となりました。4度の受賞は、トニー・ラルーサ、ボビー・コックスと並び3人目の快挙となります。
出身国 アメリカ
生年月日 1956年5月23日 (66歳)